今注目なエアモデルをピックアップ!胴体一発抜きのドラゴン新製品「Bf109 E-4」やKPモデル新金型キット「P-47C-2 サンダーボルト」等々スケールモデルファン見逃し厳禁なラインナップをお届け!
2026.02.14WWII ドイツ軍 メッサーシュミットBf109 E-4 3Dプリントエンジン/フレーム塗装済みキャノピー/迷彩塗装デカール付属
Bf109新作は胴体一発抜き&迷彩デカール!
ドラゴンの今年度初となる新製品は、零戦ほどとはいかないまでも各メーカーがこぞってキット化しているBf109Eだが、これまでのキットとは異なる数多くの特徴を備えている。まず驚いたのは、上下と左右のスライド金型を使い胴体を一体成型で仕上げていることだ。さらに機首には、3Dプリンターを駆使した一体成型のDB601エンジンが収まり、エンジンナセルを開閉選択式とすることで、完成後にエンジンを眺めることができる。またエンジンの上面に装備された7.92mm機銃もスケールを超えた仕上がりで、サイズを考えなければ1/32と言われても間違うかもしれない。主翼前衛は従来のキットとは異なり、下面前縁に接合部を設けることで、接合面の処理を含めて製作の便を図っているのも特筆できよう。またコクピットも細分化されており、1/32スケールかとみまごうばかりの詳細な再現には驚かされる。各動翼は別パーツとされ、任意の角度で製作することが可能だ。これはプロペラブレードも同様で、ピッチを自由に選ぶことができる。
デカールは2機分だが、すごいのは主翼と胴体上面、そして側面のインクスポットまでデカールで再現されていること。まあこのスケールならば塗装するのが妥当ではあるが、これは将来性を感じさせる試みだろう。さらにキャノピーのフレームも、着色済みという念の入れようだ。またETC500ラックとSC250爆弾もパーツで用意され、戦闘爆撃機型のE-4B仕様で完成させることも可能だ。もちろん燃料タンクも用意されている。ゴージャスなキットだけに価格もまた高額だが、やはりドイツ機ファンならば見逃せないキットだろう。
WWII ドイツ軍 メッサーシュミットBf109 E-4 3Dプリントエンジン/フレーム塗装済みキャノピー/迷彩塗装デカール付属
●発売元/ドラゴン、販売元/プラッツ●10780円、発売中●1/48●プラキット
KP新金型キットは米機2種
チェコの老舗メーカーKPは、このところ積極的とは言えないまでも順調に新キットをリリースしているが、従来のソ連・ロシア機路線からは外れてなんとP-47C-2 サンダーボルトと、P-26 ピーシューターを突然リリースした。箱絵とデカールの写真しか公表されていないので詳細は不明だが、最近の同社製品を見る限りパネルラインは結構シャープなスジ彫りで再現されていると思われる。
P-47C-2 サンダーボルト
P-47C-2は、初の本格的な生産型として前作のB型を改良した機体で、最終的に128機が生産されている。まあP-47自体が、総数15000機を超えるアメリカ最多の戦闘機だったので、この生産数はわずかでしかないのだが。なおデカールは3機分が用意されており、同時にフェリー用の大型燃料タンクを装備可能なC5型もリリースされている。
P-47C-2 サンダーボルト
●発売元/KPモデル、販売元/ビーバーコーポレーション●6820円、発売中●1/72●プラキット
P-26 ピーシューター“戦前”
一方P-26は、大戦以前の派手な塗装で知られる機体であり、これまでキット化されたことが少ないので、今回のリリースを喜ぶ向きも多かろう。デカールは年代別に3機種が用意され、もちろん主翼上面を黄色で塗装した派手な機体も選ばれている。
P-26 ピーシューター“戦前”
●発売元/KPモデル、販売元/ビーバーコーポレーション●5940円、発売中●1/72●プラキット
フェアリー デルタ2 イギリス超音速実験機
速度記録を樹立した超音速実験機
イギリスで試作された超音速デルタ翼戦闘機で、開発当時アメリカのF-100戦闘機が保有していた世界速度記録を破る、1811km/hを樹立した機体としても知られており、やはりイギリス機ファンならば見逃せない存在なのだろう。これまでは1/72キットしかなかったがこのキットは1/48スケールで、小柄な機体ではあるが全幅17cm、全長37.2cmと結構なサイズに仕上がる。ただし簡易インジェクションキットなのでパーツ点数はさほどではなく、昔の1/72スケール程度の構成となるが、機体のユニークさがそれを感じさせないはずだ。最近のキットとしては コクピットも最小限の仕上がりだがまあこれは致し方ないことなのだろう。実機は離陸時の滑走距離を考慮して、前脚がかなり長い機首上げの姿勢となるが、それを考慮して離着陸時には機首が10度下がるという特異な構造を採っているが、キットも機首を別パーツとすることでその状態を再現可能だ。またエルロンとフラップも別パーツで、キャノピーも開閉を選択することができる。さらにエッチングとキャノピーのマスキングシートも同梱され、デカールは世界記録樹立時を含め4種が用意されている。
フェアリー デルタ2 イギリス超音速実験機
●発売元/ドラウィングス、販売元/ビーバーコーポレーション●8580円、発売中●1/48●プラキット
プルート計画 超音速低高度ミサイル
原子力ラムジェットエンジン搭載の巡航ミサイル!
最近ロシアが核動力の弾道ミサイルを実戦化したと話題になっているが、アメリカは1957年から核動力ラムジェットを用いたマッハ3の超音速ミサイルの開発を開始しており、まさかこんなユニークなアイテムがキット化されたことには驚いた。もっとも実機は環境汚染や事故などの危険性を考慮して、1961年から試作エンジンの試験が開始されたものの、結局1964年には開発が中止された。まあそれも当然か。さて1950年代から60年代にかけてアメリカの各メーカーは、ロケットやミサイルを積極的に開発していたものの、最近は忘れられた存在になっていたので、ミサイルファンには朗報であろう。1/72スケールとはいえ、実機が 全長20mを超える大きなミサイルなので、完成すると全長32.9cmとかなりの大サイズとなる。ただし簡易インジェクションキットゆえパーツ点数は最小限で、合いはともかく組み立て自体はさほどでもなかろう。展示用のスタンドが付属しているが、往年の円形というのはちょっと懐かしさを感じてしまった。
プルート計画 超音速低高度ミサイル
●発売元/ミクロミル、販売元/ビーバーコーポレーション●9900円、2月予定●1/72●プラキット






















