■祝・ガンダム45周年!!　祝・ホビージャパン55周年!!
　今回の企画の打ち合わせをしたところ、JUNIIIはリストに載っていた大半の作例をその当時製作していました（驚きです）。その中でストライクガンダム＋I.W.S.P.の作例を製作していなかったので今回担当させていただくことになったのです。本体はスジ彫りでパネルラインを追加したりプラ板で凸モールドを追加することで変化を付けました。凸モールドは形状を統一させることで一体感を出しています。I.W.S.P.は細かい気になった箇所を加工しました。

■頭部
　ヘルメットの合わせ目を消すため、マスクを切り離して後ハメできるようにしました。側面のダクト周りは塗り分けしやすいよう境目をスジ彫りしています。

■胴体
　胸部は中央の面にプラ板を貼り足してボリュームを付けました。フロント、リアアーマーに貼っているプラ板はデカールを貼る位置に被らないよう注意しながら位置決めしています。フンドシは下部の底の面を1mmカットして上下の幅を詰めて胴体の間延び感を減らしました。

■腕部／脚部
　腕はヒジ関節が間延びしないよう前腕側の開口部をプラ板で少し狭くしています。　
　脚部は足首フレーム側面にプラ板を貼り足して正面から見た時の厚みが出るよう加工を行っています。足の甲は塗り分けをしたかったので途中画像の撮影後にスジ彫りを追加しました。

■武装類
　I.W.S.P.はプラの厚みが気になる箇所がいくつかあったので、削り込みで薄く見せたりスジ彫りで情報量を増やしてみたりしています。翼のクリアー部は他キットのクリアーパーツのランナーのタグを取っていたので、それを各形状に切り出したものを貼り付けています。シールドのガトリング砲はプラパイプで作り直してみました。太めのプラパイプはウェーブ「プラ＝パイプ【グレー】肉薄パイプ」を使用することで内側の空間に余裕を持たせています。銃身はエバーグリーンのプラパイプにプラ丸棒が差し込めるよう開口部をドリルで広げています。銃口部はプラ丸棒の先端をドリルで開口して再現しました。

■塗装
　塗料はGSIクレオスのMr.カラー、フィニッシャーズのフィニッシャーズカラーを使用。
白＝ファンデーションホワイト＋ライトエアクラフトグレー
濃い白＝ファンデーションホワイト＋ライトエアクラフトグレー（少し多めの量）
青＝インディブルー＋ニュートラルグレー＋ブルーグレー
赤＝モンザレッド＋レッドFS11136＋ピンク
黄＝黄橙色＋ホワイト＋オレンジ
I.W.S.P.のグレー＝ネイビーブルー＋ブルーグレー
　スミ入れは希釈したエナメル塗料を使用。デカールは「HJモデラーズデカール コーションB〔シンプルデザインバージョン〕」「HJモデラーズデカール マーキング01〔トータルデザイン〕」のホワイトとレッドを使用。胸のデカールは「ガンダムデカール MG 1/100 エールストライクガンダム Ver.RM」を使用。仕上げはスーパースムースクリアーつや消しでトップコートです。

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