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走る!「超合金ロボコン50周年記念復活バージョン」の特徴をチェックせよ!!

2025.02.10

超合金の魂【BANDAI SPIRITS】 月刊ホビージャパン2025年3月号(1月24日発売)

(構成・文/五十嵐浩司[TARKUS])


プロジェクト第2弾は「走る!!」超合金ロボコン

 続く復活シリーズは『がんばれ!! ロボコン』より超合金ロボコン。今回の復活で特筆すべきは走行ギミックが追加されたことだろう。ロボコン本体の内部にゼンマイ動力を搭載しており、ロボコンカー形態の際にはプルバック式で走る。しかもダイキャストの重みでゆっくりとした走りとなっているのがまた愛らしい。両腕は金属製のフレキシブルホースになっているので質感も当時のままなのだ。

「超合金ロボコン50th復活ver」ロボコンカーダッシュ
※監修中の試作品のため仕様が変更になる場合がございます。
「超合金ロボコン50th復活ver」
▲1999年に発売された復活版をベースにしているので、顔が映像のロボコンに近い造形になっている。さらに今回の復活バージョンでは胸部のハートがピンク、足はシルバーで塗装された
「超合金ロボコン50th復活ver」ハッチ開
▲腹部のハッチを開くと内部メカが出現。オリジナル版ではブリキ製であったが、今回はメッキの上にタンポ印刷で内蔵されたパーツでエンジンなどを表現している
「超合金ロボコン50th復活ver」背面
▲付属パーツのプロペラを背中に差し込んで、空を飛ぶロボコンにもなる。プロペラは手動で回転させることが可能
「超合金ロボコン50th復活ver」付属G
▲ロボコンの嫌いなゴキブリは3匹付属。茶色いカラーリングにデフォルメされてはいるが本物の特徴を捉えて造形されている

超合金製の試作品で復活バージョンの特徴をチェックせよ!!

 今回はロボコンカー状態の未塗装試作品を紹介する。これを見るとロボコンの上半身は、ほとんどダイキャストでできていることがわかる。またリアカー部分を外して本体内部を覗くと、走行ギミックに必要なパーツがみっちり詰まっているのが確認できる。なお、リアカーは後部に段差の付いた後期販売版がモデルになっている。

※監修中の試作品のため仕様が変更になる場合がございます。

「超合金ロボコン50th復活ver」ロボコンカー試作
▲ロボコン本体は、両目とアンテナ以外はダイキャストで構成されていることがわかる。超合金ならではのひんやりした冷たさと重量感を堪能できるのだ
「超合金ロボコン50th復活ver」ロボコンカー試作内部
▲︎ロボコン本体内部。ゼンマイ動力が内蔵されており、リアカーパーツに内蔵されたギアと連結することでプルバック式による走行ができる

超合金ロボコン50周年記念復活バージョン

●発売元/BANDAI SPIRITS コレクターズ事業部●12500円、8月予定●約12cm


『がんばれ!!ロボコン』と超合金

 『がんばれ!!ロボコン』は、1974年10月から1977年3月の2年間半放送されていたロボットコメディドラマである。超合金は全25体がラインナップされており、ひとつの番組でこれだけの商品が出たのは史上最多であった。またロボコン、ガンツせんせい、メカニックロボコン、3期生以外のアイテムには世界の本物のコインがオマケで付いており、話題となっている。

ロボコンシリーズ超合金勢揃い
ロボコンシリーズ超合金勢揃い2

 写真は左側から3期生・転入生の(上段左から)ロボペケ、ロボメロ、ロボイヌ、ロボカー、(中段左から)ロボチョイ、ロボリキ、ロボデキ、ロボピン。右側は1期生・2期生の(上段左から)ロボクイ、ロボショー、ロボパー、ロボトン、(中段左から)ロボプー、ロボゲラ、ロボピョン、ロボガキ、ロボドロ、ロボガリ、(下段左から)ロボメカ、ロボペチャ、ロボワル。そして左側下段3体はロビンちゃん、ガンツせんせい、ロボコンである。この他、ロボコンサイクルに変化するメカニックロボコンが発売されていた。ロボコン以外のキャラクターも復活が待たれる。

プレミアム バンダイ

© 石森プロ・東映

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