HOME記事完成品TOY映画『SAND LAND』より、超合金で「サンドランド国王軍戦車隊104号車」登場!ディテール&ギミックを詳しく解説【超合金】

映画『SAND LAND』より、超合金で「サンドランド国王軍戦車隊104号車」登場!ディテール&ギミックを詳しく解説【超合金】

2023.08.31

超合金の魂【BANDAI SPIRITS】 月刊ホビージャパン2023年10月号(8月24日発売)

 2023年8月現在、絶賛上映中の『SAND LAND』より、主人公ベルゼブブ達が乗る「サンドランド国王軍戦車隊104号車」が超合金から出ることが決まった。今回は、そのディテールやギミックを可能な限り細部まで紹介していく。

(構成・文/池田元気[TARKUS])

●発売元/BANDAI SPIRITS コレクターズ事業部

超合金より

サンドランド国王軍戦車隊104号車 参戦!!

 映画『SAND LAND』の劇中に登場するサンドランド国王軍の新型戦車である104号車。作中ではラオが「幻の泉」に向かうためにサンドランド国王軍戦車隊から奪い取った戦車だ。超合金では、砂漠の戦車をイメージしたザラッとした質感で仕上げられている。また、アニメCGにも見られた影のテクスチャー表現はタンポ印刷で再現すべく鋭意製作中だ。
 今回紹介した写真はまだ試作段階で、最終的な商品仕様に向けて調整中とのこと。そして、左右に取り付けられたマフラーや、戦車内部の縞鋼板にはダイキャストパーツが使用されている。砲塔は左右に動き、主砲部分も上下に可動する。全ハッチ部分は開閉することが可能だ。台座が付属しており、砂絵を意識したタイトルロゴが入っている。鳥山明作品で超合金として発売されたものは、本体に超合金表記されていた「んちゃ!アラレちゃん」以降。今回、久しぶりの鳥山明作品からのラインナップであり、期待が膨らむ。

『SAND LAND』とは……

 2000年に週刊少年ジャンプにて、短期集中連載されていた鳥山明原作のコミック。人類の愚かな行動や、天変地異によって水源が枯渇して砂漠化した世界が舞台となる。初老の保安官であるラオが、悪魔の王子ベルゼブブとそのお目付け役であるシーフとともに「幻の泉」を求めて旅に出る。鳥山明先生曰く、「『COWA!』とならんでお気にいりなのがこいつであります」とのこと。

超合金 サンドランド国王軍戦車隊104号車 正面
104号車 側面
▲サイドビュー。国王軍のエンブレムと「104」が印刷されている。履帯の車輪は、ABSパーツにメッキが施される予定だ
104号車 天面
▲真上から見た状態。砲塔にハッチが確認できる
104号車 全ハッチ展開
▲全ハッチが展開した状態。劇中では、内部が暑いということでこの状態で走行していた。ハッチから中のボトル部分が確認でき、中身もしっかりと作り込まれていることがうかがえる
真上のハッチ付近のコンソール
▲真上のハッチの近くに配備されたコンソール
戦車内部のコンソール
▲戦車内部の左側に備え付けられたコンソール
反対側のコンソール
▲右側には、左側とは違う形状のコンソールが取り付けられている
運転席部分
▲運転席部分の縞鋼板。ダイキャストが使用されてリアリティのある質感が表現されている
104号車 上部
▲シャークマウスを連想させるマーキングが施されている砲塔。カメラやハッチの細かな造形にも注目だ
104号車 背面
▲︎リアビュー。左右に取り付けられたマフラーは、ダイキャスト製
104号車 車体部分の左右のライト
▲車体部分の左右のライトには、クリアーパーツを使用。ザラッとした質感がよくわかる。影のテクスチャー表現のブラッシュアップにも期待だ

超合金 サンドランド国王軍戦車隊104号車

●価格未定、発売時期未定●約15cm

©バード・スタジオ/集英社 © SAND LAND製作委員会

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池田元気[TARKUS]

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