HOME記事キャラクターモデル『ガメラ2 レギオン襲来』より、ガメラと巨大レギオンの決戦を情景王・山田卓司がディオラマ製作!第二防衛ラインの構造物を可能な限り再現

『ガメラ2 レギオン襲来』より、ガメラと巨大レギオンの決戦を情景王・山田卓司がディオラマ製作!第二防衛ラインの構造物を可能な限り再現

2026.01.17

巨大レギオンvsガメラ【エクスプラス 1/700】●山田卓司 月刊ホビージャパン2026年2月号(12月25日発売)

レギオン襲来

巨大レギオンVSガメラのサムネイル

巨大レギオンVSガメラの決戦
第二防衛ラインのディオラマを情景王が製作

 1996年公開の映画『ガメラ2 レギオン襲来』より、ガメラと巨大レギオンの戦いの舞台となった足利防衛ラインのディオラマを情景王・山田卓司が製作。キットは映画キャラクターなどの立体化を多く手掛けるエクスプラスによる「ガメラ(1996)」と「レギオン」を使用し、街並みなどオブジェクトもスケールを合わせて作り込んだ。ガメラの造形もさることながら、巨大レギオンの迫力あるボリューム感、細部まで作り込まれたディテールは圧巻。第二防衛ラインの構造物を可能な限り再現し、レギオンとガメラの戦いを臨場感あるディオラマへと昇華させている。


巨大レギオンVSガメラのディオラマの画像
巨大レギオンVSガメラのディオラマの画像2枚目
▲ディオラマサイズは約50cm(幅)×約30cm(奥行き)×約23cm(高さ)。レギオンを配置してなお情景を作り込むためのサイズを用意した
巨大レギオンのディオラマの画像
▲レギオンは高さ約20cm、全長は29cmほどになるビッグサイズ。もちろん各所ディテールも抜かりなく作り込まれている
巨大レギオンのディオラマを真上から見た画像
▲各脚の質感から、それぞれのシワ感までモールドで再現されており、プラキットのレギオンとしても決定版といえる出来映えだ
巨大レギオンのディオラマの頭部のアップ画像
▲頭部は2種付属。通常時とマイクロ波シェル発射の状態が付属。また青い目と怒り時の赤い目があり、作例では仕様を解説するためにマイクロ波シェル発射の状態に赤い目を組み合わせている
ガメラのディオラマの画像
ガメラのディオラマの背中の画像
▲『ガメラ2 レギオン襲来』の形状を再現したガメラ本体。鋭い目つきで、甲羅や腹甲も1枚ごとにパーツ分割された精密さである
巨大レギオンVSガメラのディオラマのストラクチャーのアップ画像
巨大レギオンVSガメラのディオラマのストラクチャーのアップ画像2枚目

▲足元のストラクチャーはピットロードの1/700のものを使用した。民家等の建物の間に自衛隊車両も設置。瓦礫と組み合わせて特撮シーンを再現した

 「ガメラ2 レギオン襲来」より、エクスプラスのプラキットを使用した「巨大レギオンVSガメラ」です。巨大レギオンの頭部を通常版と限定版「マイクロ波シェル発射ver.」を付け替えて楽しむため、ネオジム磁石を仕込んだだけで、両者ともに大きな改修はしていません。
 前回の「ガメラ3」より甲羅がさらに細かく分割されており、立体感が完璧に再現されています。終盤に放つ必殺のウルティメイト・プラズマ発射バージョンに改造するのも一興ですね。
 巨大レギオンは外骨格構造で、脚部などはパーツの合わせ目が目立つので、溶きパテを使って丁寧に整形しましょう。エッグチェンバーの上部や下半身下部は植毛されているので、ヒートペンでなぞって彫刻を深くしました。下半身下部にびっしり生えている腹脚みたいなディテール先端は穴が空いているのでドリルで軽く穿っています。さらにエッグチェンバーは藤壺状ディテールの先端に穴があるので、先にヒートペンで凹みを付け、ドリルで穿っています。このキットでは眼やエッグチェンバー、上部のツノなどに透明素材を使っていますので裏側から塗装した後、ラピーテープを貼って光るように処理しました。

 キットは上手く分割されていますので、上部のツノ、頭部、上半身、下半身、六本の脚部と分けてそれぞれ塗装した後、全身を合体させる工程をオススメします。先にブラウンを混ぜた濃いグレーで下塗りしてからグランプリホワイトなどを上方からエアブラシ塗装。その後、関節部に濃いグレーをタッチアップ塗装します。仕上げにクリアーオレンジに少しブラウンを混ぜた水性アクリル塗料を薄めて筆塗りしました。
 ディオラマはピットロード様より1/700スケールのストラクチャーを大量に提供していただいたので、それを使用しています。試作品の「コンビナート設備」もいただいたのでベースの一部にコンビナート施設を取り込みました。
 基本的には「ストラクチャーセット4」「陸軍基地」を使い、一部は改造して民家のバリエーションを増やしています。地面はスタイロフォームに壁塗り補修材を薄く延ばし、ガメラ、レギオンの足元は荒らしています。仕上げには兵隊レギオンの作例同様、過去の細かい作業で出たクズや壁塗り補修材を薄く延ばして硬化させた物を砕いて瓦礫を作り、ふりかけのようにバラ撒いて、薄めた木工用ボンドを染み込ませて固定しました。
 最後に「陸上自衛隊車両セット2」よりチョイスした車両を配置してフィニッシュです。

巨大レギオンVSガメラのディオラマの画像

エクスプラス 1/700スケール プラスチックキット ガメラ(1996)、レギオン使用

巨大レギオンVSガメラ

ディオラマ製作・文/山田卓司

1/700スケール ガメラ(1996) プラスチックモデルキット
●発売元/エクスプラス●5940円、発売中●1/700、約10cm●プラキット

1/700 スケール レギオン プラスチックモデルキット 少年リック限定版
●発売元/エクスプラス●12100円、発売中●1/700、約29cm●プラキット

©KADOKAWA NHFN/1996

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山田卓司(ヤマダタクジ)

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