⚫マシニーカ新素体・Block2シリーズ
昨年発売のBUSTER DOLLシリーズより、メガミデバイスの素体マシニーカに新規格が登場した。もともと可動や造形が非常に優れていたマシニーカだが、組み立てやすさや扱いやすさなども含めて全面リニューアルしている。改めてその詳細をチェックしていこう。
▲ こちらがBlock2のM素体。一見したシルエットの印象は大きく変わっていないが、手はプラ成型となって塗装や加工が容易になり、脚の合わせ目がなくなって素組みでも見映えが向上するなど、嬉しいアップデートが各部に施されている。関節部にはPOM素材を多用し、充分な強度とグリップ力を確保
▲ 肩の基部が前に動く構造自体はそのままに、背中の形状がより自然に。基部自体も平面的な回転軸からボールジョイントになってひねりが入るようになっている。また首は二重ボールジョイントになり、うなじにあった可動軸がなくなって見映えがアップした
▲ 胴体の可動フレームは脱着できるようになった。組み立てや整形がしやすいだけでなく、可動部が破損しても交換が容易。また現状のBlock2素体採用メガミでは、パーツ換装で素体モードとコスモードに変更することができる
▲ 可動面の進化が著しいのが股関節。左右の軸が別々に前後スイングと引き出しができる。繊細な構造だがPOM素材を活用しており強度面も不安はない。また股下の隙間がほぼなくなり見映えもアップ
▲ 脚はヒザと足首関節が外せるようになり、塗装やメンテナンスなど利便性が向上。ヒザ関節は左右の組み間違いを防ぐ刻印が入っている。またBUSTER DOLLナイトではこの構造を活かして足首を逆に付け替えるようになっており、カスタマイズにも有益に働いている
▲ Block2素体搭載のBUSTER DOLLシリーズ。武装パーツが多層構造になっているのが特徴。2025年3月時点では4機種が発売されており、それぞれにダークカラーのバリエーションもある
▲ M素体よりひと回り小さなS素体を採用したPUNI☆MOFUシリーズ。メガミデバイス全体で見ても一際小柄である。M素体の構造をまったく変えずにサイズダウンしており、Block2素体としてはなんら遜色がないのも驚異的
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