HOME記事キャラクターモデルMODEROIDに「ダンガードA」がセット・オン!! メタリック表現を取り入れた全塗装と合わせ目消し&製面処理でギミック満載のキットを攻略!【惑星ロボ ダンガードA】

MODEROIDに「ダンガードA」がセット・オン!! メタリック表現を取り入れた全塗装と合わせ目消し&製面処理でギミック満載のキットを攻略!【惑星ロボ ダンガードA】

2026.03.19

ダンガードA【グッドスマイルカンパニー】●ドーパミン 月刊ホビージャパン2026年4月号(2月25日発売)

ドーパミン製作途「ダンガードA」特撮

すきだッ MODEROIDダンガードA! ギミック満載のキットを丁寧に作る

 故・松本零士氏原作のTVアニメ『惑星ロボ ダンガードA』(1977)。主役の巨大ロボ・ダンガードAがプラキットとして発売されたのを受け、早速ジャスダム基地(自宅)で厳しい特訓(変形遊び)に興じているファンも多いことだろう。キットはさすがのMODEROID、遊びやすく調整されており、サテライザーからダンガードAへの組み替え変形をスムーズに行うことができる。今回は目立つ合わせ目を後ハメ加工をしながら除去し、全塗装で製作。そのままでも設定イメージ通りのカラーリングで作れるキットだが、メタリック表現なども取り入れて精悍に仕上げてみたぞ。

ダンガードA

ドーパミン製作途「ダンガードA」
ドーパミン製作途「ダンガードA」背面

●太陽系第十番惑星プロメテへの人類移住プロジェクト「プロメテ計画」に際し、大江戸博士は惑星開発用メカ、ダンガードAを改修し計画の要とする。主人公・一文字タクマはダンガードAの正パイロットを目指し、鬼教官キャプテン・ダンの厳しい特訓に耐えながら、プロメテ計画を阻まんとするドップラー軍団と戦う
●キットはモールド追加などのアレンジを入れず、サテライザー時の主翼などは思い切りよく差し替えパーツとすることで、設定画のプロポーションそのままに立体化している

ドーパミン製作途「ダンガードA」頭部アップ
ドーパミン製作途「ダンガードA」ガードランチャー外し
ドーパミン製作途「ダンガードA」頭部製作途中

▲変形時に小型飛行機・ガードランチャーを頭部に被るダンガードA。このギミックはキットでも再現されており、ガードランチャーを外すことが可能(画像は非変形のプロポーション優先パーツ)。非装着時の頭頂部に目立つ合わせ目はパテで埋めている

ドーパミン製作途「ダンガードA」変形タイプのガードランチャー
▲変形タイプのガードランチャーを被るとこんな感じ
変形タイプガードランチャーにライディングギア装着
▲変形タイプのガードランチャーに、ランディングギアパーツを装着することで着陸状態に
ドーパミン製作途「ダンガードA」ダブルシャフト構えアップ
▲双槍・ダブルシャフト。両スネに収納されているコズモアローを連結して作る大型武器だ。製品は厚みがある形状優先の刀身パーツの付属に加え、長/短2種の柄を交換することでそれぞれの形態を再現できる
ドーパミン製作途「ダンガードA」コズモアロー構え
▲片手武器・コズモアロー。赤い刃のセンターにある白線はシールで再現できる。作例はマスキングで丁寧に塗り分けた
ドーパミン製作途「ダンガードA」バルサーカノン
▲胸部を開くと現れる必殺のパルサーカノン。ここはサテライザーのランディングギア収納場所でもあるが、キットはランディングギアを別パーツ化することでそれぞれの形態の見映えを両立させている
ドーパミン製作途「ダンガードA」製作途中腹部
▲グレーの腹部ブロックは、赤い機首パーツを後ハメできるように赤く塗った部分を削り取った
ドーパミン製作途「ダンガードA」製作途中腰部
▲腰部は黒いパーツと股関節パーツをはめたまま接着・合わせ目消し。赤いスリットを再現するためのパーツA10、A11は干渉部を削り、塗装後に無理やり後ハメできるように調整した
ドーパミン製作途「ダンガードA」製作途中ヒジ関節
ドーパミン製作途「ダンガードA」製作途中前腕部

