ロボットファンタジー小説「聖刻1092」から「ニキ・ヴァシュマール」がMODEROIDで登場!水性アクリル塗料による塗り重ねで、操兵のイメージを強化する
2025.12.27ニキ・ヴァシュマール【グッドスマイルカンパニー】 月刊ホビージャパン2026年1月号(11月25日発売)
水性アクリル塗料による塗り重ねで、操兵のイメージを強化する

ロボットファンタジー小説「聖刻1092」より、主人公フェンの分身とも言うべき白き操兵 秘操兵《八の聖
刻》「ニキ・ヴァシュマール」がMODEROIDシリーズにラインナップ。原型は、これまでも操兵のレジンキットを精力的に手掛けてきた大輪正和氏が担当。まさに初にして決定版と呼べるニキ・ヴァシュマールが完成した。「聖刻」シリーズといえば、1989年頃よりテーブルトークロールプレイングゲーム「WARES BLADE(ワースブレイド)」を展開していたHJとは縁の深い作品。今回はまず手始めにキットの素性を最大限に活かしたレビュー作例をお届けしよう。
ニキ・ヴァシュマール
フェンの駆る操兵。フェンの父ハオの唯一の形見として残された古の操兵で、世界を司る《八の聖刻》の〈白き操兵〉の一体。聖都アラクシャーで眠りについていたが、ハオの手によって盗み出され、フェンに託された。
(公式サイト https://wares.co.jp/)


▲現在、聖刻SHOPにて小説「聖刻1092」シリーズが神樹4巻まで発売中(書影は聖都1巻のもの)。操兵の激闘を改めて体感せよ!






▲長盾の紋様は、キット付属の水転写式デカールをガイドにタングステンブ レードやリューターで彫り込んで立体的な表現に。上腕のケーブルは1mm径 のアルミ線に熱収縮チューブを密着させたものに交換し、平手は補強用のリ ブを削り取っている



▲各所の半球状のモールドは、ブリオンという極小の金属球などを埋め込んでディテールアップ



▲三節棍は展開状態をプラ棒から新造。それぞれをつなぐチェーンはアクセサリーパーツの丸カンなどで再現している





▲背部は聖剣エル・ミュートを取り外し可能。またケーブル類はいったん削り取って、上腕と同様の工程で新造したものに置き換えた
ⓒWARES PROJECT/SHINDOSHA
コジマ大隊長
セミスクラッチやディテールアップ、ディオラマ製作など、あらゆる手法に精通するベテラン。












