『ゴースト マークII』のHGキットを「凶悪さ」と「力強さ」で魅せる【境界戦機】
2022.03.31各部シャープ化とパイピングで凶悪さと力強さを魅せる
第七話では北米同盟軍のブレイディハウンドと、そして第一部クライマックスでは『八咫烏』のMAILeS3機と壮絶な戦闘を繰り広げた「ゴースト マークII」がプレミアムバンダイ販売アイテムとしてHGシリーズにラインナップ。キットはメインアームが左右対称になり、大きく形状が変わった頭部やサブアームなどは新規型パーツで再現。Ryunzによるキットレビューでは、各爪やエッジをより凶悪な印象になるようシャープ化し、高い出力であることを見た目でも印象づけられるように各部にパイピングを追加している。
『境界戦機』第一部のラストでアモウたちと死闘を繰り広げた、謎の漆黒のAMAIM「ゴーストMk-II」を製作いたしました。キット自体は店頭で発売されているHGアメインゴーストのバリエーションで、変更点は頭部、右腕、スネとかかとになります。キットの出来映えは素晴らしく、迫力満点なボディサイズのほか、『境界戦機』キットならではの可動範囲の広さを持っており、ぜひとも手にとってほしいキットです。作例はエッジを出してシャキッとさせるとともに、パイピングを行い、Mk-IIになったことでパワーが増したことをアピールしてみました。
■塗装
ゴーストを最初に見たときに「なんかグリ〇ォンに似ているな」と思ったので、光沢の黒で塗っています。塗料はボーンペイントのアンダーブラックを使いました。しっかりと下地を作る必要はありますが、簡単に光沢を出すことができます。
関節色は、外装が光沢だったのでツヤ消しにしました。さらにグレーだと寂しい感じがしたのでタミヤのメタリック塗料を使っています。メカモデラーはあまり使わない塗料シリーズですが、このように面白い色もあるのでおすすめのシリーズです。
黒=アンダーブラック
赤1=レッドFS11136
赤2=ローズディープレッド
関節濃=ダークアイアン(タミヤ)
関節淡=メタリックグレイ(タミヤ)
BANDAI SPIRITS 1/72スケール プラスチックキット“ハイグレード”アメインゴーストMk-II 使用
ゴースト マークII
製作・文/Ryunz
HG 1/72 アメインゴーストMk-II
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーデビジョン クリエイション部●3300円、受注中、4月〜発送予定●1/72、約16cm●プラキット●プレミアムバンダイ販売アイテム
©2021 SUNRISE BEYOND INC.
Ryunz(リュンズ)
細部まで行き届いた丁寧な工作ときっちりした塗装を得意とする。猫と車が好き。