設定画に忠実な好キットを細々とデコレート

『A.O.Z RE-BOOT ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-』より、火星のジオン残党軍・レジオンが運用する、TR-6［ウーンドウォート］をコアとするMS“バーザムII”がキット化された。先に発売されたTR-6に、バーザム（A.O.Z REBOOT版）の手足パーツを組み合わせつつ、頭部など要所に新規パーツを加える形で設定画のイメージを忠実に立体化した本キット。不破優はスタイリングには手を入れず、全身のスラスターディテールなどの細かいモールドのデコレーションにこだわる形で、素材の良さをさらに引き立てている。

　ついに来た、バーザムIIです。HG バーザム（A.O.Z REBOOT版）が発売された際、こっちもいずれ発売されると信じていたので本当に嬉しい限り。キットは想像以上に新規パーツが多く、グレネード・ランチャーも追加されているのでかなり遊びがいがあります。

■製作
　首の裏側に肉抜き穴がありますのでプラ板でフタをします。背部ブーストポッドには3mm穴が開いているので、シールド・ブースターを取り付けない場合用にそれらしくフタパーツを作りました。
　肩は後ハメ加工を施します。肩アーマーにある上腕との接続ダボをC字に加工するだけで後ハメ加工の出来上がりです。肩のバーニアは市販バーニアパーツに変更。拳パーツも市販パーツに変更しています。
　太モモに取り付ける投擲爆弾パーツは裏側に肉抜き穴が開いているのでプラ板でフタをします。ホバーユニットのフレーム部分は肉抜き穴が多数あるのでプラ板や瞬着パテで埋めています。スネに点在するスラスターは、スリット入りプラ板にてそれらしくディテールアップしています。
　ビーム・ライフルはこちらにもスリット入りプラ板を貼っています。グレネード・ランチャーは砲身の段落ちモールドを接着して処理。
　全体にはスジ彫りの追加と、ウェーブ O・ボルトの埋め込みを中心に施しています。

■カラーレシピ
　赤は部分的に一段暗い赤で塗り分けています。
赤1＝68番 モンザレッド＋ガイアカラー プレミアムレッド 1：1
赤2＝3番 赤＋29番 艦底色 少量
胴体色など＝71番 ミッドナイトブルー＋色ノ源 マゼンタ 少量
白＝ガンダムカラー MSホワイト
関節色1＝72番 ミディアムブルー＋1番 ホワイト＋色ノ源 シアン 少量＋色ノ源 マゼンタ 少量
関節色2＝37番 RLM75グレーバイオレット
武器色＝GX218番 グラファイトブラック

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