HOME記事キャラクターモデル【Ma.K. in SF3D】フォトストーリーが復活! 1/35グラジエーターVSグローサーフント! 横山宏×MAX渡辺による迷彩塗装の作例2機を見逃すな!

【Ma.K. in SF3D】フォトストーリーが復活! 1/35グラジエーターVSグローサーフント! 横山宏×MAX渡辺による迷彩塗装の作例2機を見逃すな!

2024.07.15

Ma.K. in SF3D/グラジエーター【海洋堂 1/35】 月刊ホビージャパン2024年8月号(6月25日発売)

傭兵軍 4足歩行型重装甲戦闘スーツ グラジエーター 製作/MAX渡辺

▲基調となる淡いグレーにブルーグレー、赤の迷彩色をそれぞれ施したMAX渡辺のグラジエーター。機体番号やヘルメットの色も呼応し、2体並べることで塗装の美しさが引き立つ
▲頭部ハッチは接着せず開閉状態が選択できるように。レンズ部は切り取ってウェーブ製H・アイズを接着した
▲斜め後方からのショットでは昆虫や甲殻類のようなグラジエーターの特異なフォルムが堪能できる
▲力強い前方のライン。ライト部も接着しなければ開閉が可能
▲キットのレンズ部を除去してウェーブ製H・アイズを接着した
▲オリーブグリーンのタンクがアクセントに。アクチュエーターが付く箇所はパイピングを施した
▲成型色の違う2体セットは色違いで組む楽しみも(写真は成型色が異なるテストショットです)

■ビリケン個展
 連日大盛況でその幕を下ろした、ビリケンギャラリーにて開催された「横山宏 from 1982」素晴らしかったですねぇ。前回の「Ma.K. in SF3D」では、観に行くことが叶わなかった方々にもその片鱗を伺えたかと思います。またそうあまり遠くない将来、催していただけたらと思います。

■海洋堂1/35グラジエーターは良いぞ!!
 と、限りある誌幅ゆえに結論を急ぎました(笑)。カタチしっかり、組み立て楽チン、絶妙な掌(たなごころ)感! 文句なしの傑作プラキットでしょう♪ 気軽で手軽であっという間に組み上がり塗り上がるのです! 模型芸人、勢い余って5機も完成させてしまったのですが、横山センセもノリノリで2作! なんと掲載作例が余ってしまう異常事態に(笑)。結果、前後編構成とあいなりましたとさっ♪

■ちょうど良い塩梅
 特別な追加工作を施さなければ、普段プラモデル、それも『Ma.K.』を作り慣れている御仁であれば、工作3時間、塗装5時間で楽勝、完成品一丁上がりですから。こんなに気楽にだけど満足が得られる『Ma.K.』模型っていうと、ウェーブ 1/20 S.A.F.S.系くらいかなと。ぜひ1/35だからって敬遠せずにトライして欲しいですな♪ 本作例はレールガンに連結するコードをスプリングに。各部のセンサー類をウェーブのH・アイズにそれぞれ置換改造しただけです! カラーリングは青と赤でワンペアになるとイイかな? ってくらい軽いノリで決めました。

海洋堂 1/35スケール プラスチックキット

傭兵軍 4足歩行型重装甲戦闘スーツ グラジエーター

製作・文/MAX渡辺
協力/鈴木孝、堤啓介


[Ma.K.in SF3D]EXPLANATIONS Vol.126

傭兵軍 4足歩行型重装甲戦闘スーツ グラジエーター

文/KATOOO(レインボウエッグ)

 グラジエーターはS.A.F.S.ボディシェルをコクピットに応用した傭兵軍の重装甲戦闘スーツです。
 初出は月刊ホビージャパン1984年8月号。横山先生も作例記事で触れていますが、ちょうど40年後の2024年8月号に海洋堂の1/35グラジエーター特集が掲載されています。最初にグラジエーターが載った月刊ホビージャパンの発売時、私は中学2年の夏休みをプラモデルのことばかり考えて過ごしてました(40年経った今も変わっていないような…)。
 グラジエーターの40年の歴史のうち、最初の15年間は「立体の販売が見込めない超人気アイテム」でした。発表されたのが『SF3D』連載の後半に差し掛かっていたため、日東のプラキット化希望上位に入っていても機会を逸してしまった最たるものだったと思います。1999年以降、ボムフォル&チオネル社やD3-worksがワンダーフェスティバルで1/20や1/35のグラジエーターの当日版権レジンキットを販売! 2002年にはイエローサブマリンから1/35のABS&PVC製の塗装済み完成品が販売され、グラジエーターは気軽に買うことができる『Ma.K.』アイテムとなりました。2016年にはウェーブから待望の1/20プラキット、2024年3月には海洋堂から1/35プラキットが発売されました。その流れでグラジエーターに襲い掛かるグローサーフントという豪華タッグが横山先生の作例で見ることができました。どちらも普通に買うことができることに幸せをかみしめずにはいられません。
 そしてグラジVSグロフンの対決シーンの撮影時、気になることが。横山先生に「グロフンに飛び乗られたグラジにパイロットは乗ってないんですか?」とお聞きしたところ、「こういうふうに襲われた時は、パイロットは屈んで下に引っ込んで難を逃れるんです」と教えてもらいました。実際に自分が、人間とは違う動き方をするグラジに搭乗している時にグロフンに上から襲撃されたらもうそれは恐怖でしかありません。40年間一度も考えたことがありませんでしたが、前方下部の膨らみを改めて見て屈めるスペースは確かに必要だと実感するのでした。


1/20シーピッグ10年ぶりに再販!!

 ウェーブから1/20シーピッグが10年ぶりに再販!! シーピッグは傭兵軍の最新型宇宙用スーツであるスネークアイの偵察型。キットはスネークアイとして組むこともできる。

SNAKE EYE RECONNAISSANCE TYPE シーピッグ

●発売元/ウェーブ●4620円、9月下旬予定●1/20、約12cm●プラキット

ポストホビー厚木店リニューアルオープン! 壁面に等身大のスーパーボール

 ホビージャパンのホビーショップであるポストホビーの厚木店が2024年6月1日よりリニューアル! 壁面にポストホビー限定キットとして誕生したスーパーボールの等身大の線画が貼り込まれている。

▲︎大迫力! 等身大スーパーボールの壁面

ポストホビー厚木店
住所/神奈川県厚木市中町1-5-10 厚木ガーデンシティビル(イオン厚木店)8F
営業時間/12:00~20:00(定休日:月曜、火曜)

タマミー2024は2024年9月1日(日)開催

 “タマミー”の愛称で知られる関東の『Ma.K.』模型展示会「Ma.K. tamagawa meeting 2024」が2024年9月1日(日)に開催される。抽選による展示申込は2024年6月29日(土)まで。詳細は(https://tamagawameeting.web.fc2.com/)を参照。

▲写真は2023年11月に開催された“タマミー#12”の横山氏&MAX氏のトークのもよう

Ma.K. tamagawa meeting 2024
開催日/2024年9月1日(日)10:30~17:00
場所/川崎市総合自治会館 小杉サードアヴェニュー4階大会議室1~3(入場無料)
住所/神奈川県川崎市中原区小杉町3-600

© Kow Yokoyama 2024

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MAX渡辺/横山宏/KATOOO

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