HOME記事キャラクターモデル『第4次スーパーロボット大戦』の「ヒュッケバイン(PTX-08R)」登場!! 端正なスタイルはそのままに 気になる合わせ目の処理やシャープ化などキット攻略ポイントを解説!

『第4次スーパーロボット大戦』の「ヒュッケバイン(PTX-08R)」登場!! 端正なスタイルはそのままに 気になる合わせ目の処理やシャープ化などキット攻略ポイントを解説!

2026.03.23

ヒュッケバイン(PTX-08R)【BANDAI SPIRITS】●アーリーチョップ!!! 月刊ホビージャパン2026年4月号(2月25日発売)

アーリーチョップ!!!製作「ヒュッケバイン」全体
スーパーロボット大戦OGロゴ

HÜCKEBEIN[PTX-08R]

 ゲーム『第4次スーパーロボット大戦』(1995)で鮮烈なデビューを飾ったパーソナルトルーパー「ヒュッケバイン(PTX-08R)」が、満を持してHG プラキット化! 一部関節機構を除き全身の大半を新規設計とし、カトキハジメ氏のデザイン画を徹底的に再現。象徴的装備であるブラックホール・キャノンの存在感も申し分なく、往年のファンから最新世代までが納得する完成度と言えるだろう。
 本記事では、その端正なスタイルを最大限に活かすべく、合わせ目処理を軸とした製作の攻略ポイントをアーリーチョップ!!!がレビューしていく。

アーリーチョップ!!!製作「ヒュッケバイン」
アーリーチョップ!!!製作「ヒュッケバイン」背面

▲ヒュッケバインは、地球連邦軍が異星人勢力への対抗策として開発したパーソナルトルーパー。ゲシュペンストのデータを基に革新的技術を盛り込み、北米テスラ・ライヒ研究所で完成。絶大な破壊力を誇るブラックホール・キャノンや、リープ・スラッシャーといった武装を有する

アーリーチョップ!!!製作「ヒュッケバイン」頭部アップ
▲額の縦長のセンサー部およびツインアイはクリアーパーツ製。眉間の逆三角形の部分のみ付属シールで再現される。アンテナはキットの時点で非常にシャープに成型されているのがうれしい

ロシュセイバー

アーリーチョップ!!!製作「ヒュッケバイン」ロシュセイバー持ちアップ
アーリーチョップ!!!製作「ヒュッケバイン」未使用グリップ収納

▲斬撃武器・ロシュセイバーが2本付属。未使用時のグリップは左右のサイドアーマーに収納できる

ブラックホール・キャノン、発射!

アーリーチョップ!!!製作「ヒュッケバイン」ブラックホールキャノン発射再現
▲全長約13cmにもおよぶ大型のブラックホール・キャノン。砲身下部の3mmジョイント穴にアクションベースを挿すこともできるので安定してディスプレイできる。キャノンは中空で見た目の割に軽いので、写真のように両手の保持のみで飾ることも問題なかったりする
アーリーチョップ!!!製作「ヒュッケバイン」ブラックホールキャノン発射の様子アップ
▲ブラックホール・キャノンのセンサーは付属シールがメタリック調にキラッと光ってくれるため、作例でもそのまま使用した
アーリーチョップ!!!製作「ヒュッケバイン」ブラックホールキャノン
▲作例のブラックホール・キャノン(写真右側)はセンターの合わせ目を接着して処理後、濃淡2色のニュートラルグレーを用意し、砲身と基部とで塗り分けてみた

リープ・スラッシャー

アーリーチョップ!!!製作「ヒュッケバイン」リーブスラッシャー再現
▲リープ・スラッシャー。パイロットの脳波でコントロールされる輪状の斬撃武器だ。クリアーブルー成型のエフェクトパーツは塗装要らずの美しさ。専用アダプターパーツを使えば付属のアクションベースに接続してディスプレイできる
アーリーチョップ!!!製作「ヒュッケバイン」ウイングユニット
▲ウィング・ユニットは下部の安定翼が上下に動く。側面の凹部分の黒色は水性ホビーカラーのブラックを塗り、はみ出した部分を台所用洗剤を付けた綿棒で拭き取る手段が簡便でオススメだ

き、キットの完成度が高すぎる!

