HOME記事ガンダムガンダム3機の特性を持つ”最狂”の機体襲来!「ブーストレイダーガンダム」をプロポーション調整&ディテールアップで進化させる【機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE】

ガンダム3機の特性を持つ”最狂”の機体襲来!「ブーストレイダーガンダム」をプロポーション調整&ディテールアップで進化させる【機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE】

2025.03.21

GAT-XX370 ブーストレイダーガンダム【BANDAI SPIRITS 1/100】 月刊ホビージャパン2025年4月号(2月25日発売)

3機の“G(ガンダム)”の能力を併せ持つ“襲撃者(レイダー)”! 自分好みに微調整しつつクリーンフィニッシュで仕上げる

 ついに完結を迎えた、『機動戦士ガンダムSEED』と『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の狭間となるC.E.72の時代を描く公式外伝『機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE』(KADOKAWA刊)。本作最後にして最“狂”の敵として、主人公タツミ・ホーリらの前に立ちはだかったブーストレイダーガンダムが、プレミアムバンダイ販売アイテムとしてキット化を果たした。キットは「フルメカニクス レイダーガンダム」を基に、新規パーツを交えつつ特徴的な形状を再現。すでに2次受注生産分の受付も終了しており、2025年4月発送予定となっている。
 今回のキットレビュー作例はRe-taが製作を担当。キットの良さは活かしつつ、若干のプロポーション修正&ディテールアップを行いつつ、丁寧な作り込みで完成度を高めて仕上げた。

機体解説 GAT-XX370 ブーストレイダー

 大西洋連邦がGAT-X370 レイダーをベースに開発した可変MS。“第2期GAT-Xシリーズの3機の集約”をコンセプトにしており、開発プロジェクトはブルーコスモスに属する軍需企業の主導で進められた。高い万能性を誇る一方、操縦は極めて難しい。パイロットはテロ組織「アンティファクティス」のリーダーであるジョエル・ジャンメール・ジロー。


型式番号:GAT-XX370
全高:18.25m
重量:98.50t
装甲材質:トランスフェイズ装甲
武装:125mm 2連装高エネルギー長射程ビーム砲「シュラーク」、腕部クロー「ザラストロ」×2、エネルギー偏向機構「ゲシュマイディッヒリージョン」、88mmレールガン「エクツァーン」×2、52mm超高初速砲×2、頭部増設光学兵器ユニット「ミーミル」、100mmエネルギー砲「ツォーン」
パイロット:ジョエル・ジャンメール・ジロー

▲レイダー、カラミティ、フォビドゥンの3機の特徴を盛り込んだ禍々しいキメラ的なフォルムがキャッチー。機体色はGAT-333 レイダー制式仕様を想起させるブルー系統のものとなっている。劇中ではブルーコスモスのゆがんだ思想を持つジョエルとともに、2機のエクリプス相手に死闘を繰り広げた
▲リアビュー。バックパックの翼は基部が新規パーツとなっており、レイダーのものよりも大型化している

▲頭部の形状はレイダーを踏襲しているが、リーゼントの様な形の対空兵器「ミーミル」が額部分に新設されている。「ミーミル」部分のアンテナはプラ板で延長した上で削り込みシャープ化させている

▲「ミーミル」には増幅器を内蔵しており、ツォーンと接続させることができる
▲胸や肩周りにはディテールアップパーツを埋め込んだ
▲重武装ゆえに少しずんぐりむっくりに見えるプロポーションを改善するため、腰部分をプラ板で2mm延長した
▲「シュラーク」は「フルメカニクス カラミティガンダム」と同じ形状のパーツが流用されており、成型色のみ異なる
▲フォビドゥンでお馴染みのレールガン「エクツァーン」だが、形状が異なるため流用ではなく完全新規造形。「シュラーク」の弾道を湾曲させるための、内側の磁場発生機の展開ギミックも再現されている
▲特徴的な機体色はガイアノーツの「オーラペールブルー」で再現した。また、情報量を増やすため、キットに付属するマーキングシールと別途用意した水転写デカールも活用している

ⓒ創通・サンライズ

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Re-ta(レータ)

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