FAガール ドゥルガーIとFAを使用して「ドゥルガーII」を製作! 塗装でエレガントな仕上がりに【フレームアームズ・ガール】
2023.03.24FAガール版ドゥルガーIIを優雅な塗装で製作!
2023年2月にめでたく再販となったフレームアームズ・ガールのドゥルガーI。この機会で改めてキットを手に取る読者も多いハズ…ということで、nishi製作による作例をお届けしよう。作例ではドゥルガー系FAのバリエーション機であるドゥルガーIIをモチーフに、同機のパーツを追加しカラーリングを変更したもの。パール塗料によるメタリック表現やラップ塗装でエレガントに仕上げている。
■フレームアームズ・ガール ドゥルガーII
ども、nishiでございます。
今回はFAガールでドゥルガーIIを製作いたしました。基本的にはドゥルガーIとほとんど変わらないんですが、トサカ部分のアンテナと装備品が異なります。
昨今のガール系の武装は大型化が進んでいますので、フレームアームズ・ドゥルガーIIの剣とシールド、アンテナ含めてそのままの大きさで付けちゃってもいいんじゃない? とノリで仮組みしてみたら特に違和感もないのでそのまま持たせることに。改修点も剣の持ち手をガールのものに交換するだけで特に何処かをいじる点もありませんでした。
そこで改修に摂られるリソースを、塗装に分配して製作しております。
■塗装
作例のオーダーとして重厚感ある装甲表現というものがありました。そのため装甲のシルバーは黒立ち上げのホワイトパール仕上げにし、陰影を付けて仕上げています。シルバーのベタ塗りでもきれいではあるのですが、黒立ち上げにすると陰影を付けた境界線でどうしても粒子の粗さが目立ってしまい、スケール感を損ないがちです。パール系の粉末を使えば比較的粒子が目立たないというわけです。
ガンメタリック部分は同じく黒立ち上げのフレームメタリック2を使用。
これでオーダーの重厚感は達成されたのではないかと思います(笑)。
ドゥルガーIIのクリアーイエローパーツに当たる部分はラップ塗装を施しました。ラップをクシャクシャにしてシルバーを塗布、それを黒ベースのパーツに押し当てたりサッと流したりして模様を形成。その後色の付いたクリアー系でコートする古くからある技法のひとつです。一部パーツにアクセントとして使用するには非常に効果的ですね。
■フェイスパーツ
駒都えーじ氏デザインのFAガールは、キットの光彩の差異がハッキリしている傾向があります。なので少しぼかすとちょうどいい感じになります。今回はエナメル塗料のクリアーグリーンとブラックを調色したものをエアブラシでグラデーション塗装しました。
好みもある点ですが、途端に雰囲気が変わりますのでお試しあれ。
以上nishiでした!
コトブキヤ ノンスケール プラスチックキット “フレームアームズ・ガール” ドゥルガーI 使用
フレームアームズ・ガール ドゥルガーII
製作・文/nishi
フレームアームズ・ガール ドゥルガーI
●発売元/コトブキヤ●7920円、発売中●約16.5cm●プラキット
Ⓒ KOTOBUKIYA
nishi(ニシ)
ハイレベルな塗装技術で美少女からキャラクターモデルまで美しく仕上げるオールラウンダー。