【水性塗料ペインティングLAB.】
筆塗りクリアーでメガネもキラキラ! 「創彩少女庭園 小鳥遊 暦」【むっちょ】
2021.05.10
コトブキヤ 1/10スケール プラスチックキット“創彩少女庭園”
小鳥遊 暦 【令法高等学校・冬服】
製作・文/むっちょ
安全、安心、環境にも優しくて高性能だけど、まだまだ認知度が低く使っている人も少ない「水性塗料」の可能性をお届けするコーナー。水性塗料に熟知した“水性アクリルボーイ”むっちょがさまざまなジャンルのキットを水性塗料で仕上げます。
今回も先月号に引き続き『創彩少女庭園』より小鳥遊 暦を水性塗料を使ってさらに可愛くキラキラした雰囲気で仕上げる方法をレクチャーします!
今回使用している塗料・材料
タミヤウェザリングマスターHセット
ベインブレイド・ブラウン(シタデルカラー)
フレイドワン・フレッシュ(シタデルカラー)
オフホワイト(ファレホ)
スカー・ティッシュ(アーミーペインター)
小鳥遊 暦【令法高等学校・冬服】
●発売元/コトブキヤ●6380円、発売中●1/10、約15.3cm●プラキット
みなさんこんにちは! 水性アクリルボーイのむっちょです! 前回に引き続き、ちょい足し『創彩少女庭園』! 今回はリリース2人目である小鳥遊 暦のキットを、水性カラーを使ってキラキラにしてみました。表情パーツのペイントは前回と同様に行い、このキットの推しポイントであるメガネをしっかりクリアーにして、瞳のキラキラ感がメガネ越しでも伝わるようにちょい足しアレンジ。
■本当に素組みでも楽しめるかわいいキット
僕はセーラー服よりブレザー派です。縫い目に見えるように分割されている部分が多いので、制服部分のプラ用セメントを使った合わせ目消しは二の腕のパーツのみ。太モモなどの合わせ目消しには「ホビージャパンエクストラ 2021 Winter」で紹介されていた、シアノンDWを使用。
■サフレスちょい塗りとスプレー
制服のボタン部分や、リボンのストライプなどはシタデルカラーとファレホを使用しました。ハンドパーツはカーディガンと一体になっているので、塗り分けがどうしても必要です。胸元から見えるパーツとブレザーの裾から見えるパーツも同じカーディガンなので、統一感を持たせるためにスプレーを使用。
■レンズをしっかり透明に! 筆塗りクリアー
イラストのイメージ通りに、前回とほぼ同じ手順で瞳の描き込みを行ったので、レンズ越しでもクリアーに見えるようにメガネパーツには今回、筆塗り用のクリアーを使用しました。
メイクはチークの色や、リップの濃さなどを意識して、少し大人っぽくなるようペイント。
Ⓒ KOTOBUKIYA
むっちょ
ミニチュアペインターで“ホビーアドバイザー”。本誌およびMOOKでキャラキットの水性塗料仕上げを披露するなどペイント技術は高いが、模型製作についてはまだまだ勉強中の身。