スタイル、可動すべてが「実にハラショー!」PLAMAX 最新キット「キングゲイナー」の箱の中身を見てみよう!【OPEN THE BOX】
2026.03.30
OPEN THE BOX/キングゲイナー【マックスファクトリー】 月刊ホビージャパン2026年5月号(3月25日発売)
マックスファクトリーの完成品フィギュアが模型で甦る! PLAMAX キングゲイナーをレビュー!!
ヴェルビン、ドラグナー、ラビドリードッグと、完成度の高いプラキットを立て続けに送り出してきたマックスファクトリー。その最新にして大注目のアイテムが「PLAMAX キングゲイナー」です。今回はキットレビューと作例記事の2本立てで、そのポテンシャルに迫ります。
本製品は、かつてマックスファクトリーが発売した固定モデルの完成品フィギュア「キングゲイナー」の造形をベースに開発されたもの。シルエットや各部のアウトラインは当時の造形を踏襲しつつ、可動モデル化にあたって構造を再設計。さらにプラキットとしての組み立てやすさや見映えも考慮し、フィギュア版よりもひと回り大型にアップデートされています。まるでアニメ第1話におけるメダイユ公秘蔵の“オーバーマン”が目覚めたかのように──時を経て再構築された造形が、至高のプラキットとして再起動。進化を遂げたPLAMAX キングゲイナーの魅力と特徴を、さっそく見ていきましょう。
文/三環しおん
\全高約20cmのボリューム!/
▲ガンプラで言うMGクラスのボリュームがある本キット。髪の量感まで合わせると、かなりの存在感
▲オーバーコートのむっちり感と、マッスルエンジンの筋骨隆々とした造形が見事に融合。まさにフィギュアメーカーが作る最先端プラモだ
▲チェンガンは専用パーツでマウント可能
\特徴的な顔は「塗装済」/
▲劇中ではさまざまな形状に目まぐるしく変化する顔の模様。キングゲイナーの特徴のひとつと言えるこの線は、塗装済みパーツで表現されている
\クリアーパーツ+パール成型色による質感/
▲パール成型の頭部パーツに顔のクリアーパーツを取り付けると、いい塩梅の立体的奥行きが生まれる。塗装せずともこの質感を得られるのはうれしい
\オーバーコートの質感/
▲キングゲイナーがカテゴライズされる巨大ロボット「オーバーマン」は、人工筋肉のような内部構造「マッスルエンジン」と外装部「オーバーコート」で構成される。写真は胸部を覆うオーバーコート「ブラジャー」。外装はいずれも柔らかみのある造形で、パールホワイトのような成型色が採用されていて非常に美しい
\細部の色表現を可能とする「デカール」/
▲外装の段落ちディテール部には黒いラインが入るのだが、それらは付属の水転写デカールを貼ることで表現できる。それ以外にも水色などのワンポイントカラーもセット
\ハンドはPVC製/
▲ガルプラでよくチョイスされるPVC製のハンドを採用。柔らかで表情豊かな造形となっており、武器の保持力もバッチリ
\組み立てやすさもサポート/
▲似た形状の多いパーツを多数取り回す髪の毛状のパーツの裏にはパーツ番号がモールドされているので、パーツを切り離した後でも安心
\こだわりのポシェット/
▲劇中でも活躍する左太モモの装備「ポシェット」。こちらはパーツの内側に成型色ごとに分けられたパーツをセットし、外側に各パーツの色を露出させることによってカラフルな色分けを再現している
\胸部内側もしっかり色分け/
▲コクピットを守るブラジャー内側のボディ部も成型色で色分け。チラリと見えるこれらの色が情報量を増してくれる
\美しいヒップパーツ/
▲プリっとしたヒップラインが美しい! 黄色を塗装で再現しているのもグッド
\背中からお尻にかけての美しい流れ/
▲がっちりとしたたくましい背筋から、臀部に向かって柔らかな造形にシフトしていく。本キットは背中だけでも語れるかっこよさを秘めている
\剛性抜群の関節軸/
▲画像は股関節部分。約20cmの大きさをしっかり支え、かつアクションも楽しめるように各関節は非常に強固に設計されている
\見た目以上に柔軟な「肩」/
▲肩関節内側にはスイング機構と上下可動を可能とする機構を搭載
\足首可動のキモ!「長い軸」/
▲キングゲイナーの靴はスネと一体化している。このデザインは非常に魅力的なものの、足首の可動範囲に影響を及ぼす。そこでPLAMAXでは足首関節軸を長~い棒として成型することで、足首自体を伸縮させて可動クリアランスを確保しているのだ
\一番奥まで差し込んでいる状態/
▲足首関節の長い軸をスネの奥側まで挿し込むと、足首とスネのラインが見事に一体化。美しい……
\軸を下側に引くと……/
▲このように足首がスネ部分から離れて、さまざまな方向に動くようになる。シンプルな機構ではあるが、この長い軸によってデザインと可動を両立しているのだ
\チェンガンは2モード再現可能/
▲チェンガンは本体をいったん旦バラすことで、ガンモードとソードモードを差し替え可能。この後の作例記事では、本体をバラさずに差し替えできるように工作しているので、ぜひ参考にしてほしい
PLAMAX キングゲイナー
●発売元/マックスファクトリー、販売元/グッドスマイルカンパニー●8800円、発売中●約20cm●プラキット
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