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『ククルス・ドアンの島』より高機動型ザク(エグバ機)がプラキット化! 特徴的な3色迷彩をマスキングで塗り分ける

2023.09.05

MS-06GD 高機動型ザク(地上用)エグバ機【BANDAI SPIRITS 1/144】 月刊ホビージャパン2023年10月号(8月24日発売)

MS-06GD 高機動型ザク (地上用)エグバ機 イメージカット

特徴的な3色迷彩をマスキングで塗装する

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』に登場した、5人の精鋭からなる「褐色のサザンクロス隊」。その隊長、エグバ・アトラーの専用機がついにプラキット化された。製品は通常のザクとは異なる、各部に増強された推進器や武装を忠実に造形。複雑な迷彩パターンはキット同梱の水転写デカールでフォローされている。GAAの作例は、このデカールを型紙にしてマスキングで迷彩を塗り分けるアイデアで仕上げてみた。

MS-06GD 高機動型ザク (地上用)エグバ機 正面
MS-06GD 高機動型ザク (地上用)エグバ機 背面
▲高機動型ザク(地上用)は、脚部とスカートアーマーに推進器を搭載しホバー移動能力を獲得した陸戦タイプのザクで、褐色のサザンクロス隊に配備された5機は各機ごとに装備や迷彩パターンが異なる。隊長のエグバが駆る機体はヒート・剣や銃剣といった白兵戦闘用武装を巧みに振るい、ククルス・ドアンのザクやガンダムと渡り合った
塗装前の状態 正面
▲塗装前の状態。腰中央ブロックは好みで左右0.5mmずつ、計1mmプラ板で幅増しした。握りこぶしはHGBC次元ビルドナックルズ(丸)を小加工したもの
腰部にマウントした銃剣
▲銃剣は専用パーツを介して腰部にマウント可能
G型・改良版ドラムマガジン式MS用マシンガン、銃剣、ヒート・剣2種
▲付属武装はいずれも新造形。G型・改良版ドラムマガジン式MS用マシンガンと着脱可能な銃剣、さらに使用(発熱)時/収納時の刀身の色を別個に再現したヒート・剣が用意されており、劇中のさまざまなシチュエーションに対応している
ポージング画像1
▲カサブランカの町を巡る戦いでの本機は、右手にヒート・剣、左手に銃剣を携行。俊敏なホバー機動と部下との巧みな連携戦術で瞬く間にジム部隊を粉砕した
ポージング画像2
ポージング画像3
▲G型・改良版ドラムマガジン式MS用マシンガンはサイドグリップが可動するので両手持ちの射撃姿勢も再現できる。銃剣は安全対策上先端がやや丸められているので、削り込みで尖らせた
塗装前のブレードアンテナ
頭部アップ

▲頭部ブレードアンテナは先端を尖らせるついでに、プラ板を後方に貼り足してひとまわり大型化

脚部アップ
▲ノーマルのザクよりもふた回りほど大型化した脚部。サザンクロス(南十字)のようなニーアーマーがチャームポイントだ
足裏アップ
▲リアアーマーおよびスネ側面&後方に巨大なフィンを搭載し、ホバー移動能力を持つ機体らしいデザインとなっている。足の裏もノーマルのザクとは形状が大幅に異なる
ポージング画像4
▲ヒート・剣は両手持ちも可能。関節構造は名キット『THE ORIGIN』版ザクを踏襲しているので、自在なポーズが取れる

付録デカールを応用した迷彩マスキング法

解説/GAA(firstAge)
 キットには迷彩パターンを再現するための水転写式デカールが用意されているが、複雑な曲面などキレイに貼るのがやや難しい部分もあるので、デカールをマスキングの型紙として用い、塗装で3色迷彩を再現する方法を紹介する。

エアブラシで塗装している画像
塗装後の高機動型ザク 上半身

▲ハンドピースを細吹き・低圧にして境目を少しずつ塗り分けていく方法もあるが、こちらはボケ足(色の境目のぼかし具合)がつけやすいものの、キレイな塗装には慣れが必要。マスキングの型紙を用意すれば、設定画の塗り分けパターンを正確に、比較的容易に再現できる

デカールにマスキングテープを貼り鉛筆で模様の輪郭をなぞった画像
▲付属デカールにマスキングテープを貼り、鉛筆などで模様の輪郭をなぞる
なぞった線に合わせて切り抜いたマスキングテープをパーツに貼りつけた画像
▲いったんマスキングテープをデカールから剥がし、輪郭に沿ってナイフで切り取れば、正確なマスキング型紙ができた
型紙テープを別のテープの上に貼りつけた画像
ナイフで下のテープを切り出した画像

▲逆に模様の外側をマスキングしたい場合。先程の型紙テープを別のテープの上に貼り、輪郭に沿ってナイフで下のテープを切り出せば、写真のようにピッタリ形の合った輪郭を正確に縁取ることができる

エアブラシで塗りつぶした画像
▲しっかりマスキングができたら、あとは通常通りエアブラシで塗りつぶせばOK。ポイントは下地の色、これから塗装する色、マスクする箇所と塗る箇所を取り違えないようにすること。①これから塗る部分にいったんテープを貼って、②その周りを貼り込み、③先に貼ったテープを剥がしてから塗る、少々回りくどいがこの手順ならミスが起きにくくなる
テープを剥がした画像
完成したパーツ

▲しっかり乾燥させたら、慎重にテープを剥がし、スミ入れ→デカールを貼れば完成。複雑な迷彩模様を正確にトレースすることができた

■今回のお題は
『ククルス・ドアンの島』に登場、褐色のサザンクロス隊隊長のエグバが駆る高機動型ザク(地上用)のレビューをお送りいたします。
 キットは、ノーマルのザクとはデザインが大きく変わった腰から下を中心にほぼ新規パーツで構成。ヒザ関節が引き出し式になっており、見た目以上に大きく曲げられます。大幅に変更が加えられた脚部のスタイルも申し分ない出来で、満足できるものとなっています。

■改修ポイント
 ランドセル上部のスラスター部分は市販パーツに置き換えてディテールアップ。付属マシンガンのストックバーが一体化していたので、ディテールを切り取ってからプラ棒を曲げて自作した物を接着しました。

■カラーリング
 問題の迷彩パターンですが、全塗装して仕上げていくとなると、デカールの色と合わせるのは難しいので、マスキング塗装で再現しました。
 デカールにマスキングテープを貼り、アウトラインを取り、輪郭を切り取り、それを貼り込んで塗装、の繰り返しです。わりと面倒ですが、設定画でしっかり決められているデザインなので、正確に再現できたときの達成感はひとしお。根気よく取り組みましょう。
イエロー=タン
ライトブラウン=RLM79 サンドイエロー
ブラウン=ダークアース
ダークブラウン=レッドブラウン
グリーン=RLM83 ダークグリーン
関節グレー=ニュートラルグレーIV
 コーションとマーキング、ラインのデカールを貼り、スミ入れして、半光沢クリアーを吹いて完成です。

■以下、続々
 エグバ機はすでにお手元にある方も多いかと思います。このあと、サザンクロス隊のクセ強僚機の発売が続々控えています。迷彩パターンはエグバ機がいちばん複雑なので、これさえクリアできればあとはどんどん楽になる…はず。

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット “ハイグレード”

MS-06GD 高機動型ザク (地上用)エグバ機

製作・文/GAA(firstAge)

HG 高機動型ザク 地上用(エグバ機)
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●2970円、現在受注終了、2023年4月〜発送●1/144、約13cm●プラキット●プレミアムバンダイ販売アイテム

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ⓒ創通・サンライズ

GAA(ガア)

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