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「RG νガンダム」をNAOKI流アップデート! オプション装備を複数使用し解像度を突き詰めたファーストロットトカラーνガンダムを製作!

2026.02.08

解像度を突き詰め、想像力で拡張するリアルグレードNAOKI流アップデート/νガンダム Ver.NAOKI【BANDAI SPIRITS 1/144】●NAOKI 月刊ホビージャパン2026年3月号(1月23日発売)

NAOKI製作「νガンダム-Ver.NAOKI」特撮

解像度を突き詰め、想像力で拡張するリアルグレード NAOKI流アップデート

 RG νガンダムは、リアルグレードが立ち上がって約10年、ブランドが成熟期に入ったタイミングで登場したキットだ。素組みだけでも十二分に満足できる密度と精度を備え、1/144スケールにおける設計・情報量・可動の到達点のひとつと言っていい。ただし、パーツ数の多さと細分化された構成は、時に成型都合の厚みや意図しない面を生み、スケール感を損なう要因にもなり得る。
 NAOKIが本作例で行ったのは、完成されたキットを別物に作り替えることではなく、RG νガンダムの完成度を前提に、そうした“ノイズ”をひとつずつ整理し、1/144スケールとして自然に見える解像度へ研ぎ澄していく作業だ。さらに近年充実してきたオプションパーツを、明確なコンセプトのもとで取捨選択し、装備拡張として説得力のある形にまとめ上げた。
 丁寧な整面とシャープ化の積み重ねが、RGの密度とカスタマイズを「情報過多」ではなく「リアルな存在感」へと変えていく。本記事では、キットの完成度の先をご覧いただきたい。

NAOKI製作「νガンダム-Ver.NAOKI」
NAOKI製作「νガンダム-Ver.NAOKI」リア

▲追加武装を省いたプレーンな状態。『逆襲のシャア』特報映像にのみ登場し、本編では使用されなかった“ファーストロットカラー”をイメージしたカラーリングで仕上げている

NAOKI製作「νガンダム-Ver.NAOKI」上半身アップ
▲頭部バルカンのシャープ化をはじめ、胸部や肩周りも情報量を上げつつ形状を整えている
NAOKI製作「νガンダム-Ver.NAOKI」腰部リアユニット装甲ユニット無し
NAOKI製作「νガンダム-Ver.NAOKI」腰部リアユニット装甲ユニット有

▲腰部リアユニットはRG νガンダム用HWS 拡張セットを使用。装甲ユニットの有無で差し替えが可能だ

NAOKI製作「νガンダム-Ver.NAOKI」ロングレジンフィンファンネル取り付け
▲ロングレンジ・フィン・ファンネルの取り付けはキットの組み替えで実現し、可動も確保。腰部のプロペラントタンクはHG 94式ベースジャバーを加工したもの。本体への接続はフライングベース用アタッチメントを加工したため、保持力と安定感も高い
NAOKI製作「νガンダム-Ver.NAOKI」フル装備リア
NAOKI製作「νガンダム-Ver.NAOKI」フル装備
▲背部にはRG RX-93ff νガンダムのロングレンジ・フィン・ファンネル、HG 94式ベースジャバーのプロペラントタンクなどを組み合わせて装備。単機での長距離移動および遠距離狙撃を想定したカスタマイズとしている。ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャーはジェネレーター内蔵型で、本機のテスト運用後に外部電源供給タイプになった。という試作武装機らしい設定も盛り込まれている
NAOKI製作「νガンダム-Ver.NAOKI」ハイパー・メガ・ライフルをバックパックに懸架
▲ハイパー・メガ・ライフルは、バックパックに懸架できるようにフィン・ファンネルの取り付け基部を移植して取り付けられるようにしている
NAOKI製作「νガンダム-Ver.NAOKI」銃器類
▲銃器は3種を選択。RG νガンダム標準装備に加え、HWS拡張セットからハイパー・メガ・ライフルを採用している
NAOKI製作「νガンダム-Ver.NAOKI」武装類ロングレジンフィンファンネル等
NAOKI製作「νガンダム-Ver.NAOKI」シールド

