HOME記事キャラクターモデルHG Amplified IMGN の高等身版の「龍王丸」をさらに美しく仕上げる! 工作ポイントも解説【魔神英雄伝説ワタル】

HG Amplified IMGN の高等身版の「龍王丸」をさらに美しく仕上げる! 工作ポイントも解説【魔神英雄伝説ワタル】

2024.07.22

龍王丸【BANDAI SPIRITS】 月刊ホビージャパン2024年8月号(6月25日発売)

高頭身版龍王丸をさらに美しく!

「HG Amplified IMGN」というBANDAI SPIRITSのブランドから、『魔神英雄伝ワタル』(1988)の龍神丸に続き、そのパワーアップ形態の龍王丸も高頭身アレンジを施されてプラキット化された。高頭身ならではの長い手足を活かした凛々しい立ち姿やアクションポーズ、そして新たな解釈が加わった鳳王形態への変形は、古参ファンの目にも非常に新鮮に映るだろう。ガルマ☆ザビコが製作した作例は、合わせ目の加工や光沢感のある塗装などでキットの完成度をさらに底上げしている。

▲一度死んだ龍神丸が、空神丸の魂と復活の聖水によって蘇った姿、それこそが龍王丸だ。この姿では龍神丸の時から数段のパワーアップを遂げており、龍神丸の必殺技「登龍剣」以上の威力を持つ「鳳龍剣」を必殺技とし、さらに「鳳王形態」への変形能力も新たに獲得している
▲作例はエッジのシャープ化とモールドの彫り直しおよび丁寧なスミ入れ、そして徹底的な全塗装で美しい外観のキットの魅力をさらに底上げしている。全体の白はガイアノーツのプレミアムガラスパールを塗布後、Mr.カラーのスーパークリアーIIIUVカット 光沢でコート。仕上げにタミヤ モデリングワックスで磨いてしっとりしたツヤに仕上げている
▲「変化龍王!」手足が伸びたことでポージングの幅が飛躍的にアップし、おなじみの姿勢もよりダイナミックに飾ることができる。股間のディスプレイ用のジョイントパーツによって浮かせたポージングにも完全対応しているのがうれしい

▲額のクリアーパーツA26はやや厚いと感じたので可能な限り表面を薄く削り込み、フチの赤いパーツA2との境目をなだらかに整形。目はいちど削り落としてプラ板で作り直した

▲内部の龍の紋様は付属のシールをそのまま貼り付けた。クリアーパーツは黒とスモークでフチまわりをグラデーション塗装することで紋様が浮かび上がって見える効果を狙っている
▲鞘盾(シースシールド)は背中に取り付けることができる

▲ハンドは知人に用意してもらった3Dプリンター製のもので、ぎゅっと握った形状に変更。手首の接続軸にはネオジム磁石を埋め込んで固定を強めている。上腕と肩の付け根のリブは意外と目立つので、隙間から見える部分を削り落とした(写真右側)

▲鳳龍剣は設定どおり鞘盾に納刀できる

©SUNRISE・R

1 2
この記事が気に入ったらシェアしてください!

ガルマ☆ザビコ

オススメの書籍

月刊ホビージャパン2024年8月号

ご購入はこちら

魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸

ご購入はこちら

サンライズ・メカニック列伝 ダブル・リバイバル編

ご購入はこちら
PAGE TOP
メニュー