『ガメラ2 レギオン襲来』より、ガメラと巨大レギオンの決戦を情景王・山田卓司がディオラマ製作!第二防衛ラインの構造物を可能な限り再現
2026.01.17レギオン襲来
巨大レギオンVSガメラの決戦
第二防衛ラインのディオラマを情景王が製作
1996年公開の映画『ガメラ2 レギオン襲来』より、ガメラと巨大レギオンの戦いの舞台となった足利防衛ラインのディオラマを情景王・山田卓司が製作。キットは映画キャラクターなどの立体化を多く手掛けるエクスプラスによる「ガメラ(1996)」と「レギオン」を使用し、街並みなどオブジェクトもスケールを合わせて作り込んだ。ガメラの造形もさることながら、巨大レギオンの迫力あるボリューム感、細部まで作り込まれたディテールは圧巻。第二防衛ラインの構造物を可能な限り再現し、レギオンとガメラの戦いを臨場感あるディオラマへと昇華させている。
「ガメラ2 レギオン襲来」より、エクスプラスのプラキットを使用した「巨大レギオンVSガメラ」です。巨大レギオンの頭部を通常版と限定版「マイクロ波シェル発射ver.」を付け替えて楽しむため、ネオジム磁石を仕込んだだけで、両者ともに大きな改修はしていません。
前回の「ガメラ3」より甲羅がさらに細かく分割されており、立体感が完璧に再現されています。終盤に放つ必殺のウルティメイト・プラズマ発射バージョンに改造するのも一興ですね。
巨大レギオンは外骨格構造で、脚部などはパーツの合わせ目が目立つので、溶きパテを使って丁寧に整形しましょう。エッグチェンバーの上部や下半身下部は植毛されているので、ヒートペンでなぞって彫刻を深くしました。下半身下部にびっしり生えている腹脚みたいなディテール先端は穴が空いているのでドリルで軽く穿っています。さらにエッグチェンバーは藤壺状ディテールの先端に穴があるので、先にヒートペンで凹みを付け、ドリルで穿っています。このキットでは眼やエッグチェンバー、上部のツノなどに透明素材を使っていますので裏側から塗装した後、ラピーテープを貼って光るように処理しました。
キットは上手く分割されていますので、上部のツノ、頭部、上半身、下半身、六本の脚部と分けてそれぞれ塗装した後、全身を合体させる工程をオススメします。先にブラウンを混ぜた濃いグレーで下塗りしてからグランプリホワイトなどを上方からエアブラシ塗装。その後、関節部に濃いグレーをタッチアップ塗装します。仕上げにクリアーオレンジに少しブラウンを混ぜた水性アクリル塗料を薄めて筆塗りしました。
ディオラマはピットロード様より1/700スケールのストラクチャーを大量に提供していただいたので、それを使用しています。試作品の「コンビナート設備」もいただいたのでベースの一部にコンビナート施設を取り込みました。
基本的には「ストラクチャーセット4」「陸軍基地」を使い、一部は改造して民家のバリエーションを増やしています。地面はスタイロフォームに壁塗り補修材を薄く延ばし、ガメラ、レギオンの足元は荒らしています。仕上げには兵隊レギオンの作例同様、過去の細かい作業で出たクズや壁塗り補修材を薄く延ばして硬化させた物を砕いて瓦礫を作り、ふりかけのようにバラ撒いて、薄めた木工用ボンドを染み込ませて固定しました。
最後に「陸上自衛隊車両セット2」よりチョイスした車両を配置してフィニッシュです。

エクスプラス 1/700スケール プラスチックキット ガメラ(1996)、レギオン使用
巨大レギオンVSガメラ
ディオラマ製作・文/山田卓司
1/700スケール ガメラ(1996) プラスチックモデルキット
●発売元/エクスプラス●5940円、発売中●1/700、約10cm●プラキット
1/700 スケール レギオン プラスチックモデルキット 少年リック限定版
●発売元/エクスプラス●12100円、発売中●1/700、約29cm●プラキット
©KADOKAWA NHFN/1996
山田卓司(ヤマダタクジ)
いわずと知れたホビージャパンの情景王。AFVから怪獣までジャンルを問わず活躍中。























