ULTRAMAN SUIT TIGA SKY TYPE & Metafield base

2021.06.23

ULTRAMAN SUIT TIGA SKY TYPE【BANDAI SPIRITS】 月刊ホビージャパン2021年7月号(5月25日発売)

TIGA SUITの新作キットとメタフィールド風ベースを製作!

 前回と今回の「UAUフォトストーリー」は長谷川圭一氏がシリーズ構成・脚本を手掛けた『ウルトラマンネクサス』を思わせる舞台設定で展開された。ならば戦闘シチュエーションとして「メタフィールド」は外せない…ということで只野☆慶に製作を依頼して実現したこちらのメタフィールド「風」ベース。原典のイメージを残しつつ、只野☆慶ならではのアレンジ力と工作力で仕上げている。
 さらに、6月にキットの発売が予定されているTIGA SUITの空中戦形態、SKY TYPEも同時に製作。
 フォトストーリーでも活躍したこれらの作例をご覧あれ。

▲全身紫色を基調としたカラーリングのSKY TYPE。最大の特徴は両脚に装備された大型のブースターであり、下半身にボリュームがある独特なスタイルが空中戦に特化した形態であることを物語る。こちらの作例では、塗装と各部の隙間を埋めることに特化。紫のカラーは各部ごとに濃淡を使い分け、単調になることを避けている

▲只野☆慶が製作した通常のTIGA SUITと比較。形状的には脚のブースター以外は共通である。通常形態よりも淡い紫で塗装することで、違った印象を与えている
▲目はシンロイヒ製の蓄光性夜光塗料、ゼペリオンスピアのソード部やゼペリオン光線にはガイヤカラーの蛍光クリアブルーを塗布、ブラックライト照射で発光する
▲銀色部はC159 スーパーシルバーを使用、下地を白黒で塗分ける事によって発色を変えている。(頭部はねり消しゴムによるマスキング)
▲後頭部を背中の装甲にフィットするように削り込むことで、より首を上に向けられるように改良した
▲肩アーマーは可動軸に干渉しないようにプラ板でフタをし、ディテールを合わせている

▲ヒザ関節の肉抜き穴は TIGA SUIT作例製作時に作ったテンプレートを用い0.3mmプラ板を切り出して塞いでいる

▲ブースターを最大限に展開した状態。サイドのパネルはボールジョイントで接続されており、ヒザの辺りを基部に可動する
▲ブースターは内部にもディテールが施されている

▲UAUフォトストーリー用のディオラマベース。『ウルトラマンネクサス』に登場する「メタフィールド」の建造物風のオブジェクトをイメージソースに、あくまで洞窟の内部という設定に基づき製作。裏側に青いフィルムを貼り付け、後ろから照らすことでメタフィールド特有の妖しげな青い光を表現。高さ約25.5cm、横38cm、奥行き20cm

▲ラワンベニヤをカットし、土台とする
▲ラワンベニヤとアルミワイヤーで壁面の基礎を組み上げる
▲アルミワイヤーに銅線を巻き付け、粘土の食いつきを良くする
▲下地として石紛粘土を盛りつける
▲石粉粘土の乾燥後、表層に茶色の「ふわっと軽いねんど」を塗り付ける。なお、使用したアルミワイヤー、銅線、石粉粘土や「ふわっと軽いねんど」はすべて100円ショップで購入したもの
▲アクリルガッシュで着彩、背面に青いセロファンを貼って完成
▲武器はゼペリオンスピアと光線エフェクトが付属。光線はTIGA SUITからクリアーホワイト→クリアーブルーに成型色が変更されている
▲-ACTION-仕様により身体を反らしたり首を上向きにすることができるようになった(作例ではより首の可動範囲を広げている)。空を飛ぶようなポーズを付ける際に嬉しい仕様だ

■スカイタイプ
 UAUは番外編に突入しておりますが、「ネタ振りOK」な発言をしたばかりに想像の斜め上な発注を受けてしまった只野です。さて、今回は TIGA SKY TYPEレビューとともに劇中情景を表すディオラマベースを製作しております。
 TIGA SUIT SKY TYPEですが、なんと! 胴体が-ACTION-仕様(選択式で発光仕様にも換装可能)となりとても良く動きますぞ。特徴的な脚部のスラスターは組み付け方法も特徴的で想像以上にカッコいい! 清水先生×下口先生による描きおこしデザインのセンスはお見事!

■関節のアップグレード
 ヒザ関節の穴埋めはTIGA SUITと同様に0.3mmプラ板で塞ぎ、かかとにプラ棒を差し黒いウレタンフォームをはめています。
 首の可動範囲が向上していますが、より上向きに出来るように後頭部の内側を切り欠き背面装甲を潜り込ませます。
 首、肩、腹部2カ所、股関節にも黒いウレタンフォームを取り付けて可動時の隙間をフォローしております。肩装甲可動部の穴埋めや拳の彫刻も押さえておきたいポイントですね。

■塗装
 特徴的な紫2色は通常のTIGA SUITとも違う淡い色味なので調色しています。基本的にホワイト×シアン×マゼンタによる調色を行っていますが、配合比が微妙なので敢えて比率を書かずにおきます。基本色塗装後に淡い紫にはサファイアブルー、濃い紫にはアメジストパールを上掛けしています。

■ディオラマベース
 メタフィールド「風」というオーダーであり、表現については自由に進めさせていただきました。12mmラワンべニヤに鉛筆で適当にアタリを取り、どこのご家庭にもある(?)ミシン鋸で部材を切り出します。次に部材に2mmの穴をランダムに開け、2mm径アルミワイヤーを差し込み基本形を組みます。アルミワイヤー部には5.5mmの銅線を巻き付け粘土の喰いつきを良くします。強度を考慮して石粉粘土を下地として盛り付け乾燥後、表層に茶色の「ふわっと軽いねんど」を塗り付け水で表面を均します。完全乾燥後にアクリルガッシュで着彩、背面に青いセロファンを貼って完成です。

BANDAI SPIRITS 1/12スケール プラスチックキット“Figure-rise Standard”

ULTRAMAN SUIT TIGA SKY TYPE & メタフィールド風洞窟ベース

製作・文/只野☆慶

ULTRAMAN SUIT TIGA SKY TYPE -ACTION-
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン●3520円、6月予定●約16cm●プラキット

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Ⓒ円谷プロ ⒸEiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi

只野☆慶(タダノケイ)

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