▲シールドを分離した状態。モールドは彫り直され、立体感も向上している

NAOKI製作「νガンダム-Ver.NAOKI」フル武装あおりアップ

 νガンダム、というか『逆シャア』といえば、前作にあたるZZガンダムから打って変わった、原点回帰したかのようなシンプルなデザインのMSが印象的です。
 という感想は、過去作を通して視聴できて、当時のさまざまな事情や設定を情報として得られる現在では、その原点回帰の必然性も納得できるものではあります。ただ、インターネットもなくアニメ誌や模型誌でしか情報を得ることができなかった当時の初見の感想は、正直戸惑いもあったように思います。前々作のZガンダム、前作のZZガンダムで慣らされてしまったカッコよさ=線の多さやギミック、とは相反するシンプルなデザインをどのように受け止めたらいいのか、という戸惑いですね。まだ高校生になる直前ぐらいの時期でしたから(笑)。
 それでも公開当時、特報CMで描かれた薬莢を排出しながら頭部バルカンを撃ちまくるグレートーンの新しいガンダムは、シンプルかつ無機質な兵器=リアルロボとしての有無を言わせないカッコよさがあり、ほんの数秒ではあるものの強烈なインパクトがありました。
 そして近年晴れて公式(?)となった、その特報CMのνガンダムをフィーチャーしたようなカラーリングの“ファーストロットカラー”は、件の映像が容易に思い出され、νガンダムのバリエーションのなかでもかなりお気に入りです。しかも「ファーストロット」ということは、一体だけではなく数体分生産された可能性も……。であれば一体はのちにサイコフレーム搭載機に回されたとして、それ以外の機体は「オプション装備のためのテストベッド機体」として運用されていたかも? などという妄想が広がる余地もあるわけで……。
 そんな妄想を足がかりに今回はRG νガンダムをベースに、気付けばだいぶ充実してきた本体バリエーションを含めたオプション装備を複数使用して、ファーストロットカラーで製作しました。
 プロポーション変更はしていませんが、唯一首のジョイントを1mmほど短くして取り付けを気持ち後方へ移動。首の上面前部分とフェイスのアゴ裏を削って、アゴを引けるようにしています。本体および装備類はディテールを追加しつつ、スケールなりのシャープさを演出するべくエッジや面の処理を行っています。
 オプション装備類ですが、ご覧のとおりかなりのてんこ盛りですが(笑)、無節操にてんこ盛りにしているわけではなく、「長射程・高機動装備」をコンセプトに、見合うパーツをチョイスして組み込んでいます。ハンドは自分がプロデュースしているティタノマキアシリーズのカスタマイズパーツ、T-ハンド【角S】を使用。形状にこだわったプラ製の新製品です!
 そんなわけで。作例だけでももう何体製作したかわからないνガンダムですが、これからもお気に入りの機体のひとつとして作り続けていくことでしょう。スンゲーの発売されるし!!

■カラーレシピ
本体白=ニュートラルホワイト+Ex-ブラック少量
本体グレー1=ダグラムカラー グレー
グレー2=ダグラムカラー ライトグレー
グレー3(バックパック、武器)=ブルーフォグホワイト
グレー4(つま先など)=ボトムズカラー ダークブルー
本体赤=ディープクリムゾン
本体オレンジ=マンダリンオレンジ
フレーム=メカサフ スーパーヘヴィ
フレーム2シルバー=NAZCA新色メタリック
フレーム3ゴールド=スーパーリッチゴールド(GSIクレオス)
フレーム4=シナイグレー1(モデルカステン)
フレーム5=フレイムレッド
無表記はガイアノーツ

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット“リアルグレード”νガンダム & RX-93f f νガンダム & νガンダム用 HWS拡張セット & Hi-νガンダム専用ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー & ファンネルディスプレイセット &“ハイグレードユニバーサルセンチュリー”94式ベースジャバー使用

νガンダム Ver.NAOKI

製作・文/NAOKI


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