「AVS-98 MARKII スタンダード」がMODEROIDに登場!「AVS-98エコノミー」の改良型、量産化のひとつの到達点といえる機体の作例をご紹介!
2024.12.16AVS-98MARKII スタンダード【グッドスマイルカンパニー 1/60】●中安俊二 月刊ホビージャパン2025年1月号(11月25日発売)
Type 98S MARKⅡ STANDARD
月刊ホビージャパン2024年12月号(10月25日発売)で角田氏によるディオラマでお届けしたAVS-98エコノミーに続き、その改良型となるAVS-98 MARKII スタンダードがMODEROIDに登場。篠原重工によるAV-98量産化のひとつの到達点といえる機体を中安俊二の製作でご覧いただこう。
グッドスマイルカンパニー 1/60スケール プラスチックキット“MODEROID”
AVS-98MARKIIスタンダード
製作・文/中安俊二
AVS-98MARKIIスタンダード
AV-98の量産化を目指したAVS-98エコノミーを改良・発展させた機体。最終的に特車二課への配備は白紙化されたが、イングラムに迫る高性能を誇り、後に警備用として出力を下げたタイプが一般向けに販売された。
■製作
基本的に骨格がイングラムゆずりなのでイングラムを製作したことがあればサクサク進みます♪
今回は、作例製作するにあたり、どこを改修するか、どこに注意して作業するかを紹介していこうと思います。
■頭部
マスク(A1)ははさみ込むようになっていますが、塗装の段取りも考えて後ハメ出来るようダボを切り落として、下からはめ込めるようにします。メインカメラ内は、シルバーで塗装。額のカメラは内側にメッキシールを貼ってみました。
■ボディ
腰のウインチ部分をモールドから削り落として1mmで開口後、1mmプラ棒を挿し込み、芯にミシン糸を巻き付け、それっぽく改修。腰の前後のライトは、事前にシルバーを塗装、スミ入れしたあとに、100円ショップにあったネイル用の光硬化レジンを流してクリアーパーツっぽくしてみました。
■脚
足首関節部の肉抜きをパテ埋め。つま先カバーの先端部が成型上、開口できない状態なので、1mmのタガネで段差を彫りました。
■塗装
下地として全体をエヴォブラックで塗装。
本体色=ミディアムブルー+パープル+白少々
黒=セミグロスブラック
関節=ミディアムブルー+濃緑+白少々
で各部を塗り分けました。
グッドスマイルカンパニー 1/60スケール プラスチックキット“MODEROID”
AVS-98MARKIIスタンダード
製作・文/中安俊二
AVS-98MARKIIスタンダード
●発売元/グッドスマイルカンパニー●4800円、発売中●1/60、約13.5cm●プラキット
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ⒸHEADGEAR
中安俊二(ナカヤスシュンジ)
1/12のバイクキットにハマり、MotoGPマシンから、旧車まで、あれこれ手を出しまくってます。