HOME記事ガールズプラモカドプラ第1弾「めぐみん」登場! 丁寧な表面処理を加え、質感をグレードアップさせる塗装で完成度を高める!

カドプラ第1弾「めぐみん」登場! 丁寧な表面処理を加え、質感をグレードアップさせる塗装で完成度を高める!

2024.10.15

めぐみん【KADOKAWA】 月刊ホビージャパン2024年11月号(9月25日発売)

▲キット素組み(左)との比較。各部の塗装で質感や立体感が強調されているのが見て取れる。塗り分けが必要になるのが胸元の結び目から見える隙間のみ、というくらいキットの色再現度が高いことを改めてご確認いただきたい
▲マナタイト製の杖は交換パーツが2種付属。紫のパーツを取り付けることでめぐみんの代名詞「爆裂魔法」をイメージしたポージングが可能だ
▲DXver.は冒険服と水着がセットになっているので、組み合わせることでさまざまなシチュエーションを楽しむことができる。例えば冒険服に素手と素足を組み合わせることで“お家でリラックス”、水着に帽子、マント、杖を組み合わせることで“水着アークウィザード”などなど。思い思いのめぐみんを楽しもう

 はじめまして、まるみのです。今回はカドプラ第1弾となる「めぐみん」を担当させていただきました。このキットの特徴としては、パーツ分割と塗装済みパーツによるシールレスという点が挙げられます。ニッパーひとつでほぼ完璧なめぐみん&ちょむすけができ上がります。そこで、工作内容としては無塗装を前提とした基本的なゲートとパーティングラインの処理、合わせ目消しのみとし、質感をグレードアップさせるイメージで塗装を行いました。
 このキットは髪パーツ以外はほぼABS樹脂になっており、身構えてしまう方もいるかもしれませんが、
・塗料を薄めすぎない
・一度に大量の塗料を吹き付けない
・後で組み付ける部分が固くならないようにマスキングで保護する
 このあたりを意識しておくことで、特に問題なく塗装できました。
 塗装でこだわったポイントは服の皺や包帯部分の立体感で、下地に影色を吹いてからメインカラーを乗せました。マナタイトはクリアーパーツからマットキャンディ塗装やプリズム パステル チェリーピンクブルー(ガイアカラー偏光パール)で魔力の内包や放出を表現しています。フェイスや肌部分は塗装せずにタミヤウェザリングマスター《Hセット》フィギュア用IIのピーチで血色が良く見えるように色を付けていきました。無塗装でもこれをするだけで見た目が良くなるのでオススメです。工作ではないですが、ハンドパーツなど各部の造形が美しいのも特徴ですね。
 大人気キャラのめぐみんは多くのグッズが販売されていますが、自分で組み上げたり好みの質感に変えられるなどの楽しみはプラモデルならでは。また、時間をかけて作ると愛着も倍増しますね。

KADOKAWA ノンスケール プラスチックキット“KADOKAWA PLASTIC MODEL SERIES”「この素晴らしい世界に祝福を!3」めぐみん DXver.使用

めぐみん

製作・文/まるみの

©2024 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば3製作委員会

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まるみの

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