「MODEROID ニルヴァーシュ type ZERO」カーモデルを意識した光沢塗装で仕上げる!リフボードアクションがさらに決まる改造にも注目!【交響詩篇エウレカセブン】
2024.08.15ニルヴァーシュ type ZERO【グッドスマイルカンパニー】●Ryunz 月刊ホビージャパン2024年9月号(7月25日発売)
MODEROID「ニルヴァーシュ type ZERO」を製作しました。キットの印象ですが、本当に素晴らしいの一言に尽きます。可動域が広く、リフボードアクションやビークルモードへの変形もスムーズに行えます。当時のプラキットでは再現されていなかったビークルモードへの変形は特に嬉しいポイントです。キットは一部塗装済みなので、塗装が苦手な方でもイメージ通りに完成させることができます。ニルヴァーシュを好きな方はもちろん、プラキット製作に興味がある方にもおすすめです。作例では、リフボードアクションの自由度を高めるために可動範囲を広げつつ、その素晴らしい造形を崩すことのないよう注意しながら製作を進めました。
■頭部
3本のアンテナは丁寧に整形。アゴや庇先端などやや丸みを帯びている箇所はパテを盛ってから整形してシャープ化しています。
■胴体
脇のダクト内側に肉抜きがあるのでパテで埋めました。コクピット間にあるインテークの合わせ目は接着処理。首基部と腹部はボールジョイントに置き換えて可動範囲を広げています。ヘッドライトカバーは差し込みピンを切り落とし、レンズに市販パーツを埋め込んでから接着しています。タイヤの合わせ目はパテで消しました。リアウイング(リフボード収納状態)の裏側やビークルモード時のタイヤのシャフトパーツに肉抜きがあるので、パテで埋めています。
■脚部
タイヤの合わせ目を処理するために、基部パーツをC字加工して後ハメ化しています。かかとのホイールガードはストッパーを切り落として簡単にはまるようにしました。アンクルガードの裏側に肉抜きがあるので、こちらもパテで埋めています。
■塗装
外装は光沢をメインに鈍色の黒を置き、関節はツヤがあまりないゴールドで塗装しました。
白=ビギニングホワイト
赤=ハーマンレッド+Ex-ホワイト+Ex-ブラック+色ノ源マゼンタ
黒=グラファイトブラック
関節=GXブルーゴールド
センサー=GXメタルグリーン+蛍光グリーン
グッドスマイルカンパニー ノンスケール プラスチックキット “MODEROID”
MODEROID ニルヴァーシュ type ZERO
製作・文/Ryunz
MODEROID ニルヴァーシュ type ZERO
●発売元/グッドスマイルマンパニー●7500円、発売中●約16cm●プラキット
ⓒ 2005 BONES/Project EUREKA
Ryunz(リュンズ)
細部まで行き届いた丁寧な工作ときっちりした塗装を得意とする。猫と車が好き。