ファン待望のHGデミギャリソンがプレミアムバンダイから発売!硬質なイメージで戦闘特化仕様機らしく仕上げる【機動戦士ガンダム 水星の魔女】
2024.01.11MSJ-OP122 デミギャリソン【BANDAI SPIRITS 1/144】 月刊ホビージャパン2024年2月号(12月25日発売)
ファン待望のキット化! 硬質なイメージで戦闘特化仕様機らしく仕上げる
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』最新プラキットとしてプレミアムバンダイから発売となったHGのデミギャリソン。柔和な雰囲気のデミトレーナーから、実戦仕様として武骨さが増したフォルムが魅力だ。劇中でも要所要所で出番があり、キット化を待ち望んでいた量産機ファンも多いことだろう。寝太郎23による作例では、以前製作したデミトレーナー チュチュ専用機の「生徒が整備・運用している機体」とは反対に「警備、軍事用途を目的とした機体」というテーマで製作。共通の塗装なども施しつつ、面出しや細部仕上げの違いで差別化を図っている。
はいこんにちは、寝太郎23です。今回は量産機好きにはたまらない! デミギャリソンです。キットは先に発売された傑作、HGデミトレーナーに新規パーツで外装や武装が追加されたもので、戦闘特化仕様機を再現したたいへんプレイバリューに富んだ内容になっています。チュチュ専用機はニカがカスタマイズしたワンオフ機だったのに対して、こちらは警備用に正式採用された機体であることを意識して製作しました。ガンプラ作りの基本工作には面出し、シャープ化などいろいろありますが、今回は特に面出しに力を入れることで実戦で使用される工業製品としてのMSのカッチリ感を表現しています。
面出しは#400の紙ヤスリを金属の当て板に両面テープで貼って行っています。好きな音楽を流しながらリラックスして軽い力で行うと上手くいくと思います。この時『水星の魔女』のサントラを聴きながら行うとめっちゃ世界観に浸れるのでオススメですよ!
ディテールアップは新規パーツを中心に行っています。0.5mm角棒をヒザや肩に貼り付けアクセントにしました。このキット最大の魅力である武装に関しては、電気屋さんで購入した配線用のピンを銃口に見立てて差し込んでいます。特徴的なシルエットを演出する肩のスラスター部は装甲が層になっているディテールを追加し、より厚みがあり塊感があるように見えるようにしています。
塗装ですが、本体の濃いグレーをアニメ設定色とガンプラの成型色どちらも非常にカッコイイのでどちらに寄せるか非常に悩みましたが、青味のあるグレーでその中間的なイメージになる色を目指しました。また今回の作例では特に追加された新規パーツを魅せたい意味合いも含め、塗り分けを増やして視線を誘導するようにしています。こうするとスジ彫りやプラ板でディテールを足さずとも精密感がアップします。
デカールは全体のバランスを見ながら、MSの整備面、作例のフレーバー的な面を考慮しつつ貼っています。この時、差し色を入れるとおしゃれな雰囲気を演出できますよ。
『水星の魔女』はもうすでに何回も観ていますが、キット作っていたらまた観たくなっちゃったな~。皆さんもぜひ、アニメをもう一度観ながら作ってみてはいかがでしょうか。それではまた次回作例でお会いしましょう。
■塗装レシピ
グレー1=エヴァダークブルー+クールホワイト(9:1)
グレー2=ニュートラルグレー1+ニュートラルグレー2(5:5)に色ノ源シアン(少量)
黒1=ウイノーブラック+クールホワイト(9:1)
黒2=メカサフ ヘヴィ
BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット “ハイグレード”
MSJ-OP122 デミギャリソン
製作・文/寝太郎23
HG デミギャリソン
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●2420円、12月~発送予定●1/144、約13cm●プラキット●プレミアムバンダイ販売アイテム
ⓒ創通・サンライズ・MBS
寝太郎23(ネタロウニーサン)
緻密な塗装とデジタルツールを武器にマルチに活躍するモデラー。自宅のガレージで作業するほどの車好き。