PORSHE 911 GT3 RS（992）

　先日発売となったタミヤの新作キット、ポルシェ 911 GT3 RS（992）を廣村英治が製作。大馬力のエンジンとF1マシンにも採用される空力装備を備える、およそロードカーらしからぬアグレッシブなスタイリングをたっぷりとお楽しみいただきたい。

■外観
　フロントバンパーはサイド部分の接着がタイトなのと接着剤のはみ出しが怖いので､ヘッドライトの取り付けに際して邪魔にならない位置にのりしろ確保のプラ板を接着しています。フロントフェンダーに取り付けるA8とA9は先に接着し上側の合わせ目を消しましたが、隠れる位置にあるのでそのままでも差し支えはないでしょう。また、これは撮影の都合のため、おすすめはしませんが、B13をB22に接着、B14はB21に接着しネオジムでボディとシャシー側に固定することで、完成後もボディの脱着が可能になっています。

■ホイール
　ボディ色がレッドなのでホイールはゴールドにしましたが指定のゴールド色がスプレーのメタルゴールドになり、使用するゴールドで悩まれる方もいらっしゃるかと思いますが、フィニッシャーズのエンジンゴールドを選択しラストはセミグロスクリアーでコートしています。ワンポイントにさかつうのエアバルブを装着、エアバルブサイズは1/20用ですが20インチと21インチと大径なので違和感は感じませんね。取り付け時はディスクローターとの位置合わせが有ります。完全に入ってないとフェンダーからタイヤが出るのでご注意ください。

■室内
　ラバーブラック指示のパーツはジャーマングレーにブラックとフラットベースを混ぜ、暗くなる室内でも違いが分かりやすいようにしています。
　ロールケージやシート背面およびセンターコンソール部分のカーボンパーツはバルケッタのカーボンブラックで塗装。追加パーツはシートベルトになります。色はボディ色とコーディネートしたレッド。ただし暗くなる室内でも目立つようにわざと明るい状態のままにしています。

■塗装
　ポルシェといえば一番に思い浮かぶのが「真紅（まっか）なポルシェ」ということで今回はボディカラーにガーズレッドを選択。先に透け防止の黒サフを内側に吹き､下地はフィニッシャーズのファンデーションピンク。フィニッシャーズのリッチレッドやGSIクレオスのモンザレッドを使っても良かったのですが、現在はタミヤカラーに瓶ラッカーがありますので、LP21イタリアンレッドをベースに調色用ブルーを微量足しています
　レッドは吹く回数が増えると暗くなりますのでフロントバンパーやA41番のパーツはボディに仮装着して一緒に吹いて色の濃さに差が出ないようにしました。

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