ここまでさまざまなHow toをご紹介してきましたが、実際にはどんなエアブラシが使われているのか気になりませんか? このコラムでは、ホビージャパンが誇る15人のプロモデラーたちのエアブラシと、その周辺環境をのぞかせてもらいました。
柚P
キャラクターモデルをメインに製作。10代のころから月刊ホビージャパン作例を手掛け、ツール・マテリアルにも詳しい。
▲ハンドピースはさまざまなカスタマイズができる。ノック式のアジャスターでニードルを調整できたり、豊富な種類のノズル径、ニードルキャップが発売されているため、カスタム性が高い
urahana3
独特な感性に基づいた塗装で、美しくメリハリのある仕上げを得意とする主婦モデラー。
nishi
ハイレベルな塗装技術で美少女からキャラクターモデルまで美しく仕上げるオールラウンダー。
マイスター関田
THE GUNDAM BASE TOKYOガンプラマイスターとして活躍する、塗装表現の伝道師。
NAOKI
メカニックデザイン、造形、造形プロデュースなどさまざまフィールドで活躍するマルチクリエイター。
▲エアテックス「APC-006D」、レイウッド「nitro comp v2」を使用。それぞれ5本のハンドピースにエアを分配するため出力の高い機種を使用する
タナカ虫
「ガンダムフォワード」にて「のんびり模型生活ノススメ」の連載を持つ。GBWC2019大会チャンピオンの夫Re-taと共用している。
▲コンプレッサーとハンドピース2本、周辺器具がすべてセットとなったGSIクレオスの「Mr.リニアコンプレッサーL7/プラチナ・ツインセット」を使用
keiichiro
陰影の利いた仕上げで『創彩少女庭園』特集号の「ホビージャパンエクストラ」では表紙モデルを製作。
▲コンプレッサーはGSIクレオスの「L5」、塗装ブースはタミヤの「ツインファン」。奥に見える食器乾燥機と併用することで作業効率を上げている
nikh
工作精度、色使い、オリジナリティあふれるアレンジなど“作品”としての見せ方に長けた新鋭モデラー。
まつおーじ
丁寧な工作と塗装を武器に、キャラクターキットをメインに月刊ホビージャパンで活躍するモデラー。
えめす@ifrit
和柄を用いた作品や柔らかな雰囲気を持つ作品など、独特な塗装表現を得意とする新鋭モデラー。
畠中浩
精度の高い工作でキットレビューからスクラッチまでこなすマルチモデラー。カーモデルを得意とする。
ikepon
金属パーツやデカールをバランスよく配置したディテールアップでメリハリのある仕上げを得意とする。
コジマ大隊長
セミスクラッチやディテールアップ、ウェザリング塗装など、あらゆる技法に精通するベテランモデラー。
▲RAYWOODの製品で統一した塗装システム。ハンドピースは「PROFIX Tech Liner TH-B02」をメインに、「TH-A01」「TH-T02」をサブで使用し、コンプレッサーも同社「NITRO-COMP ニトロコンプ V2」と「V1+PROFIX AIR-SYSTEMS エアブラシ用エアータンク T-25」を使用
哀川和彦
細部まで行き届いた丁寧な工作と製作スピードの速さで、主に最新キットのレビューなどを担当する中堅モデラー。
ニルエット
工作や塗装で独自のアレンジを加えながらも破綻の無い美しい仕上がりで、主に女の子プラモを担当するモデラー。
まとめ
いかがでしたか? それぞれの部屋の間取りや塗装の癖などに合わせて構築された、プロモデラーの「エアブラシシステム」に詰まったこだわりを感じていただけたのではないでしょうか。