HOME記事キャラクターモデル『Get Ride! アムドライバー』初プラキット化!! PLAMATEA「アムドライバージェナス&ボードバイザー」を後ハメ加工と合わせ目消しでアクションもディスプレイも映える仕上がりに!

『Get Ride! アムドライバー』初プラキット化!! PLAMATEA「アムドライバージェナス&ボードバイザー」を後ハメ加工と合わせ目消しでアクションもディスプレイも映える仕上がりに!

2026.03.12

アムドライバー ジェナス&ボードバイザー【グッドスマイルカンパニー】●イタミテック 月刊ホビージャパン2026年4月号(2月25日発売)

イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」特撮

『アムドライバー』初のプラキット版を塗装仕上げで“やっちゃる!”

 2004年放送の名作アニメ『Get Ride! アムドライバー』。20年の時を経て、アムドライバージェナスが完全新規設計で初のプラキット化を果たした。本キットには、ジェナスが番組序盤で愛用したボードバイザー「ワイバーン」をセット。組み替えによって大型のブリガンディ・モードも再現可能で、その精密かつ完成度の高い仕上がりに全国のピープル(市民)が歓喜の声を上げている。今回の作例は、イタミテックが当時を懐かしみながら愛情を込めて製作。後ハメ加工はもちろん、ボードバイザーを付け外ししてGet Ride! する際に避けて通れない塗装剥げ問題についても、工夫を盛り込みながら仕上げている。

ブリガンディ・モード

イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」ブリガンディ・モード
イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」ブリガンディ・モード背面
▲主人公、ジェナス・ディラがパワードスーツ「アムジャケット」を装着、さらにワイバーンを鎧状に纏った姿。切れ味鋭い両腕の刃「ダブルブレード」で、謎の生命体「バグシーン」を薙ぎ払う
イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」ブリガンディ・モードアクションポーズ
▲パーツ自体が軽く、またバイザーの重みに素体の関節がしっかり耐えてくれるので、腕を振り上げたアクションポーズで飾ることが可能。20年前にコナミが販売していたトイ版を知るファンからするとうれしいポイント
イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」ブリガンディ・モードスタンド使用
▲キットは問題なく自立するが、スタンド接続用アダプターパーツを背中に装着すれば、別売のTHEシンプルスタンドに挿して浮いた姿勢でディスプレイできる

アムドライバージェナス

イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」アムドライバージェナス
イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」アムドライバージェナス背面

▲アムジャケットを着た基本形態。ジョイント周辺の黒い部分が別パーツ成型で、背面にネジ穴もないので未塗装でも雰囲気十分

アムドライバーギア

イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」アムドライバーギア
イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」アムドライバーギア背面

▲付属のアーマーパーツとソードを装着可能。全身のクリアーパーツは塗装せずに研ぎ出しし、さらに面を整えてツヤを出した

ボードバイザー ワイバーン

イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」ボードバイザー ワイバーン
イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」ボードバイザー ワイバーン後方寄り全体

▲空中を翔けるサポートメカ。各部の青いクリアーパーツはため息が出るほどの美しさ。当時のトイ版からクリアーパーツの使用部位が増え(尾翼の部分)、さらに見目麗しくなっている

イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」ライドポーズ
▲Get Ride! 背面のジョイントをジェナスの足の3mm穴で固定することで、カゲキにタノシイ(当時CM風に)ライドポーズで飾れる!
イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」ジョイントピンアップ
▲ジョイントピンはマスキングテープを巻き、ジョイント穴にはランナーを差したまま無塗装で仕上げることで、塗装剥げを気にせず遊べるようにしている
イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」頭部アップ
▲目は蛍光仕上げ(エヴァカラー エヴァレイホワイト→ガイアカラー 蛍光グリーン)で塗装。ブラックライトで照らすとクリアーパーツ内部が光って見える
イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」製作途中クリアーパーツ

▲クリアーパーツ表面の凹凸やキズは、神ヤス! 高番手セットの2000→4000→6000→8000→10000番で研ぎ出し→セラミックコンパウンドをかけてツヤ出しした

イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」製作途中バイザー肩
イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」製作途中バイザー肩2

▲バイザーの肩に接続するブースター部分の中央に走る合わせ目を処理。前方側はパネルラインを彫って分割線をずらし、後方も目立たないラインで切り分けてパーツ分割を変えた

イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」製作途中バイザー尾翼
▲バイザー尾翼の付け根も、同じようにパネルラインで彫って切り離し、分割を変えた
イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」製作途中胸部
イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」製作途中胸部2

▲胸部の脇に走る合わせ目は、分割線を変えて背中側が外せるように加工し、背中の隙間から首フレームや肩のボール受け部を後から組み込めるように。この際、強度を保つため上半身内側には瞬間接着パテMr.SSPで隙間を埋めるようにたっぷり塗り込んだ

イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」製作途中背面
▲背中、肩、太モモのジョイントは内部にひっかける突起部分をカットすることで後ハメ可能
イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」製作途中手足関節
▲手足の関節は肉抜きを埋めてから塗装→手足を組みつけて合わせ目消し→再塗装した
イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」製作途中ハンドパーツ
▲手首は「関節技 球体ジョイントミニ」に置換して後ハメ&可動範囲を拡大。受け側の穴の周囲を4mmドリルで少し広げ、ジョイント自体が埋まるように調整した
イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」製作途中アーマーパーツヒジ関節
▲アーマーパーツのヒジ関節内側の段差が気になったので、ランナーから作ったパーツを片側に貼り付けて高さを揃えた
イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」製作途中素体ヒザパーツ
▲素体のヒザパーツの下側を削り、脚をよりまっすぐ伸ばせられるようにした
イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」製作途中バイザーフレーム部分
▲バイザーのフレーム部分にあるスペースは、プラ板でフタをしてからパネルラインを彫った
イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」
▲キットの可動範囲は非常に優れているので、さまざまなアクションポーズを取らせることができる。肩ボールジョイントとその受け穴は嵌合がきつく設計されているので、ここは無塗装で仕上げた

 マジェスティックな令和に、ドラスティックなPLAMATEAとして、グラマラスに復活したアムドライバーのキット化発表時は本当に驚きました! 本キットは過去の玩具版と近い設計で分離/変形/合体するようになっていて、組み上げた時に思い出もカゲキに甦る感覚でした。足りない色はすべて塗装済みで、組み上げるだけで色分け完璧なキットでしたが、ほとんどのパーツの合わせ目が中央に入っているので、今回は「意地でも合わせ目は残さないぞ!」と徹底処理してプラモ的な仕上げを目指しました。
■製作
 中央に合わせ目のあるパーツが多いので、部位によって先に塗装したパーツをはさみ込んで処理したり、パネルラインを追加してパーツ分割をずらしたりして玩具的なスキを無くしました。塗装ですがジェナスとバイザーでは設定に合わせて別の白色を塗ったり、バイザーにはシャドウ吹きも追加して立体感を強調しました。
 バイザーの合体部は無塗装の状態できつめに噛み合うように設計されています。今回は塗装仕上げなのでマジ・スクでカンナがけし、クリアランスを調整しました。
 当時の玩具ではやりにくかった色変え(ラグナ用とかね)や、改造工作などもできるので、模型での復活は本当にうれしいですね。この勢いでぜひとも他メンバーやガン・ザルディ、バーストバイザーなんかも発売してほしいですね!w
■塗装
 関節はアニメのイメージに寄せるために白く塗装。バイザーは面/エッジを強調しつつ、箱絵の塗りイメージを意識して、紫を入れたグレーをかなり薄めてからエッジにシャドウ吹きを入れてみました。0.2mm口径/マスキングせず、面に対して平行に寝かせた角度で少しずつ吹くことでエッジのみに色を付けました。バイザーの内部はメカ色に塗って重量感をアップさせました。尾翼などの凹みの黒い面は、画材屋で買ったコシのあるシールを貼って対応。
 また、模型ならではの遊びとして、デカールも貼ってみました(ずっとやってみたかった!)。アニメの世界観を崩さないようにライン系を中心にスポーティな感じで。マイナスモールドもラインデカールで作って、簡単ディテールアップしています。

塗装レシピ

■ジェナス
本体白=バーチャロンカラー ウォームホワイト
スーツ青=ヘキサギアカラー ヘキサブルー
ジョイント部=フレームアームズ・ガールカラー アンダーブラック
フェイス=アンダーブラック+ドラグナーカラー ドラグナーグレー+ガイアカラー ビリジアングリーン
オレンジ=NAZCA マンダリンオレンジ
目=エヴァカラー エヴァレイホワイト→ガイアカラー 蛍光グリーン
■ボードバイザー&アムドライバーギア
本体白=エヴァレイホワイト
シェード部=ボーンペイント スモークブラッククリヤ+同ライトブルークリヤ+CR2番 色ノ源マゼンタをかなり薄めたもの
グレー=NAZCA メカサフ ヘヴィ
メカ内側=タミヤアクリル塗料 ジャーマングレイ
トップコート=Ex-セミグロスクリアープレミアム

イタミテック製作「アムドライバージェナス&ボードバイザー」

グッドスマイルカンパニー ノンスケール プラスチックキット “PLAMATEA”

アムドライバージェナス&ボードバイザー

製作・文/イタミテック

PLAMATEA アムドライバージェナス&ボードバイザー
●発売元/グッドスマイルカンパニー●9200円、発売中●約17cm(ブリガンディ・モード時)●プラキット


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