必殺!フォーメーション・ヤマト!!
昨年、『ウルトラマン80』(1980)のスカイハイヤーのプラキットを発売したHMAの最新作は、やっぱり『80』! 満を持して発売された主力戦闘機・シルバーガルのプラキットは、劇中描写通りに機体が分離可能。合体形態で飾ってよし、α号・β号で「フォーメーション・ヤマト」ごっこに興じてもよし、の快作に仕上がっている。作例は本誌2024年10月号でスカイハイヤーを担当した不破優が引き続き担当。パネルラインにシャドウを入れた“80’sスタイル”で完成させている。
▲シルバーガルは、地球防衛軍極東エリアが配備するUGMの複座式主力戦闘機。最大の特徴として分離機能を有しており、機体上部が高速戦闘機α号に、機体下部がS-VTOL(短距離垂直離着)を持つβ号となって別個に飛行可能。その分離機能を活かしたコンビネーション攻撃「フォ̶メーション・ヤマト」で、再生怪獣サラマンドラや変身怪獣アルゴンを操る宇宙船との戦闘を有利に進めている
▲キットのキャノピーは無色透明のクリアーパーツ製。作例はガイアカラー 蛍光ブルーグリーンで青みがかった色に塗装
▲β号側の主翼には可動式のローターファンが。ファンを前後に向けることができる
▲推進器はすべて別パーツで造形されており、精密感はバッチリ!
▲α号側の主翼は前進状態、後退状態の2種類のパーツからどちらかを選んで接着する。作例は好みで前進翼を取り付けた
▲素組みと比較。キットは単色成型のため塗装する必要はあるものの、当時の撮影用プロップを参考にしているだけあって形状再現度はピカイチなので、ぜひ愛とこだわりをもって塗装してあげたい
▲不破優製作のスカイハイヤーとの2ショット。現代になって手頃なサイズ感のUGMメカが立て続けにプラキット化されるという幸せ。ここまで来ると、残るUGMメカの立体化にも期待してしまうが…?
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© 円谷プロ