学校でも使う絵具でプラモを超リアルに塗装する方法を伝授! ザリガニのプラモで実践だ!
2022.10.19
水性塗料ペインティングLAB. 月刊ホビージャパン2022年11月号(9月24日発売)
自由研究24 いきもの編 アメリカザリガニ(ホワイト)
安全、安心、環境にも優しくて高性能だけどまだまだ認知度が低く使っている人も少ない「水性塗料」の可能性をお届けするコーナー。水性塗料に熟知した“水性アクリルボーイ”むっちょがさまざまなジャンルのキットを水性塗料で仕上げます。今回は月刊ホビージャパンをはじめ模型界隈で最近話題のアクリルガッシュ塗料を使った実験企画。使い心地から他塗料との兼ね合いはどんなものなのか実際にむっちょが試してみました。使用キットはフジミのアメリカザリガニをチョイス。マッカチン(ザリガニ)で夏を締めくくりました。
今回使用している塗料
ターナーアクリルガッシュ
・パーマネントレッド ・バーントアンバー
Mr.ウェザリングカラーグランドブラウン
ナスカエナメル シャドウブラウン
▲使うもの一覧。今回は全体の塗装が終わったあとウェザリングを行うので筆を何本か用意。ちなみにアクリルガッシュを使うのは初めて
▲アクリルガッシュこといわゆる水性絵の具。今回は有名メーカーのターナーのものを使用。サクサク進めたいので希釈は少々濃いめでシタデルカラーを使うときより粘度があるくらい
▲ここではサフなしでプラに直塗りでテスト。すべて1色なので、はみ出しも何も気にせずガシガシ色をつけていく
▲ハサミが塗り終わった状態。まずはサフの有無で何が変わるか試してみよう
▲白サフを吹いた逆のハサミを同様に塗装。塗料の乗り具合や筆に感じる抵抗はそこまで差がなかった
▲上がサフあり、下がサフなし。乾燥するとどちらもマットな仕上がりに。白サフを吹いたもの(下)は下地の影響から若干鮮やかな色合いになった
▲塗膜の強さチェックで筆の柄で引っ掻いてみる。水性塗料なのでどちらも塗膜はそこまで強くはない。仕上げでクリアーを吹けば多少は強くなるかも
▲ハサミと同じようにザリガニの本体も赤で丸々塗装する
▲アクリルガッシュを使ったウォッシングを行う。ここではバーントアンバーをシャバシャバな希釈で両ハサミに塗りたくっていく
▲ウォッシングを行うことでハサミの突起の部分に茶色い塗料が溜まっていく。これでも泥っぽい雰囲気になるが、他のウェザリングも試してみよう
▲次にMr.ウェザリングカラーのグランドブラウンで同様にウォッシングしてみる
▲ザリガニの体に塗りたくっていく。気持ち濃いめでガッツリ汚したほうが見映えが良くなるかも
▲凹部分には塗料が溜まりやすいので汚れ感がわかりやすい。気持ちやりすぎなくらいでOKのようだ
▲尾の部分はエナメル塗料での重ね塗りのテスト。エナメル塗料はよりはっきりと塗料が溜まる印象だった
▲体(右)がMr.ウェザリングカラー、尾(左)がエナメル塗料。色の乗り具合を見るにエナメル塗料が好みのため仕上げのウェザリングは全身エナメル塗料にすることに
▲ハサミにエナメル塗料を塗ると凸部分の根本にしっかりと溜まっていい具合に汚れた
▲身体部分にエナメル塗料を重ね塗りしたら生々しすぎるくらいの仕上がりに。最後にツヤありクリアーを吹いた
▲ザリガニゲットだぜ! 実物の1.5倍くらいのサイズのマッカチンが完成
完成!
▲鮮やかな赤に泥っぽい汚れが入り、いい具合にリアルな雰囲気になった。ツヤ感がいい仕事してる
自由研究24 いきもの編 アメリカザリガニ(ホワイト)
●発売元/フジミ●3190円、発売中●約23cm●プラキット●プラキット
むっちょ
ミニチュアペインターで“ホビーアドバイザー”。月刊ホビージャパンおよびMOOKでキャラクターキットの水性塗料仕上げを披露するなどペイント技術が高いが、模型製作についてはまだまだ勉強中の身。夏は坊主でキマリ!