MAX渡辺&横山宏が製作した冬季迷彩のシュトラール兵器が集結! さらに大森記詩もパックレーテとカングールで緊急参戦!!【Ma.K in SF3D】
2026.03.17Ma.K. in SF3D【ウェーブ 1/20、海洋堂 1/35】●横山宏、MAX渡辺、大森記詩 月刊ホビージャパン2026年4月号(2月25日発売)
シュトラール軍 無人強襲偵察用二足歩行戦車 パックレーテ 多目的大型装甲戦闘服 カングール 傭兵軍鹵獲機 製作/大森記詩
『Ma.K.』と模型の大先輩である清水圭さんが、かつて1/20クレーテのバリエーション作例として製作された短砲身パックレーテ。クレーテのフォルムと短砲身がベストマッチですよね。今回はセンサー部分が改修されている機体にアレンジしてみました。バルジのパーツは装甲車の足周りから流用しています。こういう時に「これはストーリーのどの時期の機体だろう?」というように妄想するのが好きな性分です。最新型無人兵器の配備によって二線級となったクレーテが、野戦工廠でパックレーテへと換装されていった設定を思い出しつつ、センサー類も改修キットで強化されて準キュスター仕様になっているというイメージをしながら作ってみました。そして、短砲身といえばやはり突撃砲です! マーキングには、タミヤ1/35 III号突撃砲B型に付属しているデカールから骸骨を選んでいます(白赤黄の3種が入っているのが嬉しいです)。35マシーネンはスケールモデルをはじめとした他キットからのデカール流用でも、より選択肢を増やしてくれて楽しいですよね。
もう1体のカングールですが、(今回未掲載の)1機目を両腕仕様で作ったので、2機目は腕部を新造しつつ鹵獲仕様にしてみました。お馴染み傭兵軍の鹵獲機体であるスキンヘッドのテイストを参考に、間接視認システム搭載機としてキャノピーを装甲化。鹵獲機として傭兵軍仕様に改造されていることを強調したかったので、同スケールのハセガワルナダイバーに同梱されているSGプラウラーからシーカーを流用しました。
スキンヘッドは、現実世界の旧ドイツ軍が鹵獲兵器に用いていた(t)や(r)といった符号をイメージソースに、A.F.S.(s)としてシュトラール軍からの鹵獲機体を示す(s)が設定され、これがスキンヘッドという名称の元になっていますよね。鹵獲カングールもSから始まる名前が良さそうでしょうか。横山先生たちに名前をつけてもらうのはいかがでしょうかね。こうした機体アレンジをより気軽に楽しめるのも35マシーネンの魅力。今後の展開がますます待ち遠しいのでした。

海洋堂 1/35スケール プラスチックキット
シュトラール軍 無人強襲偵察用二足歩行戦車 パックレーテ
製作・文/大森記詩

海洋堂 1/35スケール プラスチックキット カングール改造
多目的大型装甲戦闘服 カングール 傭兵軍鹵獲機
製作・文/大森記詩
シュトラール軍 多目的大型装甲戦闘服 カングール 製作/横山宏
製品サンプルはメーカーに組み立ててもらったキットを塗ることが多いけど、今回は海洋堂のカングールのキットを一から組んでみたのでいくつかの「気づき」をお伝えしましょう。「こうしたほうがおもしろいよ」ってくらい気楽に読んでくださいね。
海洋堂の2個入りキットはそれぞれが2色の違う成型色にしてもらってます。もちろんこれは往年のマッチボックス社のトリビュートです。なので組み立てる時に隣り合う成型色を混ぜて組み立てるだけですが、これが案外無限のレイアウトがあります。それぞれの好みの配色のモデルができ上がるので「どうせ塗装する」からと試さないのはもったいないよ。カングールはこの2色組みをしてなくて、ここまで何か落ち着かない日々を過ごしてました。こうやって隣り合うパーツを違う成型色で組むとワクワク度が約20%はアップします。組み上がったら塗装したくなくなるのが難点ですが(笑)。
今回うっかりメインハッチのヒンジのストッパー(A-4)を付け忘れて胴体を組み上げたら、あとから組み込めないじゃないの! しかしこれが幸いして前面フードの開閉のフィッティングがすごくよくなった! ストッパーを付けた時より完璧に閉まるよ。開いた状態でも可動部のテンションだけでここを保持できる。メインハッチを外せばパイロットも出し入れしやすいし、あとから内部も塗装できるのでできたらA-4のストッパーは使わないほうがいいくらいです。背中の筒状のサイレンサーはあとから塗装しやすいように接着しないでおくといいかな。
2色で組み上がると塗るのがもったいなくなるのでカングールで塗装できる完成品がないか探してみました(笑)。するとプラのテストショットができる前に3Dプリンターで出力した形状確認用のサンプルがあるじゃないですか! で、それを塗ることにします。この出力品はレーザー砲の部分が硬化ムラで割れていたので被弾したことにします。サクッと冬季迷彩で塗りました。記詩君が作ってきたパックレーテも偶然冬季迷彩だったので擱座したカングールをパックレーテが守っているシーンを撮影することができました。

海洋堂 1/35スケール プラスチックキット
シュトラール軍 多目的大型装甲戦闘服 カングール
製作・文/横山宏
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