HOME記事スケールモデル【映画を観て雪風が作りたい!】きみにもできる艦船模型の“週末モデリング”!タミヤ「1/350 雪風」の成型色を活かして楽しむ方法をご紹介!【日本海軍駆逐艦 雪風】

【映画を観て雪風が作りたい!】きみにもできる艦船模型の“週末モデリング”!タミヤ「1/350 雪風」の成型色を活かして楽しむ方法をご紹介!【日本海軍駆逐艦 雪風】

2025.09.05

きみにもできる!! 雪風 簡単フィニッシュのススメ【タミヤ1/350】 月刊ホビージャパン2025年10月号(8月25日発売)

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「タミヤ 1/350 雪風」起工!

▲船体などの大きなパーツは、接着面に流し込み接着剤(ここではセメントSを使用)をしっかりと流して接着していく。流し込み接着剤は接着跡が目立ちにくく、完成後もきれいに仕上がる
▲船体には自分で開口する箇所が多数ある。説明書の指示をしっかりと確認して、指定された箇所をピンバイスで開口していく
▲タミヤ版雪風の甲板のキャンバーは見事! これは甲板の中央部を高くしてかまぼこ状にすることで水が溜まるのを防ぎ、排水しやすくする構造なのだ。このようにプラモデル製作を通じて、実物のことを学べたりする
▲エッチングパーツの切り出しはモデラーズナイフで行う。ガラスカッターマットや硬い木の板の上でカットすれば、パーツが反ることなくきれいに切り出せる
▲主砲基部やボートの防水布部分などピンポイントで白を筆塗り。船体に乗せる構造物を組む前に、先に筆塗りしておくと面倒がない
▲塗膜が完全に乾いたら、白フタのタミヤセメントで接着。このような小さなパーツの接着には、粘土の高い白フタのほうが適している
▲今回の塗装箇所でもっとも面積が広いのがリノリウム甲板の色分け。ここはタミヤアクリル「レッドブラウン2」で塗っていく
▲1回で発色させようとすると厚塗りになってしまうので、まずは薄く全体に塗り広げていく。はみ出しも気にしなくてOKだ
▲3回ほど塗り重ねて思い通りの発色に。塗膜が乾いてから台所用中性洗剤(キッチンマジックリン)を綿棒に付け、レール部分など塗膜を剥がしたい部分を拭き取った。水性塗料を手軽にきれいに落とせる便利アイテムだ
▲マストの組み立ては、艦船模型製作の工程でも鬼門のひとつ。しかしこのキットには治具が付いているので、きれいに組み立てられる
▲仕上げにウォッシングを施す。甲板上にはタミヤスミ入れ塗料「ダークグレイ」を薄く塗り広げ、塗りっぱなしのまま乾燥させて仕上げた
▲舷側にはタミヤスミ入れ塗料「ダークブラウン」を用いてウォッシング。サビが浮いたような雰囲気にして、甲板上と差を付ける
▲キムワイプで拭き取り、ダークブラウンがランダムに残るようにした
▲ウォッシングするとプラスチックのツヤ感も若干落ち着く。キットのパーツは成型色のままでも質感がよく、ウォッシングを加えるだけでも、塗装しているかのように仕上がる。慣れてきたら自分の印象や好みで色味を変えたり、足したりしてやるのもオススメだ

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けんたろう、フミテシ

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