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「MG ガンダムF90Ⅱ」モデラーSSCがプラ板工作を駆使して好みのプロポーションにカスタマイズ!

2024.08.03

F90Ⅱ ガンダムF90Ⅱ【BANDAI SPIRITS 1/100】 月刊ホビージャパン2024年9月号(7月25日発売)

「F90 A to Z PROJECT」の魅力を紐解いていく!!

発売中ホビージャパンMOOK「ガンダムフォワードVol.14」は『機動戦士ガンダムF90』を特集! 2019年よりMGシリーズとして展開されている「F90 A to Z PROJECT」をVol.14とVol.15の2号にわたってフィーチャーし、現在判明しているミッションパックを設定とガンプラで詳しく解説していく。こちらに掲載される作例の中から、SSC製作によるガンダムF90IIを公開。得意のプラ板工作でプロポーションを好みのラインに変更している。

表紙はコチラ!!

ガンダムフォワードVol.14
●発行元/ホビージャパン●1430円、7月26日予定●A4判

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▲オールズモビルによって奪取されて大幅な改修を施され、奪還後にさらなる改修を経て生まれ変わったガンダムF90II。その際、同時に基礎設計を終えていたガンダムF91の技術がフィードバックされており、形状的にもF91へのつながりを感じさせるものとなっている

▲フェイスがやや面長に見えるので、アゴを短縮して付け根を0.3mm上に移動。隈取りは0.5mmのプラ板を貼って狭くし、庇にプラ板0.8mmを貼って目付きを鋭くしている。ツインアイは0.25mm厚のプラ板で新造し、アンテナ中央パーツ下部にプラ板0.5mmを貼って延長。バルカン砲は市販の金属パーツに変更してディテールアップ。肩口にエポパテを盛ってラインを変更している

▲側面バーニアは底面にスリット入りプラ板を貼ってディテールアップ

▲肩の追加ユニットは上部に2mm厚のプラ板を貼って大型化。可動軸が目立つので、ディテールアップを兼ねてプラ板で製作したフタパーツを取り付けている。可動範囲を狭めないようにネオジム磁石接続にしてスライドするようにしている

▲太モモは上部で切断しプラ板をはさんで3mm延長。エポパテを盛ってラインを変更

▲キット素組み(左)との比較。頭部の工作で精悍な顔付きになっている。頭部と肩の間の空間がやや気になるポイントだったが、肩口のライン変更や肩の追加ユニット部分の工作でほどよい密度感になった
▲同シリーズのミッションパックAタイプからビーム・バズーカを移植

 MG ガンダムF90IIの製作を担当しました。以前に月刊ホビージャパンでMG ガンダムF90のキットレビュー作例を製作しておりまして、その改修機であることを意識しつつ、好みのプロポーションに変更しています。
頭:面長に見えるのでアゴを短くし、アゴの付け根を0.3mm上に変更。広く感じる隈取りにプラ板0.5mmを接着して幅を狭めています。庇にプラ板0.8mmを接着して目付きを鋭くし、ツインアイは0.25mm厚のプラ板で新造。V字アンテナ下部にプラ板0.5mmを貼って延長し、バルカン砲は市販の金属パーツに置き換えました。
胴体:エポパテで肩口のラインを変更。腰部フロントアーマーは1mm、リアアーマーは2mm、プラ板を貼って延長。フンドシは中央で切断し、プラ板で2mm延長しつつ前面に1mm厚のプラ板を貼りました。
腕:肩装甲は上部に2mm厚のプラ板を貼って大型化。可動軸が目立つので、ディテールアップを兼ねてプラ板で製作したパーツを取り付け。可動の妨げにならないようネオジム磁石で取り付け位置を変更可能にしました。
脚:太モモはプラ板で3mm延長。延長したぶんボリューム不足になってしまうので、エポパテを盛ってラインを変更しています。

■塗装
白=ニュートラルグレーI
青=ダグラムカラー CB-15コバルトブルー
赤=スカーレット
黄=ビビッドオレンジ
肩・腰グレー=NAZCAカラー ブルーフォグホワイト
関節=グレーバイオレット
ビーム・ライフル=MSファントムグレー
 ミッションパックもかなり充実してきたので、ここまできたらクラスターガンダムとかネオガンダムのキット化にも期待したいですね!

BANDAI SPIRITS 1/100スケール プラスチックキット “マスターグレード” ガンダムF90II Iタイプ使用

F90II ガンダムF90II

製作・文/SSC

©創通・サンライズ

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