“出撃! サンダーボルト・ガンダム” 最終話にてイオが搭乗する可変モビルスーツ「サンダーボルト・ガンダム」を1/100スケールスクラッチモデルで立体化! 【月刊ホビージャパン2月号特別企画抜粋】
2025.12.31サンダーボルト・ガンダム【スクラッチビルド 1/100】●竹内陽亮 月刊ホビージャパン2026年2月号(12月25日発売)
出撃! サンダーボルト・ガンダム
2025年9月末、小学館「ビッグコミックスペリオール」にて13年という長期連載の末に堂々完結を果たした『機動戦士ガンダム サンダーボルト』。立体化企画として長年本作に関わってきた月刊ホビージャパンでは、これを記念して、最終話にてイオが搭乗する可変モビルスーツ、サンダーボルト・ガンダムを1/100スケールで立体化! これまで多くのサンダーボルト版モビルスーツを手掛けてきた竹内陽亮渾身のスクラッチモデルをお楽しみいただきたい。
■サンダーボルト・ガンダム
『機動戦士ガンダム サンダーボルト』の最終話で衝撃のデビューを飾ったイオ・フレミングの新たなモビルスーツ、サンダーボルト・ガンダム。スペシャルな機体にふさわしい圧倒的存在感と太田垣氏の遊び心がつまったそのデザインは、13年に及ぶ連載で生み出されてきた“サンダーボルト版モビルスーツ”の集大成といっても過言ではないだろう。
■TBG ボマー
サンダーボルト・ガンダムといえば、その活躍シーンでも披露した可変機構も大きな特徴。しかし1/100スケールというサイズでは強度面等に不安が残るということで、今回変形の再現は残念ながら見送りに……なったのだが、その代わりとして竹内氏から提案されたのが、このモビルスーツ形態のパーツを複製し、それらを組み替えることでサンダーボルト・ガンダムの爆撃機形態、TBGボマーも作ってしまうという、アクロバティックな方法である。果たして今となってはどちらが楽だったのかは不明だが、これも完結記念の大盤振る舞い(?)ということでお楽しみいただければ幸いである。
■あとがき
『機動戦士ガンダム サンダーボルト』には、連載開始当初から関わっておりますが、まさかこんなに息の長い作品になるとは思っておりませんでした。長きにわたる連載と、完結までの執筆、本当にお疲れ様でした。
某月某日、多数の資料が届きました。カラー印刷された物や、細部の構造まで分かる膨大な量の印刷物です。何やら「Sガンダム」とだけ明記されており、物語のラストに登場する機体の情報のみを聞かされました。そして、それが「サンダーボルト・ガンダム」という、タイトルそのものを冠したMSであることを知ったのは、この機体が登場する最終話を「スペリオール」誌で読んだ時でした。最後の最後まで、いろいろと驚かされるストーリーでありましたね。
1/100スケール スクラッチビルド
サンダーボルト・ガンダム、TBG ボマー
製作・文/竹内陽亮
\作例の詳細や作例製作工程は月刊ホビージャパンに掲載中!/
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© 創通・サンライズ
竹内陽亮(タケウチヨウスケ)
ホビージャパンでもっともランボルギーニを愛するモデラー。カーモデラーとして培った高い工作技術を活かし、立体化企画「THUNDERBOLT MECHANICS」では第1弾の1/100ジム(サンダーボルト版)から参加。その後連邦系か、ジオン系かにこだわらず、数々の機体を立体化してきた。





















