HOME記事キャラクターモデル車体にフェンダー、そして…砲塔連結! 「週刊 ガールズ&パンツァー IV号戦車H型(D型改)をつくる」を作ってみた!⑥【Ⅳ号つくつく作戦】

車体にフェンダー、そして…砲塔連結! 「週刊 ガールズ&パンツァー IV号戦車H型(D型改)をつくる」を作ってみた!⑥【Ⅳ号つくつく作戦】

2024.11.19
週刊 ガールズ&パンツァー Ⅳ号戦車H型(D型改)をつくる

 アシェット・コレクションズ・ジャパンが展開している「週刊 ガールズ&パンツァーIV号戦車H型(D型改)をつくる」。6回目は車体製作がメイン。左右のフェンダー、そして砲塔が装着され、戦車のシルエットがだんだんと浮かび上がってきましたよ! 2024年ラストの「週刊 ガールズ&パンツァーIV号戦車H型(D型改)をつくる」を作ろう作戦、略して「IV号つくつく作戦」、今回もパンツァー・フォー!

解説、写真、工作/けんたろう

 「週刊 ガールズ&パンツァー IV号戦車H型(D型改)をつくる」とは? 

 毎号マガジンに付属するパーツを集めることでコレクションが完成する、分冊百科でおなじみのアシェット・コレクションズ・ジャパン。2024年1月にはじまったのが『ガールズ&パンツァー』を題材にした「週刊 ガールズ&パンツァー IV号戦車H型(D型改)をつくる」で、劇中における主役機ともいえるIV号戦車H型(D型改)を製作するシリーズです。100号集めると1/12というビッグスケールで精密なIV号戦車が完成するだけでなく、コントローラー(これも大洗女子学園の校章を模したユニークなもの)を使って砲身の可動とリコイル、砲塔の旋回にライトの発光、履帯駆動による走行、極めつけは撃破判定の白旗掲揚やキャラクターボイスまで搭載、と『ガルパン』史上最高峰の立体物になること間違いなしの内容になっています。またマガジンは実車の解説やエピソードガイド、インタビューなど読み応えもたっぷりで、こちらも集めるととんでもない密度とボリュームの『ガルパン』資料集ができるというわけです。

 第6回:第33号~第40号まで 

▲この連載では複数の号をまとめて取り扱い、組み立てを解説しながらⅣ号が完成していくさまを追っていきます。今回は第40号までを解説。砲塔が車体へ搭載されるのが今回のハイライト。撮影ブースもそろそろ限界ギリギリな大きさです

第33号

第34号

第35号

第36号

第37号

第38号

第39号

第40号

第33号~第40号までのワンポイントアドバイス

▲第33号はスピーカーユニット。スピーカーに緩衝材を貼りケースに取り付けます。車体への取り付けの注意点で、締めるネジが銀色と黒色の2種類あり、車体側のネジ受け部分が金属かプラかで使い分けます。金属相手にネジを入れるときはプラ相手より力が必要です。締めすぎてネジ頭を壊したり、逆に固定が不完全にならないように、力加減は大事です

▲スピーカーはグリルの裏に設置されます。ここから各種サウンドが鳴るはず。テストできる日が楽しみですね! もし塗装などをするときは、ここに塗料がつかないようマスキングしましょう

▲第34号の内容。小さくとも重要な基盤パーツです。基盤をケースに収めてネジ留めし、車体に取り付けたら完成。スピーカーのケーブルも後々ここにつながりそう…?

▲第35号、シュルツェン架と右フェンダー後部。シュルツェン架を車体の穴にフェンダーのダボを合わせてはめます。穴の位置が付け間違いを防止してくれますが、ナンバータグは切り取らず取り付けたほうがより確実そうです。車体裏側からネジで固定した後、ナンバータグをカットしましょう。ニッパーで切って、切り残しはナイフで処理。第35号はここまでです

▲第36号は右フェンダー中央部と履帯調整用の車載工具。今回ネジが3種類あり、色も銀色が2種類あるのでぐちゃぐちゃにならないようにしたいところ。07がフランジつきで大きく、08が小さいネジです。メモ代わりにスマホで撮影してもいいかもしれません。

▲車体にフェンダー中央部を取り付けます。きつくなるまで締め込み、少し戻してまた締め込み、を繰り返してしっかり固定します。このあとこれに前後のフェンダーを接続するので、垂直にしっかり固定されているのが大事です

▲第35号の右フェンダー後部を接続します。金属プレートでフェンダー中央とつなげ、4つのネジで接続します。フェンダー後部は現状この1ヵ所で固定されるのみなので、マスキングテープで補助的に仮止めしてもいいかもしれません

▲車載工具はネジ留めするものと接着剤を必要とするものがあります。指示ではすべて取り付けるようになっていますが、接着するものは後々作業を進めていく途中での破損等を防ぐため、最後の方の工程まで取り付けません。今回の車載工具バンド部分のつまみはこのまま保管します

▲第37号。右フェンダー前部にプレートを留める構造は後部と同じ。本体側にも2本のネジで留めます。1本を集中して締めず、6本をまんべんなく締めていきます。締めていってキツくなったら少し緩め、次のネジに移って同じように締めて、を繰り返せば自然と全体を締めていけます。しっかり固定できたら、最後にクランクを取り付けましょう

▲第38号。パーツは左フェンダー後部と車載工具ですが、作業指示内で大きなイベントがある号です。まずは車載工具を右フェンダー前部に取り付け。斧固定具は接着剤を使うパーツですが、構造的に破損リスクは低そうなので斧に接着して組み立てました(フェンダーには接着しない)

▲今回の目玉、砲塔の取り付けです。いよいよ大物同士を結合します。砲塔と車体を重ね、車体側のギアボックスに砲塔リングのギアを合わせて設置し、ネジで6ヵ所を留めます。回転可動する箇所なので均一にしっかり留めるのが重要。私は三角形を2個描く感じで少しずつ締めこんでいきました

▲砲塔と車体が合体。この眺めはなかなかのものですね…! まだまだ先があるとはいえ、またひとつ山場を越えたことを感じます

▲第39号は左フェンダー中央部とバール、第40号は左フェンダー前部とワイヤーカッターです。フェンダー中央を車体に取り付けて、フェンダー前後をつなぐ工程は右フェンダーと同じ。バールとワイヤーカッターを搭載したら今回の作業は完了です

▲ 撮影台を工夫してなんとか撮っていますが、あまりに大きくて全体が収まらない…。接地面積も完成時の状態にかなり近づいてきました。白旗掲揚装置のときに使った電池ボックスと基盤をつなげば左右回転もさせられます!(デカすぎて動画に撮れないのが心残り)

週刊 ガールズ&パンツァー Ⅳ号戦車H型(D型改)をつくる

週刊 ガールズ&パンツァー Ⅳ号戦車H型(D型改)をつくる

●発行・発売元/アシェット・コレクションズ・ジャパン●299円(創刊号)、各号2499円、毎週水曜刊行予定●1/12、約58.5cm●マルチマテリアルモデル●全100号予定●商品サイト https://hcj.jp/gup/home.html

次回の更新は2025年1月上旬予定!
お楽しみに!!


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