アーリーチョップ!!!製作「ヒュッケバイン」素組み比較
▲素組み(写真左側)と。豊富な成型色でカラフルに組み上がり、推進器の黄色や手足の白もすべて色分けされている。頭部アンテナも加工の必要がないくらいシャープなので、モデラー目線では本当にやることがない…(苦笑)
「ヒュッケバイン」肩アーマー寄り
アーリーチョップ!!!製作「ヒュッケバイン」肩アーマー寄り

▲作例の肩アーマー内側を黒で塗り潰して印象を引き締めた。素組み写真の赤丸で囲んだ前腕部の合わせ目は接着して消した

「ヒュッケバイン」ウイングユニット合わせ目
アーリーチョップ!!!製作「ヒュッケバイン」ウイングユニット合わせ目

▲ウィング・ユニットの合わせ目も接着

アーリーチョップ!!!製作「ヒュッケバイン」製作途中
▲肩アーマーの合わせ目処理。パーツM14とM15の側面パネルラインに沿ってナイフを入れ、パーツをカットしたら天面部だけ接着して合わせ目を消した
アーリーチョップ!!!製作「ヒュッケバイン」製作途中2
▲ウィング・ユニットも写真のように側面モールドに沿ってナイフを入れて分割すると、安定翼を後ハメできるようになる
アーリーチョップ!!!製作「ヒュッケバイン」製作途中3
▲スネ正面の合わせ目を消すため、写真のふくらはぎとスネの境界にあるモールドで分割した
アーリーチョップ!!!製作「ヒュッケバイン」製作途中4
▲前腕は関節部のみ先に塗装、マスキングしてから前腕部を接着して合わせ目を消した

 ども! アーリーチョップ!!!です。スーパーロボット大戦シリーズに登場するヒュッケバインシリーズの始祖となるPTX-08Rの立体化は心待ちにしていた方も多いはず! 今回はキットの良さを活かしながら製作していきます。
■製作
 フレームの一部パーツは既発売のHG ヒュッケバインMk-IIと共通ながら、ほとんどのパーツが新規造形です。組むだけでカラフルに仕上がり可動性能も申し分ありませんが、構造上どうしても合わせ目が出る箇所が数ヵ所あるので、今回は合わせ目処理にポイントを絞って製作しました。
 工作を施したのは肩、前腕、スネ、ウィング・ユニットの4ヵ所。基本的には分割ラインを変更しつつ、目立つ合わせ目を接着して消す方式を取っています。肩やウィング・ユニットは側面のパネルラインに沿ってナイフを入れていき、パーツをカットしたら天面の合わせ目を接着する方法(2パーツを3パーツ構成に変更)。スネはふくらはぎ下のダクトのラインで分割しますが、ここは無理に切り離さずに、関節パーツをマスキングして接着したほうがストレスが少ないかもしれません。またこういったマスキングを絡めた合わせ目処理をする際に自分はいったんすべてのパーツを塗装してから作業しています。マスキングの精度にもよりますが、接着した後にパーツ全体を塗装しようとすると、どうしても漏れた塗料がマスキングしたパーツについてしまうので、合わせ目部のみ塗装することで極力リスクを減らすようにしています。
■カラーリング・仕上げ
 基本的に設定画準拠で塗装していますが、印象的な水色パーツのみ少し濃いめの水色との2色で塗り分け。各ダクト内のみ黒などで塗り分ければカンペキです! デカールは全体の印象を変えないよう味付け程度にコーションを貼り付けています。
水色1=34番スカイブルー 80%+1番ホワイト 20%
水色2=スカイブルー 90%+ホワイト 10%
紺=14番 ネイビーブルー 80%+65番インディブルー 20%
黄=NAZCA マンダリンイエロー 80%+ホワイト 10%
白1=NAZCA ニュートラルホワイト
白2=PLASTIC BOMBカラー ニュートラルグレー1.5w
赤=79番 シャインレッド 90%+ホワイト 10%
関節/武器グレー1=NAZCA メカサフヘヴィ
関節/武器グレー2=PLASTIC BOMBカラー ウェポングレー1

アーリーチョップ!!!製作「ヒュッケバイン」

BANDAI SPIRITS ノンスケール プラスチックキット “ハイグレード”

ヒュッケバイン(PTX-08R)

製作・文/アーリーチョップ!!!

HG ヒュッケバイン(PTX-08R)
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン●4950 円、発売中●約16cm●プラキット


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ⓒSRWOG PROJECT

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