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特殊メイク造形家・加藤正人(PIERROT)のメルヘンで陽気な作品「Journey」【H.M.S.】

2024.03.23

H.M.S. Journey●加藤正人(PIERROT) 月刊ホビージャパン2024年4月号(2月24日発売)

加藤正人(PIERROT)Journey 特撮

 2年ぶりの登場となる加藤正人の動物やモンスターを植物と融合させる独自の作風は今回も健在。にこやかな表情につられて見る者も思わず笑顔になりそうな、メルヘンで陽気な作品をお楽しみいただきたい。

加藤正人(PIERROT)Journey 顔アップ
加藤正人(PIERROT)Journey モグルアップ
加藤正人(PIERROT)Journey 背負子アップ
加藤正人(PIERROT)Journey 後ろ
加藤正人(PIERROT)Journey 

●設定
 木が姿を変えた古代のゴブリン「モルグ」と彼の友達である食いしん坊で好奇心旺盛なイボイノシシの「バク」は森の奥深くにある伝説の果実を求めて旅をしていました。この果実は、食べた者に永遠の幸福と豊かな食事を約束すると言われています。
 バクの止まらない食欲はふたりの旅にいくつもの寄り道をもたらしました。
 しかし、これらの寄り道が実は彼らの旅に豊かな体験をもたらしていることに気づきます。彼らは森の中で新しい食べ物を発見し、新しい友達を作り、そして予想もしなかった冒険を経験します。
 最終的に、モルグとバクは伝説の果実を見つけますが、彼らが真に価値を見出したのは、果実そのものではなく、旅の途中で経験した友情と冒険でした。バクの食いしん坊な性格がもたらした寄り道は、ふたりにとってもっとも貴重な宝物となりました。

●製作
 原型はNSP粘土で形を作り、シリコーン型取りをして成型。イボイノシシと、ゴブリンの胴体はFRPです。あとのパーツはレジンキャストで成型し全体のバランスを見つつポリパテ、エポパテで形を作りディテールを追加しています。陽気に歩いている姿にしたかったため、イボイノシシの後ろ左足のみで支えているので全体的に軽量化しています。
 ディオラマで使う材料は実際あるもの、一部オリジナルでプリザーブドを使用しています。
 本誌2022年6月号に掲載させていただいた「Plant Medusa」と同様に木、植物を融合した作品です。今回は少し遊びを入れて、近年私がいろいろな場所で仕事をしているのもあり旅をテーマに製作しました。

スクラッチビルド

Journey

製作・文/加藤正人(PIERROT)


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