HOME記事ガンダム「HG ライトニングバスターガンダム」全体の面出し&エッジ出し、プロポーションの変更でシャープに仕上げる【機動戦士ガンダムSEED FREEDOM】

「HG ライトニングバスターガンダム」全体の面出し&エッジ出し、プロポーションの変更でシャープに仕上げる【機動戦士ガンダムSEED FREEDOM】

2024.12.21

ZGMF-103HD ライトニングバスターガンダム【BANDAI SPIRITS 1/144】●ARUE 月刊ホビージャパン2025年1月号(11月25日発売)

HGライトニングバスターのプラモデルの素組みと作例の比較画像
▲ キット素組み(左)との比較。各部の面出しおよびエッジ出しで形状がくっきりしたものになった。腹部と脚部延長によるプロポーション変更によって、全体のバランスも向上している。デカールはロボデカール(STYLES)、RBコーションデカール(ハイキューパーツ)、ガンダムデカールを使用した
HGライトニングバスターのプラモデルの全体画像4
▲ 複列砲身多目的砲は接続部のアーム可動で射角をフレキシブルに調整できる。原型機と異なり両腕で保持する必要がないので、多目的砲と高エネルギービームガンの同時使用も可能としているが、これは核動力搭載による潤沢なエネルギー供給があってこその装備ともいえるだろう
HGライトニングバスターのプラモデルの全体画像5
HGライトニングバスターのプラモデルの全体画像6
▲ 77式多目的誘導弾発射筒はハッチが開閉可能。弾頭部は丁寧に塗り分けた

■はじめに
 HG ライトニングバスターガンダムを担当しましたARUEです。よろしくお願いします。HG バスターガンダムから大幅に進化したとてもスタイリッシュなキットになります。

■頭部
 彫り直しと整面、前後の分割ラインに凹モールドを追加しています。首パーツ裏の肉抜きはプラ板でフタをしました。頬のオレンジ部はキットではシール処理なのでマスキングで塗り分けています。

■胴体
 彫り直しと整面を行い、腹部下面に1mmプラ板を貼っています。

■腰部
 フロントアーマーを上下に1mm幅増ししています。前後アーマー裏の肉抜きはエポパテで埋めました。フンドシ後部ダクト赤と黒はアクリル塗料で塗り分けています。

■肩部、腕部
 彫り直しと整面を行い、前腕正面にスジ彫りモールドを追加しました。肩後部ダクトはオレンジをラッカー塗料で、黒をアクリル塗料で塗り分けました。握り拳、武器持ち手はSTYLESのロボマニを使用しています。

■脚部
 彫り直しと整面を行い、太モモ内部パーツの軸を2mm延長(中心に1mmアルミ線を仕込んでいます)。外装の合わせ目は0.3mmの段落ちモールドを追加しています。靴裏のバーニアは丁寧に塗り分けました。

■バックパック、武装
 多目的砲身は目立つ合わせ目を接着処理。多目的誘導弾は弾頭部を丁寧に塗り分けています。
 各部センサーは付属シールを使用しています。ツインアイは丁寧に切り出して貼り付けました。

■塗装
アイボリー=
タン(Mr.カラー)+スーパーシェルホワイト(フィニッシャーズ)
緑=暗緑色(Mr.カラー)+エメラルドグリーン(ガイアカラー)
オレンジ=マンダリンオレンジ(ガイアカラー)+ヨシムラレッド(フィニッシャーズ)
グレー(明)=メカサフ ライト(NAZCA)
グレー(暗)=メカサフ ヘヴィ(NAZCA)
コート=スーパークリアーⅢ(Mr.カラー)→スーパースムースクリアー(Mr.カラー)
スミ入れ=スミ入れ塗料グレイ+スミ入れ塗料ダークグレイ
 ほとんど手を入れる必要のない素晴らしいキットです。映画に登場した他の機体もそろえて、コレクションしてみたいですね!

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット “ハイグレードコズミック・イラ”

ZGMF-103HD
ライトニングバスターガンダム

製作・文/ARUE

HG ライトニングバスターガンダム
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●2860円、発売中●1/144、約13cm●プラキット

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©創通・サンライズ

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ARUE(アルー)

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