ガンプラ公式コミュニティサイト「ビルダーズノート」って実際どうなの…? コンテスト受賞者に直接聞いてみました
2026.02.25受賞者の声から見えてきた“ビルダーズノート”という新しい居場所
ガンプラ公式コミュニティサイト「ビルダーズノート」。
名前は聞いたことがあるけれど、実際のところどうなのか──。本記事では、ビルダーズノートで開催された「第3回ガンプラデジラマコンテスト」受賞者の中から、インタビューにご協力いただいた2名の声を紹介する。
話を聞いてみると、製作スタイルも、ビルダーズノートとの距離感も実にさまざま。それぞれのリアルな言葉から、サイトの空気感が自然と見えてきた。
本記事は「ホビージャパン2026年4月号」掲載内容に加筆したロングバージョン。さらにビルダーズノート内のホビージャパンページでは、追加の2名分のインタビューも公開中だ。気になった人は、ぜひあわせてチェックしてほしい。
そもそもビルダーズノートって?
ビルダーズノートは、ガンプラ公式の投稿コミュニティサイト。
完成作品の投稿だけでなく、製作途中も気軽に投稿できるほか、定期的にコンテストやキャンペーンも開催されている。
ガンプラ情報と作品を紐付けて記録できるため、製作の振り返りや他のユーザーの作品チェックにも向いている。
i n t e r v i e w 01
失敗だと思った作品が、思わぬ形で評価された
Luv(自称研究者)さん

Q. 入賞おめでとうございます。お気持ちをお聞かせください。
正直、神みたいな作品を作られる方がたくさんいるなかで、私を選んでいただいて驚きました。今回投稿した作品は、「キャンディ塗装と汚し塗装は両立できるのか」という実験的な製作でした。
個人的には失敗寄りかなと思っていたのですが、写真に撮ってみると光の回り方が案外良く、ポーズもパッケージっぽく決まったんです。それで「せっかくだから」と思って、その時期に開催されていたコンテストに出してみました。結果的に入賞して、自分の印象と見る側の印象はこんなにも違うんだな、プラモデルって本当に奥が深いなと改めて感じました。
Q. 本作のポイントを教えてください。
先にお話しした「キャンディ塗装と汚し塗装は両立できるのか」というテーマで塗装しました。通常のキャンディ塗装は、シルバーを塗装した上からクリアーカラーを吹く工程を取ります。今回私が行ったのは、シルバーの上にまずはブラックのドライブラシを挟み、そしてクリアーカラーをかけ、その上からさらにシルバーでドライブラシをかけるという方法を取りました。個人的には面白い質感に仕上がったと思います。
Q. ビルダーズノートを始めたきっかけは?
私は『機動戦士ガンダム』直撃世代で、当時もプラモデルを作っていたのですが、接着や工作がうまくいかずに離れてしまっていました。
昨年『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』を通じてあらためてガンダムにハマり、最新のガンプラを
組んでみたら、素組みでも完成度が高くて感動したんです。そこから「今やったらどこまでできるんだろう」と思い、いきなりエアブラシを購入して本格的な塗装を始めました。そのタイミングでビルダーズノートを知って、サービスを利用し始めました。
Q. 実際に使ってみて印象に残っている点は?
いろいろな人とコミュニケーションを取りながら学べる場所だと感じました。 技法について質問すると丁寧に教えてくれる方が多くて、上達のスピードも速かった気がします。スポーツ選手がよく例える話に「自分ひとりの力ではないので」というのがあると思うんですが、私の場合、本当にビルダーズノートにいるビルダーさんのおかげでどんどん作品が完成していっている感覚があります。
Q. どんな人にビルダーズノートをオススメしたいですか?
まずは私と同じような境遇のオジサンにオススメしたいですね。ガンダムは好きだけど、ガンプラは年齢的にも無理だみたいな方って結構いると思うんです。でも私の投稿もそうですが、“50代ガチ初心者”でもここまでガンプラを楽しめるんだぞというような、他人が頑張っている投稿を見ると少し元気になってもらえるんじゃないかなと思います。
それと、正直今までビルダーズノートを使ってきて、他のSNSで見るような意地悪な人を見たことがないんです。 公式さんの管理も行き届いていますし、何よりガンダム愛にあふれた安心できる場所だと感じるので、お子さんにもオススメしたいです。
ありがとうございました。
i n t e r v i e w 02
デジラマはゴールではなく、次の製作への入り口かも?
