HOME記事ガンダムHG ガンダム G-セルフ(アサルトパック装備型)【sannoji】 劇場版『Gのレコンギスタ III』「宇宙からの遺産」Blu-ray&DVD発売記念

HG ガンダム G-セルフ(アサルトパック装備型)【sannoji】
劇場版『Gのレコンギスタ III』「宇宙からの遺産」Blu-ray&DVD発売記念

2021.12.28

ガンダム G-セルフ(アサルトパック装備型)【BANDAI SPIRITS 1/144】 月刊ホビージャパン2022年2月号(12月25日発売)

ガンダム G-セルフ(アサルトパック装備型)
扉絵

 劇場版『Gのレコンギスタ III』「宇宙からの遺産」Blu-ray&DVD発売記念として、本作にて活躍する「HGガンダム G-セルフ(アサルトパック装備型)」を製作。大型ビーム・キャノンやミサイル・ポッド、大型スラスターからなる巨大複合兵装をキットでも大迫力に再現している。作例はsannojiによるもので、G-セルフ本体はツインアイや胸部ダクトを劇場版設定や作画に合わせて加工。アサルトパックはカラーリングがやや単調に感じたので、一部塗装パターンにアレンジを加えて各ディテールが際立つようにしている。

ガンダム G-セルフ(アサルトパック装備型)全貌
▲大型ビーム・キャノン先端から後部の大型ビーム・サーベル先端までで約30cmを超える。左右のミサイル・ポッドの横幅もあり、シリーズ最大のキットになっている
胸部アップ
▲ダクトパーツ塗装後に裏側をマスキングテープで隙間なくふさぎ、UVクリアジェルを空洞部分に流し込み。さらにダクトパーツ表面にも面相筆で薄くUVジェルを塗ることで、映像で見られるような透明なカバーで覆われている状態を再現した
ビーム・ライフル可動アーム裏側の肉抜き埋め
▲ビーム・ライフル可動アーム裏側の肉抜きはプラ棒と瞬間接着剤で埋めている
ミサイル・ポッド開閉
▲ミサイル・ポッドは正面および側面のハッチが開閉する
正面ミサイル・ポッド加工
▲正面ミサイル・ポッドは弾頭部の塗り分けをしやすくするために別パーツ化。キットのパーツを削り落とし、ウェーブ「O・ボルト①」に置き換えて塗装後に接着。ハッチ裏には押し出しピン跡があるので、0.3mmプラ板を貼って目隠しをした
スラスターノズル加工
▲背面中央および左右にあるスラスターノズルは面がフラットなので、スリットモールド入りプラ板を切り出して塗装後に接着
ガンダム G-セルフ(アサルトパック装備型)
正面
▲アサルトパックは大型ビーム・キャノン砲身を赤からグレーに変更し、外装もところどころを白に変更することで全体的に面が単調にならないようにしている
ガンダム G-セルフ(アサルトパック装備型)
背面
ガンダム G-セルフ単体
アクションポーズ1
ガンダム G-セルフ単体
アクションポーズ2
頭部瞳加工
▲劇場版ではG-セルフのツインアイに瞳のようなテクスチャが追加されているので、直径1mmのプラ丸棒に0.3mmピンバイスで穴を開けたものをツインアイに埋め込み、塗装後にUVジェルクリアでオーバーコートしている
肩アーマー側面バーニア加工
▲肩アーマー側面のバーニア部分はキットパーツをくりぬいて、市販パーツを埋め込んでいる。握り拳はコトブキヤM.S.G「ハンドユニット ノーマルハンド2020」、銃持ち手は「ハンドユニット ノーマルハンドA」に交換した
ガンダム G-セルフ単体

■祝、劇場版『Gのレコンギスタ III』Blu-ray/DVD発売
 TV版『Gのレコンギスタ』が放送されていたのが2014年で7年が経っているのですが、思い返してみると同シリーズのガンプラを作るのは今回が初めてでした。息子君がHGガンダム G-セルフ(パーフェクトパック)を作るのを手伝った覚えがありますので、それ以来の『G-レコ』シリーズのキット。ガンダムチャンネルの配信映像で復習しながら製作開始です。

■G-セルフ
 改めて見ると、劇中に登場するG-セルフをよく再現しているように感じますが、もっと「劇場版」に寄せるべく、ツインアイの瞳(?)を再現します。スペース的には直径1mmくらいの中でどうするか…少々悩みましたが、今回は直径1mmのプラ丸棒に0.3mmピンバイスで穴を開けたものを、ツインアイに埋め込みました。塗装後にUVジェルクリアでオーバーコートしています。赤いアゴの部分は少し削って短くしました。ブレードアンテナのシャープ化はかなり印象が変わりますので、アンテナを折らないように注意しながらぜひやってみましょう。

■アサルトパック
 G-セルフの背中に接続するのでバックパックといえばそうなのかもしれませんが、どちらかというと巨大支援メカでしょうか。設定カラーがやや単調に感じたので、赤い部分を減らすようにカラーリングを変更。多少ディテールも追加して、見た目のメリハリが出るようにしました。設定カラーと見比べてもらえたら違いはすぐに分かると思いますが、これはこれで違和感ないのでは? と自己満足しています。

■塗装・仕上げ
白=ニュートラルグレーI
赤1=GXハーマンレッド
赤2=マルーン(下地にメカサフ ライト)
黄=MSイエロー(下地にMr.フィニッシングサーフェイサー1500ピンク)
青=スカイブルー+GXメタルブルー(少量)+シルバー(少量)
灰1=メカサフ ライト
灰2=焼鉄色
黒=Mr.フィニッシングサーフェイサー1500ブラック
 センサー部は調色した「青」をキット付属のシールに塗装してから貼っています。また、センサー部のツヤは残しておきたいので、パーツがバラバラの(ある程度は組んである)状態でツヤ消しコートを吹いておき、クリアーパーツを取り付け、シールを貼って組み上げて完成です。

ガンダム G-セルフ(アサルトパック装備型)

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット
“ハイグレード ガンダムGのレコンギスタ”

ガンダム G-セルフ(アサルトパック装備型)

製作・文/sannoji

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Ⓒ創通・サンライズ

sannoji(サンノジ)

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