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【明日発売！】HG「YF-29 デュランダルバルキリー（早乙女アルト機）」の素組みレビュー＆開発コメントをお届け!!
2023.08.25
YF-29 デュランダルバルキリー【BANDAI SPIRITS 1/100】 月刊ホビージャパン2023年10月号（8月24日発売）
作例の前に…、素組みでちょこっとレビュー！
BANDAI SPIRITS『マクロス』HGシリーズ第2弾「YF-29 デュランダルバルキリー（早乙女アルト機）」が明日8月26日に発売となる。明日の20時に更新されるDAISANによるキットレビュー作例記事をお届けする前段階として、素組みのレビューと前回に続いて開発担当のコメントをご覧いただきたい。
▲ほぼ製品版に近いテストショットに付属のネーマーシールを貼った状態。ごくわずかにネーマーシールで再現しきれていない部分があるがほぼ気にならないレベルだ。それでも設定通りに仕上げたい方は塗装で再現するか、別売の「HG1╱100 YF‐29デュランダルバルキリー（早乙女アルト機）専用水転写デカール」をご活用いただきたい
開発COMMENT
シールの分量についてもどれだけストレスフリーにできるか検討を重ねた部分です。やはり、組み立て・変形・ポーズを付けて遊ぶ、という部分に注力してもらいたいですからね。水転写式デカールを別売りにしているのもそれが理由で、全部入っていると、全部使わなければという強迫観念にかられてしまうじゃないですか？ なので、別売りにしてさらにこだわりたい方はこちらを買ってね、という形態にしました。YF-29はYF-19よりも色分けやマーキングが多いので、それをすべて再現となると結構なストレスになってしまうと思うんですよ。なので、映像を観た上で違和感を感じることのないように、シールを貼るだけで満足していただけるネーマーシールにしております。改めて設定画と見比べてみると足りない部分が分かりますが、そこまで楽しみたい方はぜひ別売りの水転写式デカールを入手してください。
マーキングひとつひとつを検証して、ここはデカールにしよう、ここはシールで付けておくべきだと取捨選択していきました。
ちょこっと裏ワザ
▲キャノピーパーツは同じように見えて実は取り付けリブの形状が異なる。バトロイド形態用（左）は強度重視でリブが大きいが、ファイター形態用（右）は見た目重視でリブが小さくなっている。差し込み穴は共通で交換が可能になっているので、ファイター形態用機首にバトロイド形態用キャノピーを取り付けると、キャノピーを開けた状態にすることもできる。厳密にはキャノピーの先端部は本体側に残るのだが、ディスプレイの幅が広がるのはうれしい
開発COMMENT
アルト機とマックス機は同時進行だったので、『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!! 』でのマックス機の印象的なポーズができるように開発を進めていきました。映像を見比べてみるとマックス機のほうが派手に動いているんですよね。一番の可動ポイントは胸部なのですが、実は肩部も重要で、可動を突き詰めていくとどうしても細身になってしまうのですが、HGシリーズはキットとしては小さめなので、手に取ったときの満足感が損なわれてしまわないようにバランスには気を使いました。初期は胴体部分に前後の折り曲げ機構があったのですが、そこまで盛り込むと組み立ても変形もさせづらくなってしまうので、それではHGシリーズではない、ということでギミックに関しても取捨選択を行い、最適な部品数とストレスのない組み立て工程を導き出しました。
HG 1/100 YF-29 デュランダルバルキリー（早乙女アルト機）
●発売元／BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部● 4400 円、8 月26日予定●1/100（バトロイド）●プラキット
＼作例はコチラ／
公開は明日（2023年8月26日）の20時から！
それが俺の翼の舞だ！
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