乃木坂46・与田祐希HJ Webスペシャルインタビュー! 撮り下ろし写真とともに『量産型リコ』について語ってもらう!!
2024.07.05木ドラ24『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』主演
与田祐希(乃木坂46)HJ Webスペシャルインタビュー!
6月27日からテレ東系にて放送を開始した木ドラ24『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』(毎週木曜深夜24時30分~)。2022年7月期に初主演を務めた『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』、そして昨年7月期に“もう1つの世界”を描いた『量産型リコ -もう一人のプラモ女子の人生組み立て記-』に続く、シリーズ最終章となる本作。今回、ホビージャパンウェブでは3作にわたって主役を演じる小向璃子(リコ)役の与田祐希(乃木坂46)さんをインタビュー。毎作ごとに異なる舞台、おなじみのキャストとの再会、そしてプラモデルという一風変わったテーマ…。編集部撮り下ろし写真とともに、三たびのドラマ撮影に挑む彼女の今をお届けする。(取材・構成/ガイガン山崎)
与田祐希(よだゆうき)
2000年5月5日生まれ、福岡県出身。2016年に乃木坂46の3期生オーディションに合格し、現在はアイドル、女優、モデルと多岐に渡って活躍している。
乃木坂46 与田祐希、自分の生き方そのものを変えてくれた『量産型リコ』
――シーズン3が作られると聞いて、まずどんな感想を持たれましたか?
与田 いや、ビックリしました! たぶん、シーズン2の時も「まさか今年もやれるなんて思ってなかったです」みたいなことを言ってたんじゃないかと思うんですけど、去年、一昨年と夏はリコとともに過ごしてきたので「今年の夏もまたリコができるのかな?」という期待もしつつ、「でもまさかな……」っていう気持ちのほうが強かったんですよ。だから今回、無事に3作品目を迎えることができてすごくありがたかったし、もう3年もやってるので自分の中でも“夏の風物詩”みたいになってきていて、そこも嬉しいなと思ってます。
――今回も主演として座長というポジションになると思うんですけど、そういったところで意識してることってあります?
与田 「座長です!」っていうタイプでもないので、あんまりそこを意識しないことを意識してます。でもキャストの皆さんはもちろんですし、スタッフさんともたくさんコミュニケーションをとりながら撮影できたらいいなと思ってるんですよ。こないだも手作りのクッキーを差し入れで持っていったんですけど、みんなで「美味しい、美味しい!」って褒めてくれて。失敗しながら頑張って作ったので、それが最近だと一番嬉しかったことですかね。
――シーズン1はイベント会社の社員、シーズン2はスタートアップ企業の社長、今回は里帰りした契約社員と設定は異なりますが、それぞれのリコを演じるうえで意識して変えていた部分、あるいは共通している部分は?
与田 それぞれちょっとずつ違うんですよね。シーズン1のときは、ザ・令和女子というか、いかにもイマドキな感じの……まあ、実際のイマドキ女子がどんな感じなのか、自分でもちょっと分からないですけど(笑)、いつも定時で帰っちゃうような平熱な女子。シーズン2では平熱は平熱でありつつ、やっぱり社長っていうこともあって、やるときはやるというギャップを見せられたらいいなと思いながら演じてました。で、今回は最初のシーン以外はずっと田舎で撮影してるので、田舎の風景とか空気に溶け込めるような、温かさに包まれてるようなリコになれたらいいなと。やっぱり上京して社会人として働いてたリコが、実家に帰ってきて自然体な感じで過ごすっていうところが、これまでとの一番の違いだと思うんですよ。でも矢島模型店に行ったときの温度感には共通するものがあって。どの世界でも田中要次さんのやっさんだけは変わらないので(笑)、やっさんと喋ってるときは3年分の安心感がありますし、バイトのアオちゃん(※石田悠佳(LINKLPLANET))も2年目だし、模型店でのリコっていうのは、わりとずっと一緒な気がしますね。
――本作では模型を作るだけじゃなくて、愛でるようなシーンも出てきますね。
与田 そうですね。プラモデルを愛でる……でも私、あんまり愛でてる意識はないかもしれません。現場でも「もっと愛でて!」とか言われたことはないので(笑)、ナチュラルに愛でられるようになってるんですかね。実際、もうひと手間を加えてより自分のものにしてる感じが、今回はより強くなってる気はします。
――なるほど。これまで定番のガンプラ以外にもスーパーカーや戦闘機、美少女プラモ、果てはお城まで組まれてきましたが、特に印象深いものというと?
与田 シーズン1のミニ四駆ですかね。初めて触ったんですが、エンジンというかモーターをつけて自動で動くところにめっちゃビックリしちゃって。あれは作っててすごく楽しかったし、子供の頃に出会ってたらミニ四ファイターを目指してたかもしれない(笑)。
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