HOME記事ガンダム「ASW-G-08 ガンダム・バルバトスルプス」が待望のMGキット化!オーバーホール直後をイメージしてクリーンに仕上げる【月刊ホビージャパン2月号作例記事抜粋】

「ASW-G-08 ガンダム・バルバトスルプス」が待望のMGキット化!オーバーホール直後をイメージしてクリーンに仕上げる【月刊ホビージャパン2月号作例記事抜粋】

2026.01.04

ASW-G-08 ガンダム・バルバトスルプス【BANDAI SPIRITS 1/100】●朱凰 月刊ホビージャパン2026年2月号(12月25日発売)

朱凰製作「MGバルバトスルプス」特撮

オーバーホール直後をイメージしてクリーンに仕上げる

 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』10周年というアニバーサリーイヤーに、第2期前半で三日月・オーガスが搭乗した「ASW-G-08 ガンダム・バルバトスルプス」が待望のMGキット化。ガンダム・フレームは肩関節および腰部のアップデートでさらに可動域が拡大。すべて新規金型による外装はマッシブでメリハリのあるラインに造形されたことで、「ルプス=狼」という名前の通り鋭く力強いイメージで立体化されている。
 朱凰によるキットレビュー作例では、鋭利な部分をさらに研ぎ澄まし、一部ディテールアップでより鮮烈な印象を与えるように工作。『鉄血』といえばウェザリング仕上げが似合いそうだが、今回はあえてテイワズの本拠地「歳星」でオーバーホールされた直後をイメージしてクリーンな仕上がりとしている。

朱凰製作「MGバルバトスルプス」
▲大きな肩アーマーや太く力強い脚がマッシブなフォルムを形成。ガンダム・フレームはMG ガンダムヴィダールで実装された肩部分のアップデートをフィードバックし、腰部は腹部接続部に可動軸を追加。三日月の感覚に挙動を近付けるために前腕が延長され、靴部のサスペンションが標準装備となっている。キットは新規金型パーツでこのフレームの変化を再現している
朱凰製作「MGバルバトスルプス」背面
▲バックパックはサブ・アーム機能を活かしつつも、より洗練されたフォルムになっている。腰部スラスターは三日月の要望で小型で瞬発性の高いものが採用された
朱凰製作「MGバルバトスルプス」コックピットハッチオープン
▲コックピットハッチの開閉を再現
朱凰製作「MGバルバトスルプス」バックパックスイング
▲バックパックは中央のスラスター部が可動。全体をスイングさせることもできるので、ポージングの際に表現の幅が広がる
朱凰製作「MGバルバトスルプス」バックパックサイドアーム展開
▲基部のスライドと可動アームでサブ・アームの展開を再現
朱凰製作「MGバルバトスルプス」ポージング例
朱凰製作「MGバルバトスルプス」武装懸架

▲武装はソードメイス、ツインメイス、腕部200mm砲×2が付属。各武装はこれまでの戦闘データをもとに、テイワズの技術者が三日月のスタイルに合ったものを開発している。各武装はウェポンラックパーツを使用することでバックパックに懸架可能

朱凰製作「MGバルバトスルプス」付属三日月パイロットフィギュア
朱凰製作「MGバルバトスルプス」付属三日月フィギュア

▲キットには着座姿勢(パイロットスーツ)、右腕を三角巾で吊った状態の立ち姿勢(団員服)の三日月・オーガスフィギュアが付属。どちらもMG ガンダムバルバトスに付属したものとは異なっており、細部へのこだわりが嬉しい。作例は丁寧に塗り分けた

朱凰製作「MGバルバトスルプス」素組み比較
▲キット素組み(左)との比較。ブレードアンテナや指先、つま先のシャープ化でシルエットがより鋭利な印象になった。全体的には各部モールドを彫り直したうえで、途中で途切れているパネルラインモールドを延長するなどして、装甲のつながりに説得力を持たせている

■さらなる進化を遂げたガンダム・フレーム
 『鉄血のオルフェンズ』10周年を飾るアイテムとして発売されたMG ガンダムバルバトスルプス。個人的にも待ち望んでいたキットなだけに嬉しい限りです! 前作のヴィダールでは肩周りがアップデートされましたが、今回はそれに加えて腰周りのパーツ構成を一新。腹部接続箇所の軸と受けの両側に可動が入り、それにともなって腹部フレームの構成が変更。胸部可動軸もはさみ込み式となり、強度と安定性が増しています。特徴的なハンドパーツも新規で、武器持ち手用のパーツは保持力がアップしたように感じました。惜しむらくは爪部分が一体成型で色分けされていないこと。しかしながらここは先に述べたように、保持力アップやパーツ強度を優先させたような、開発側の苦渋の決断を垣間見た気がします。その他、頭部や肩のシリンダー、腕の接続軸、前腕部、ヒザ関節周り、靴部分もルプスの外装に合わせた新規パーツになっており、バルバトスと比べて半分くらいは新規パーツという進化具合です。
■製作
 ストレート組みでもとてもかっこいいキットなので、細部に手を入れてメリハリのある感じに仕上げてみました。デザイン的に尖った箇所が多いので各先端をシャープ化。頭部は全体的にシャキッとさせるとかっこよさが増します。他にも金型都合で甘くなっているモールドをしっかり彫り直し、緩急を付けつつディテールアップしました。塗膜剥げ防止にと思いバックパックのサブ・アーム基部にネオジム磁石を仕込んでみたのですが、保持力が弱くなってしまっただけで思ったような効果は得られずじまいでした……。
■塗装等
 見映えするようにフレームを細かく塗り分けています。シリンダーや関節周り、ケーブル類を塗り分けるだけでも簡単にかっこよくなるのでオススメです。デカールは先日発売された、自身がプロデュースするブランド「RAYVE」とMYK DESIGNとのコラボデカールをメインに使用しています。
■まとめ
 フレームの一部が流用とはいえ、さすが傑作キットのバリエーション。組みやすさ、ケレン味のあるアレンジ等、最高の1体です。拡張パーツセットも後に控えているので、遊びの幅はまだまだ広がりますね。

MGバルバトスルプスパッケージ

BANDAI SPIRITS 1/100スケール プラスチックキット “マスターグレード”ガンダムバルバトスルプス使用

ASW-G-08 ガンダム・バルバトスルプス

製作・文/朱凰

MG ガンダムバルバトスルプス
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン●7150円、発売中●1/100、約19cm●プラキット



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