ファレホのエアブラシ&筆塗りのポイント、すべて解説します!
「エアブラシと筆塗り」のスムーズな往復を活かして、重厚感あるATを仕上げる!
ファレホの種類を知ったら、お次は作例を通して使い方を見ていきましょう! ファレホは筆塗りなら「水」、エアブラシ塗装なら専用の溶剤を使えばすぐにエアブラシ塗装に適した塗料に変換できます。
ここではエアブラシ塗装がよりスムーズになる塗料の調整の仕方や筆塗りのポイントを紹介していきます。
使用キットはこちら!
ボークス 1/35デスメッセンジャー
塗る人/大森記詩
彫刻家。プラモはメカからスケールまでなんでも大好き! 普段は筆塗りメインですが、今回は久しぶりにエアブラシを使用。ファレホを使うのも、水性塗料を使用するのも初となります!
ファレホエアブラシ塗装のポイント
ファレホエアブラシ塗装の課題は「詰まり」です。ファレホがニードル先で固まり、ノズルが詰まる現象が起きます。これを緩和するために「ファレホ エアブラシシンナー」や「フローインプルーバー」というものを添加します。それだけで、ファレホのエアブラシ塗装は一気に快適になります。
プライマーの色も豊富!
緑はこの2色
ノズル詰まりの防止対策!
ワンプッシュで塗料が出る!
1:1の希釈率で!
1〜2滴くらいでOK
実際にエアブラシでファレホを塗ってみよう!
ファレホをエアブラシで塗る時は、エア圧は高めにしてください。0.1MPa〜0.15MPaが良いでしょう。グラデーションで細かいところを狙う以外は、フワッと包むように塗っていくのがポイント。特に1回目でいきなり色を乗せようとすると失敗するので注意してください。
こまめに洗浄しよう!
メインの緑を塗ってみよう!
お待ちかねの本体塗装です。今回はエアブラシ塗装→筆塗りでタッチを加えるという手順で塗るので、細部はマスキングせずに塗っていきます。エアブラシ塗装のはみ出しは、筆でタッチを加えるときに一緒に修正します。
慣れてきたら、カップに直接注いでOK
溶剤と塗料を混ぜます
大まかな塗り分けが完了!
ボークス 1/35スケール プラスチックキット
デスメッセンジャー
製作・文/大森記詩
デスメッセンジャー
●発売元/ボークス●6600円、発売中●1/35、約13.5cm●プラキット
前半はここまで!
後半では、デスメッセンジャー製作の続きをファレホの筆塗りポイントと共にご紹介。お楽しみに!
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