▲前腕部とヒジ関節の接合部は、赤く塗った部分をカット。さらに、ヒジ関節のダボ穴をC字にカットすることで後ハメ化した

ドーパミン製作途「ダンガードA」製作途中ヒザ関節
▲写真のヒザ関節は太モモパーツにはさみ込まれるため、赤く塗った軸の突起を一部残して削り取り、受け側の太モモパーツにも対応する形の切り欠きを入れることで後ハメ加工

サテライザー

ドーパミン製作途「ダンガードA」サテライザー
ドーパミン製作途「ダンガードA」サテライザーリア寄り
▲ダンガードAの飛行形態。ダンガードAの下半身ブロックの先端にガードランチャーが移動し、上半身ブロックがその底部に移動するというユニークな合体でこの姿を取る。キットも劇中同様のプロセスで変形可能だが、合体中に突然生えてくる主翼と前腕はさすがに差し替え式。専用スタンドに乗せれば、飛行形態のイメージでディスプレイできる
ドーパミン製作途「ダンガードA」製作途中かかと
▲かかとの推進部はウェーブ プラ=パイプを削り出したものに置き換えた
ドーパミン製作途「ダンガードA」サテライザーライディングギア装着
▲底部にランディングギアを装着することで駐機状態に
ドーパミン製作途「ダンガードA」製作途中ライディングギア
ドーパミン製作途「ダンガードA」製作途中ライディングギア2

▲サテライザーとガードランチャーのそれぞれのランディングギアパーツは、タイヤとシリンダー部がシンプルな造形だったので、プラ材と真鍮線で作り直している

 お疲れ様ですドーパミンです! ダンガードA、約50年前の作品ですが令和8年になっても新たな立体化が作られるとは、すごいものです。キットは手足の直線的な面構成がとても美しいものですから、それを尊重しつつ合わせ目消しと製面処理をしっかりする意識で製作させていただきました。
■製作
 MODEROIDらしくはさみ込み構造が多用されているので、合わせ目を消すとなるとやや大変。バラせない箇所はパーツを入れたまま接着・塗装。具体的には肩関節(パーツB12・B13)がそうですね。関節パーツを組み込んだまま受け側の合わせ目を消し、塗装時は関節を動かしながら吹いて、塗り漏らしのないように塗っています。他、手首や足首の軸受けパーツも受け側とは成型色が異なりますが、完成時はほとんど見えなくなるので一気に塗っています。構造上、どうしても合わせ目処理が難しい箇所(スネと上腕ブロック)は、塗装後にパテを盛って表面処理してから合わせ目を接着、また塗るという力技で乗り切っています。
 細かいところですが、ヒジ関節の縦スリットは成型都合でモールドが消えている箇所があるのでしっかり彫り直し。ハンドパーツの開き手や武器裏、ガードランチャーの角部分の肉抜き(合わせ目の大きい隙間)は、パテを擦り込んでから表面処理をし、面をしっかり出しました。
■カラーレシピ
紺=393番 ロシアンエアクラフトブルー80%+ガイアカラー スターブラストシルバー10%+ガイアカラー ピュアブラック10%
赤=ガイアカラー ブライトレッド80%+同 純色イエロー20%
水色=74番 エアスペリオリティーブルー80%+156番 スーパーホワイト20%
薄水色=370番 エイザーブルー80%+ガイアカラー パールシルバー10%+スターブライトシルバー10%
金=ガイアカラー スターブラストブラス90%+GX209番 GXレッドゴールド10%
銀=104番 ガンクローム70%+ガイアカラー ニュートラルグレーIII 10%+パールシルバー20%
黒=ガイアカラー ミッドナイドブルー60%+同ピュアブラック40%
グレー=71番 ミッドナイドブルー60%+スーパーホワイト40%
光沢=スーパークリアー 光沢でコート
ツヤ消し=スーパークリアー つや消しでコート

ドーパミン製作途「ダンガードA」

グッドスマイルカンパニー ノンスケール プラスチックキット “MODEROID”

ダンガードA

製作・文/ドーパミン

MODEROID ダンガードA
●発売元/グッドスマイルカンパニー●7900円、発売中●約18cm●プラキット


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