HOME記事ガンダム【ガンプラ】ディテールの彫り直し、全塗装で純白の天(アマツ)をより美しく仕上げる! ワンポイント改造の装飾にも注目【ガンダムメタバース展示作品】

【ガンプラ】ディテールの彫り直し、全塗装で純白の天(アマツ)をより美しく仕上げる! ワンポイント改造の装飾にも注目【ガンダムメタバース展示作品】

2024.04.27

純白の天(アマツ)をより美しく

 日夜さまざまな作品が投稿されている公式ガンプラコミュニティ「ビルダーズノート」! 先日期間限定でオープンされていた「ガンダムメタバース」でも、ビルダーズノートで活躍するビルダーによるガンプラ作品が数多く展示されていた。

 そこで、「見逃した!」という方のためにも展示作品を改めてご紹介! ホビージャパンによる特撮カットとともにぜひ楽しんでいただきたい。

 今回は Ritito氏が製作した「アストレイゴールドフレーム 天ハナ」をピックアップ!

「ビルダーズノート」とは?

「ビルダーズノート」はバンダイナムコエンターテインメントが運営する公式ガンプラコミュニティです。 ガンプラのファンが集まり、日夜さまざまな作品が投稿されています。「ビルダーズノート」では記事の作品のスキャンデータを360°楽しむこともできるので要チェック!

▶サイトはこちら


製作ポイントをチェック!

【作品概要】本機は、「ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天ハナ」をよりキレイに仕上げたい、そして自分だけのオリジナル設定も含んだ作品として完成したいという背景で製作されている。赤いマントやチェーンなどを使用しディテールアップすることで、ベースキットのゴールドフレーム天が持つ高貴な雰囲気を壊さず、バランスの取れた作品となっているぞ。

【製作背景】ベースキットは光沢感のあるグロスインジェクション成型で打ち出されているためそのまま組んでも美しいのだが、今回はそんな美しいパーツ群を1パーツずつ丁寧に加工。「納得できるまで作り込んだ」とのことで、各部のディテールもしっかり映えている。途方もない整面作業がリアルグレードの精緻で美しい作りにさらに磨きをかけている。

ビームマントでさらに高貴な印象に!

▲左肩部分に追加の赤いマントには「HGBF ウイングガンダムフェニーチェ」のビームマントを活用。ワンポイントの追加であるがしっかりと存在感がある

ディテールの彫り直しでクオリティアップ

▲ 特に線の多いRGキットのディテールをすべて彫り直し。パーツの成型上浅くなってしまうスジ彫りも、彫り直しを行うことで塗料がしっかりと入り込み、作品のクオリティアップにつながっている

RGの一体成型フレームを全塗装

▲ 一体成形されている金と白の内部フレームは可能な限りばらして塗装。それでも無理なところはマスキングで塗り分けている

塗膜を意識したマスキング

▲ 塗装をする際は色を塗り重ねていくのではなく、塗膜が厚くならないように色ごとにマスキングを行って塗装を施している。そうすることで各色の塗膜が一層になり、塗り分け箇所もキレイに仕上げることができる

アストレイゴールドフレーム 天ハナ

製作/Ririto(ビルダーズノートのプロフィールはこちら

【主な使用キット】 RG 1/144 ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天ハナ
【製作期間】約2ヶ月
【所属サークル名】YoHaNa
【サークル紹介】
 バラバラの拠点で活動する4人のメンバーからなるガンプラモデリングサークルです。メンバーそれぞれ互いの作品のファンでした。製作過程に刺激を受けつつ、賞レースでは競い合い、楽しみながら活動しています。

作品レビュー(文/林哲平)

 ウイングガンダムフェニーチェのビームマントを彩色して布のように表現するアイデア、さまざまなパーツの統一感もさることながら、発色が難しく、塗膜が厚くなりがちなホワイトをここまで美しく塗るのは本当に大変だったのではないでしょうか? シャープな印象を保つための繊細な塗装への気配りに目を惹かれました!

林 哲平
 「月刊ホビージャパン」にてHow toページを主に担当し、ガンプラをはじめとしたあらゆるジャンルの模型に精通している編集スタッフ

『ガンダムメタバースプロジェクト』とは

 「ガンダムメタバース」は、世界中のガンダムファンが集い、語り合い、様々なコンテンツに触れる場所として、ファンとともに運営し、発展を目指すプロジェクト。

 第2回は2024年3月15日(金)~17日(日)、そして22日(金)~24日(日)までの期間限定で開催された。

©創通・サンライズ

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