『ガンダムSEED FREEDOM』版エターナルを20年前のEXモデルのキット2個イチで製作!
2025.03.24FFMH-Y101 エターナル級MS運用専用母艦 エターナル【BANDAI SPIRITS 1/1700】 月刊ホビージャパン2025年4月号(2月25日発売)
■新生・エターナル
『ガンダムSEED FREEDOM』より、登場シーンは少なかったもののストーリー上重要な役目を果たしたザフト艦「エターナル」を製作しました。それにしてもエターナル、色からしてクライン派の象徴のような艦船だったのに、映画では意外な登場の仕方でびっくりしましたね〜。しかも搭載機があの2機とはっ! 泣〜!! これは気合いを入れて作らねばバチが当たりますなぁ!
映画用のCGモデルを見ると、緻密なディテールの他に格納庫ハッチや武装、細部の形状までかなりの変更が加えられているのがわかります。しかも作例製作用にいただいた資料には「パースあり」と記載がありメリハリの効いた細身のシルエットで、赤い船体と相まってまさに「炎の不死鳥」のイメージ! これはもう「パースあり」だろうが何だろうが、これを作らなくては映画版エターナルじゃないですな!
■大胆に! 繊細に!
使用キットは往年の名作「EXモデル」。これを贅沢にも2個使って長く伸びた美しいシルエットを再現します。船体は格納庫付近で輪切りにして、2個目のキットから切り出したブロックをはさんで延長します。船体部分はテーパーが付いていたり曲面になっていたり複雑で、カットの位置決めは悩ましいところですが、一番段差の少なそうな箇所を探して大胆に切っちゃいましょう。そして、軸がずれないよう慎重に切断面を擦り合わせてドッキング。ちなみにここは複雑なので、仮接着したあとで分解して、部品ごとに改めて本接着&補強・裏打ちし、削り込んで整形していきます。
主翼も同様に2個イチで延長しますが、こちらは余裕を持たせて切断し、ビーム砲座がきれいに並ぶように少しずつ削って合わせていきます。各所のディテールはCGモデルを参考にしつつ、好みも加えて彫りや貼りで追加。肩が凝るものの、これが一番楽しい作業であります!
■渋いピンク艦
最近はフレッシュサーフェイサーなる便利なものがありまして、過去は難物だったピンク塗装もグレーの上からでも楽に塗れる時代になりました。ありがたや、ありがたや〜。ということで今回は白にグレーに、ほとんどサーフェイサーベースでのカラーリングです。ピンクはそのフレッシュサフにキャラクターレッドやMSシャアレッド等を加えてトーンの違う3色を用意し、パーツ単位で塗り分けてみました。
スミ入れはタミヤエナメル、マーキングはジャンクデカールから適当なものをチョイスして貼っています。最後にツヤと濃度を調整したスーパークリアーグレートーンで軽くグラデをかけて、渋めにまとめて巨大感を出しています。
■お約束!
EX艦船モデルのお楽しみであるミニMSですが、今回はもちろんあの2機ですね! ライトニングバスターガンダムは前回製作したアークエンジェルの付属のものを使用。デュエルブリッツガンダムは本キットのプロヴィデンスを使用。それぞれバックパックや武器を自作するなどして製作しました。

BANDAI SPIRITS 1/1700スケール プラスチックキット “EXモデル”エターナル使用
FFMH-Y101 エターナル級MS運用専用母艦 エターナル
製作・文/木村直貴
EXモデル エターナル
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●3850円、発売中●1/1700、約17cm●プラキット
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ⓒ創通・サンライズ
木村直貴(キムラナオキ)
工作&塗装ともにミリタリー要素を取り入れたディテールアップを得意とするエースモデラー。和歌山在住の大正琴師範代。