ストームキャスト・エターナル「“贖いし者”トルヌス」作例をご紹介!翼部分を2本の塗料でスピーディーに美しく仕上げる【WE LOVE Warhammer】
2025.04.14AMAZING WARHAMMER【ゲームズワークショップ】 月刊ホビージャパン2025年5月号(3月25日発売)
スピードペインティングで魅せる美しき翼
“贖いし者”トルヌス
Tips記事と連動して、完成作例を見せていくのが「Warhammer Amazing Works」。今回は、先の記事でお手軽ノンメタリックメタル塗装のTipsをご紹介した「“贖いし者”トルヌス」の作例をお届けしよう。本キットは美しい翼が特徴的。この翼をスピーディーかつ美しく仕上げる方法を中心に見ていこう。

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“メタリック塗料を使わないメタリック塗装”「ノンメタリックメタル塗装」のお手軽テクニックをご紹介!「ウォーハンマー」ペインティングTIPSスタート【WE LOVE Warhammer】
ゲームズワークショップ ノンスケールプラスチックキット
ストームキャスト・エターナル:
“贖いし者”トルヌス
製作・文/武蔵
ストームキャスト・エターナル:“贖いし者”トルヌス
●発売元/ゲームズワークショップ●7300円、発売中●約10cm●プラキット
燃えるような翼を2本の塗料で染め上げる!
本キット最大の特徴である翼。こちらの美しいグラデーションはなんとたった2本の塗料と筆塗りで表現されている。今すぐにでも真似できる技法なので、ぜひとも参考にしてほしい。
コントラストとコントラスト メディウム

インペリアル・フィストで染める

翼の先は混ぜ物なしのインペリアル・フィストを塗り重ねる

技あり!
コントラスト・メディウムでぼかす

完成!

銀色の鎧に金装飾、そして燃え盛る羽根など見どころいっぱいなミニチュアを引き立てるため“ノンメタリックメタル塗装”を楽しんでみました。難しいテクニックを楽に再現するため、便利なコントラストカラーをメインに白サフからの“染め塗り”を多用。
ノンメタ金はコントラストカラースタート、ノンメタ銀はレイヤーカラーからの薄い色スタート。それぞれそこからのコントラストカラーでの陰影染め塗りを行い、ノンメタで必須な“影”部分を再現。シェイドカラーよりも凹凸にバッチリ効くカラーを専用メディウムで濃度コントロール。比較的簡単に「ノンメタ必須な光と影」を再現しやすくなります。あとは白でトップハイライトを描くように意識して完成。
燃え盛る羽根は白サフ下地を有効に活かしてまずは黄色コントラストで染めつつ、先端を濃いめに染めて、専用メディウムで中間をぼかしていくと自然なグラデーションが再現しやすいです。もちろん他の色でも再現しやすいテクニックです。
コントラストカラーと専用メディウムを上手く使って無限の筆塗りを楽しんでください。

ゲームズワークショップ ノンスケールプラスチックキット
ストームキャスト・エターナル:
“贖いし者”トルヌス
製作・文/武蔵
ストームキャスト・エターナル:“贖いし者”トルヌス
●発売元/ゲームズワークショップ●7300円、発売中●約10cm●プラキット
次回は太陽卿レオントゥスの作例とさらなるTipsを公開。「ストームキャスト・エターナル:“贖いし者”トルヌス」のHow to記事も掲載中。こちらも要チェック!
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武蔵(ムサシ)
オリジナルガレージキットを手がける「クラフトパーソン」の代表でもある。