3月発売「MOBILITY JOINTGUNDAM VOL.9」よりガンダムMk-Ⅱをプロモデラーが徹底工作!最新食玩のポテンシャルを確かめよう【モビリティジョイント】
2025.03.07MOBILITY JOINT GUNDAM VOL.9/ガンダムMk-Ⅱ(ティターンズカラー)【バンダイ】●Ryunz 月刊ホビージャパン2025年4月号(2月25日発売)
プロモデラーが真っ向本気製作!
▲ 塗装前状態。ビーム・サーベルホルダーなどは作り直しているものの、主要なパーツは基の形状をかなり活かしていることが分かる
▲ バルカン・ポッドやシールドのディテールをプラ板で再現。ビーム・ライフルは本体部分を2丁貼り合わせてボリュームアップしている
▲ 腕は上腕~ヒジ関節を作り直して設定画に近い形状に。肩側面のダクト部分もプラ板でディテールアップした
▲ 胴体は省略されている細部形状をプラ板で再現。ビーム・サーベルとそのホルダーもプラ板で作り直し、磁石により収納も可能。下側に空洞を作り、抜刀時のサーベルを起こした状態も再現できるようにした
▲ 脚部はスネのスラスターディテールをプラ板で追加。プラ棒で足首関節のシリンダーも再現した
今回はMOBILITY JOINTを本気で作ってみよう、ということで、肉抜きや省略されたディテールをフォローしながら製作しました。追加ディテールはMGなど他の立体物を参考にしています。
■頭部
ツノをシャープ化し、ヘルメットの合わせ目を消してフェイスを後ハメ加工。後頭部のバルカン・ポッド接続穴はパテで埋めました。
■胴体
省略されている襟、肩、脇、下腹部をプラ板で再現。肩関節は可動軸を隠すパーツをプラ材で製作。脇下が背中まで届いていないのでプラ材で補強・延長しました。追加した下腹部が入るよう装甲の一部を切り欠いています。みぞおちの関節はボールジョイントに変更。胸部センサーはプラ材で作り直し。リアアーマーはバズーカを懸架できるものを追加製作しています。
■腕部
肩スラスターをプラ材で再現。肩関節は外側にプラ板を貼り設定に近付けました。ヒジ関節は市販パーツに置き換え。上腕はプラ材で製作しました。シールド接続穴やヒジの穴はプラ材で埋めています。握り拳や平手はビルドハンズ角型のSサイズを使用しました。
■脚部
足首シリンダーはプラ棒とプラパイプを組み合わせて再現。ヒザ関節は市販パーツに置き換え。太モモはプラ板で製作しました。ふくらはぎのスラスターはプラ材を使って別パーツ化しました。
■武器等
バックパック中央のセンサー、左右のスラスターはプラ板で作り直し、側面パイプはメッシュパイプに置き換えました。ビーム・サーベルはプラ棒から作り直し、ビーム刃はHGのものを切り詰めて使用。スラスターは市販パーツに置き換えました。バックパック裏側の隙間はプラ材でフタをしています。
ビーム・ライフルは2個を貼り合わせ厚みを増しました。銃口と銃尻はプラ棒から削り出して製作。バズーカは装備用とグリップを畳んだものの2丁を作っています。シールド裏ディテールはプラ材を組み合わせて製作。シールドマウントもプラ板を組み合わせて製作し、取り付け方法は設定に準拠したものに変更しています。
■カラーリング
青=ティターンズブルー2
黒=ティターンズブルー1
関節=メカサフ ヘヴィ
バーニア=フレームメタリック2
バルカン・ポッド=ダークアイアン
赤=フレイムレッド
黄=マンダリンイエロー
バックパック=ミッドナイトブルー
©創通・サンライズ
Ryunz(リュンズ)
細部まで行き届いた丁寧な工作ときっちりした塗装を得意とする。猫と車が好き。