HOME記事キャラクターモデルMODEROID鉄人28号をモノクロテレビ時代の姿で再現! 昭和30年代のモノクロ感をヴィネット化する!!

MODEROID鉄人28号をモノクロテレビ時代の姿で再現! 昭和30年代のモノクロ感をヴィネット化する!!

2023.06.02

鉄人28号【グッドスマイルカンパニー】 月刊ホビージャパン2023年7月号(5月25日発売)

鉄人28号 イメージカット

昭和30年代をイメージしたモノトーンディオラマで鉄人28号をヴィネット化

 月刊ホビージャパン2023年5月号エアブラシ特集にて先行レビューを掲載したMODEROID 鉄人28号を、改めて製作。今回は、原作漫画および初代テレビアニメの時代背景でもある昭和30年代の日本を舞台にヴィネット化。初代アニメの頃のモノクロテレビに合わせてモノトーン調のカラーリングでまとめている。

鉄人28号 正面
鉄人28号 背面

▲主役の鉄人28号は素晴らしい出来なのでキットのまま。合わせ目を消しポーズを取らせて関節を固定したのみ。カラーリングは当時のモノクロアニメを参考に塗り分けている

時計塔ビル
時計なしのビル1
時計なしのビル2

▲銀座でおなじみの建物をイメージに時計塔ビルをプラ材でスクラッチ。時計は別で仕上げて最後に貼り込んだ

ディオラマ全体画像
製作途中のベース1
製作途中のベース2

▲フォトフレームをベースにスチレンボードとスタイロフォームで地面を製作。ビルは壁面塗装後にスモークの塩ビ板を貼り、反射で映り込む窓を演出している。ディオラマサイズは横28.8cm×縦21cm×高さ40cmほどとなっている

ディオラマ全体画像 背面

 今回はMODEROIDの「初代」鉄人28号のヴィネットをモノトーンで製作しました。筆者は「初代」世代ではないのですが、巨大ロボットの系譜として外せないキャラクターだと思っています。また2004年、2007年には今川泰宏監督のアニメ作品が制作されており、こちらのイメージが強い方も多いかと思います。過去にたくさんの鉄人の立体物がありますが、このキットは関節の処理なども含め現在のスタンダードなフォルムになっていると思います。特に修正が必要とは感じませんでしたので、無改造ストレート組みで使用しました。
 さて、鉄人のヴィネットといえば以前タイムスリップグリコの鉄人シリーズという名作がありました。こちらは極端なデフォルメで構成された立体イラストといった趣の大変魅力的な作品群でしたが、これと同じアプローチは筆者には難しいと感じましたので、シンプルに「ビルの街にガオー」を作ることにしました。鉄人28号の作品背景は昭和30年代。東京タワーが建設された頃です。当時のビルの街といって筆者のような田舎者が思いつくのは丸の内か銀座くらいでして、今回は建物自体がアイコンともいえる交差点のあのビルを参考にしました。まあ初代ゴジラの刷り込みかもしれませんが(笑)。
 有名な建築物なので資料はたくさん見つかります。今回は正確な再現を目指してはいないので雰囲気優先で図面を描きました。細部はかなりいいかげんです。ただサイズは鉄人に合わせたいので鉄人のキット実寸からスケールを算出しました。あとは図面に合わせてスチレンボードとプラ板を組み合わせて製作しています。接着には水性のハイグレード模型用セメダインとゼリー状瞬間接着剤を併用しています。1階の大型ショーウインドーをボックス構造にしてベースに固定、建物壁面のアンカーとしています。ボックス部分に壁面を接着してある感じですね。
 窓は実際に反射している感じが欲しかったので、壁面塗装後にスモークの塩ビ板を裏側から貼りました。前後しますが、壁面は全体にアクリル絵の具のジェッソを塗って下地を作り、アクリル塗料で塗装しています。夜間のライトアップの雰囲気がよかったのでそれらしく塗装しましたが、昭和30年代当時はライトアップされていないと思います。
 鉄人は背景に埋もれてしまわないように軽くシャドーを吹いただけで白黒アニメっぽく塗り分けています。鉄人のシンプルながら力強いフォルムの存在感はあらためて凄いと感じました。

グッドスマイルカンパニー ノンスケール プラスチックキット“MODEROID”

鉄人28号

ディオラマ製作・文/國谷忠伸

MODEROID 鉄人28号
●発売元/グッドスマイルカンパニー●3900円、5月予定●約15.5cm●プラキット

Ⓒ光プロダクション

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國谷忠伸(クニヤタダノブ)

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