HOME記事キャラクターモデル【ソルジャーレギオンを1300体使用】『ガメラ2 レギオン襲来』札幌の対決をディオラマで再現!情景王・山田卓司によるメイキングとともにお届け

【ソルジャーレギオンを1300体使用】『ガメラ2 レギオン襲来』札幌の対決をディオラマで再現!情景王・山田卓司によるメイキングとともにお届け

2026.01.18

ソルジャーレギオンVSガメラ【エクスプラス 1/700】●山田卓司 月刊ホビージャパン2026年2月号(12月25日発売)

我々は、大勢であるがゆえに

ソルジャーレギオンVSガメラのメイン画像

ソルジャーレギオンとガメラで、札幌の対決を再現

 『ガメラ2 レギオン襲来』より、ガメラとレギオンの初邂逅、その名場面を切り抜いたディオラマとなる。札幌にてガメラを襲う無数のレギオンたち。レギオンが群体(レギオン)たらしめるシーンであり、こちらを再現するためのソルジャーレギオン500体セットがエクスプラスから発売されている。ガメラのキットへひとつひとつ貼り付ける根気の作業ではあるが、完成時の迫力はさすがのひとこと。山田卓司によるメイキングとともにお届けしよう。


ソルジャーレギオンVSガメラの全体画像
▲約25cm(幅)×約20cm(奥行き)×約16cm(高さ)に、ガメラとソルジャーレギオンを敷き詰めたディオラマ
塗装中のソルジャーレギオンの画像
▲レギオンはランナーのまま塗装。ホワイトサーフェイサー下地にオレンジとメタリックパープルで塗り分けした
ソルジャーレギオンVSガメラの制作途中の画像
▲ランナーから切り離しながら配置していく。本作例では合計1300体使用している
ガメラのポーズ変更の比較画像
▲ガメラのポーズ変更。右が作例で使用したもの。首や手足の向きを変えている
ソルジャーレギオンVSガメラの背面の画像
▲ガメラにレギオンを接着して取り付ける。脚から這い上がるような流れも演出
ソルジャーレギオンVSガメラのガメラのアップ画像
ソルジャーレギオンVSガメラの頭部のアップ画像
▲ポーズ変更によりレギオンに追い詰められる苦悶の表情のガメラとなった

 草体と呼ばれる巨大異星植物の種子発射を止めたガメラに襲いかかる無数の兵隊レギオンの群れ。
 『ガメラ2 レギオン襲来』屈指の名場面です。怪獣ファンなら誰しもこれを再現したいと考えるでしょう。エクスプラスの新作「ガメラ」と「兵隊レギオン」を使って札幌・すすきののディオラマを作ってみました。
 実際の撮影には兵隊レギオンをソフトビニールフィギュアで量産して着ぐるみのガメラに直接取り付けて撮影されていますが、その兵隊レギオンは1000体。キットは1セット500体入りですからこのキットを2セット使えば実際に撮影された通りに製作可能なはずです。ガメラの体表が見えないぐらいの密度で取り付けてみたら1000体でガメラの2/3ぐらいでした。元々全身を兵隊レギオンで覆うつもりはないのですが、劇中通りに全身覆うのを再現するなら3セットは必要なようです。今回はディオラマですから地面を這う兵隊レギオンも必要だったため、キット3セットから1300体を使用しました。
 まずはガメラ。ストレート組みにしたものは巨大レギオンのディオラマへ使い、こちらでは脚や左腕、首など改造します。歯や舌など口内パーツは後ハメ可能なようにダボを少し切り取ってから塗装。体表の塗装が終わってから取り付けました。兵隊レギオンは先にホワイトサーフェイサーで下塗り後、オレンジ色をエアブラシ塗装。体表をメタリックパープル色のアクリルガッシュで爪先などを避けながら筆塗りします。塗装はランナーのままで済ませ、取り付ける時にニッパーで切り離しました。
 背景は札幌市すすきののランドマークともいえる「すすきのビル」を自作。ニッカのおじさんの屋外看板が有名ですね。スクリーンショットから作った画像を図面として製作しました。隣接するビルも同じく自作。造形自体は難しくないのですが、厄介なのは屋外看板。メインのすすきのビルの「KIRIN」は外せないとして雑居ビルのほうは「カメラ2」当時の看板を再現できる画像はないので、最近の物を取り付けています。
 ベースはスタイロフォームから切り出し、地表のアスファルトは着色した壁塗り補修材を薄く延ばして表現。この時の壁塗り補修材をクリアファイルなどに延ばしておき、硬化後に剥がして瓦礫として利用しています。

ソルジャーレギオンVSガメラの全体画像

エクスプラス 1/700スケール プラスチックキット ガメラ(1996)、ソルジャーレギオン使用

ソルジャーレギオンVSガメラ

ディオラマ製作・文/山田卓司

1/700 スケール ソルジャーレギオン(500体)プラスチックモデルキット
●発売元/エクスプラス●3190円、発売中●1/700、約0.5cm●プラキット

©KADOKAWA NHFN/1996

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