ひろろとさん

Q.この度は入賞おめでとうございます。今回入賞された作品に使用した“デジラマ”の機能についてどう思われますか?
※ガンプラデジラマメーカー=ガンプラの写真をアップロードするだけでAIがかっこいいデジラマ写真を生成してくれるビルダーズノートのサービス
ありがとうございます! デジラマは自分のガンプラを簡単にディオラマ化して撮影できる面白いサービスだと思いました。ただ私自身、GBWC (ガンプラ世界一を競う選手権)に参加するためにディオラマを作った経験もあったので、ある意味デジラマには独特の難しさを感じる部分はありました。生成自体はとても簡単で人にも勧めたいのですが、やっぱりどうしても細部はコントロールできないので、逆に今はこのデジラマの構図を基にディオラマを作ってみたいなと思っています。
Q. 生成時に工夫した点を教えてください。
今回、元の作品の火星に近い砂漠のロケーションを意識し、背景がうまく生成されるようにカメラアングルやスペースを調整しました。 生成は運の要素も大きいので、同じ設定で今回は4~5回ほど試しています。 今回は5回目に、足元に砂ボコリがきれいに出力されたデジラマが出力されたので、「これだ」と思えたところで再出力を止めました。
Q. 今回の作品のポイントをお聞かせください。
各部のシャープ化や胴体の延長など、全体的に手を入れて黒サフから全塗装しました。アニメの放送からもう10年経ったので、自分自身へのチャレンジとして、放送当時からどれだけ自分が進化したのか、10年後の自分が作ったらどうなるのかみたいな思いで頑張って製作しました。
Q. ビルダーズノートはいつごろから利用しているんですか?
1年ほど前に登録して、最初は投稿せずに他の人の作品を見るだけでした。 普段は他のSNSにも投稿していますが、どうせならガンプラが好きな人が集まる場所に出したほうが見てもらえると思い、
写真をいくつか投稿するようになりました。
Q. 他のSNSと比べて感じる違いは? 今後ビルダーズノートに追加されてほしい機能はありますか?
公式が管理している安心感が大きいです。そのおかげで、ビルダーズノートはとても気持ちよく使えます。また、追加されてほしい機能とは少し異なるのですが、今よりもハッシュタグの上限を増やしてもらえると嬉しいです。自分の部屋だけにある、箱の中に眠っているプラモデルと違って、せっかく人に見てもらえる機会がある“投稿作品”なので、もっとたくさんの人が見るキッカケが増えれば、その分プラモもみんなも嬉しいんじゃないかなと思います。
Q. ビルダーズノートはどんな人に向いていると思いますか? どんな人にオススメしたいですか?
私の影響でガンプラを始めてくれた友達がいるので、そういった身近な人にまずはオススメしたいですね。あと、他のSNSでは周囲のレベルが高すぎて投稿をためらっている人にもオススメです。投稿をザッと見てもらうとわかると思うのですが、素組みやスミ入れ、組み立て途中の投稿も多く、気軽に投稿できる雰囲気があるのが魅力だと思います。
ありがとうございました。
(1月中旬、リモートにて収録)
\ほか2名のインタビューはコチラ/
今回紹介しきれなかった、もう2名の受賞者インタビューはビルダーズノート内で公開中。
投稿のきっかけや製作の裏側など、それぞれまったく違う楽しみ方が見えてくる。気になった方は、ぜひあわせてご覧いただきたい。
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