作例:ゾイドワイルド戦記外伝
ゼノレックスバスターXA&レジェンドブルーシザースユニット
2021.09.16
YouTubeのアニメとリンクしたストーリーで共和国と帝国の背景を描く『ゾイドワイルド戦記外伝』。物語はクライマックスへ突入! アニメ6話の最後を飾ったゼノレックスの再現と、両軍の垣根を越えた新技術「バイタルチャージャー」を装備したレジェンドブルーの新たな姿。ゼログライジスとの決戦を迎える最終局面を改造面からも見ていこう。
ZENOREX BASTAR XA
ゼノレックスバスターXA
今回、大幅に手を加えた脚部は、3D造形によるものですが、かかとに付いている転倒防止バーをカットすれば足の角度を調整できました。また尾の根元部分の中心をカットし、左右に少し動くようにしてから尻尾のパーツはプラ棒で軸を延長しています。頭部はウェーブのU・バーニアフラットをサーチライトの先端部分に付けシルバーからクリアーグリーンを塗装。乾燥後透明UVレジンクリアーを流して硬化させて完成です。
LEGEND BLUE SCISSORS UNIT
レジェンドブルー シザースユニット
第4話のレジェンドブルーに臨時的なバイタルチャージャーを多数追加した機体となります。本体部分は第4話から変更はありません。バイタルチャージャーでボリュームアップしたことでバランスをとるため、左右のシザースアームは爪の部分を少し短くし、紙ヤスリで形を整えています。左右のバイタルチャージャーを取り付けているラックは、ジャンクパーツからの流用。マークを入れた左肩のシールドも、ジャンクパーツから整形して取り付けました。バイタルチャージャーはウェーブのプロペラントタンクLをベースに製作。ヒモやプラ材を接着してディテールアップしています。
タカラトミー 1/35スケール プラスチックキット
製作・文/小澤京介
© TOMY
小澤京介(オザワキョウスケ)
AFVを中心に製作するスケールモデラー。ゾイドをはじめ月刊ホビージャパンではキャラクターモデルも多数製作するマルチプレイヤー。