ウェーブ 1/24スコープドッグに待望の「ターボカスタム」が登場!大森記詩が随所に凹みやウェザリングを加えOVAで描かれた“スクラップから再生された機体”のイメージに近づける!!【装甲騎兵ボトムズ】
2026.01.22
ATM-09-STTC スコープドッグ ターボカスタム[キリコ機]【ウェーブ 1/24】 月刊ホビージャパン2026年2月号(12月25日発売)
新生1/24スコープドッグシリーズ最新作! 待望のターボカスタムをウェザリング!!
この冬、『装甲騎兵ボトムズ』をこよなく愛する最低野郎たちに、最高の贈り物が到来する! ウェーブが2023年末より展開する完全新作1/24スコープドッグに、ついに大人気のターボカスタム仕様がラインナップされるのだ。名作・タカラ1/24スコープドッグとのコラボキット開発をはじめ、長年にわたり蓄積されたノウハウを結実させた“新生1/24”だけあって、そのスタイル、可動、ギミックはいずれも文句なし。そこで今回はプロポーション改修を行わず、ウェザリングに徹した作例をご紹介する。OVA『装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー』で描かれた“スクラップから再生された機体”の雰囲気を目指し、随所にベコベコと凹みを加え、徹底して使い込まれた風合いでフィニッシュ。エイジング表現の妙味を存分に味わってほしい。
▲製品は『ザ・ラストレッドショルダー』に登場する「タイプ20」と呼ばれる形状に準じ、最大の特徴である脚部ジェットローラーダッシュ装置を新造形。またミッションパックや7連ミサイルポッド、2連ロケットランチャー、ガトリングガン、左肩スモークディスチャージャーといった専用パーツが新たに同梱される
▲外観の改修は行わず、筆塗りとウェザリングで徹底して使用感を演出。装甲板の凹みは塗装表現ではなく、物理的にパーツや塗膜を“えぐって”表現している(方法は後述)
▲胸部ハッチを開けると、素晴らしい造形の操縦席とキリコフィギュアがお出迎え。細かいので筆による塗り分けが向いている部分だ
▲肩の7連ミサイルポッドから2発だけ弾頭を取り外してみた。左脇腹のガトリングガンは銃口からドリルで深く彫り直して奥行きを出した
▲各レンズパーツはタミヤエナメル塗料の各クリヤー色を使用し、ランナーを持ち手にして取り付け前に塗り分け。この際、表側ではなく裏側から塗ることで、クリアーパーツの透明感を損なわずに色を表現することができる
▲一切パーツを交換することなく降着姿勢に移行。腕をピンと伸ばしたまま接地できるのが「わかってる!」
▲新造形の脚部ユニット。くるぶしのターンピックが上下に動く他、目玉の後部ジェットローラーダッシュ装置が差し替え無しで展開する
▲足首の可動範囲が非常に広いので、ローラーダッシュ時のポーズもバッチリ
▲本体以上に酷使されているであろうヘビィマシンガン。エッジなどの塗装剥がれ表現と、硝煙によるススなどで使い込んだ雰囲気に仕上げた。キットにはバレルとストックの交換パーツが付属するので、ショートバレルのヘビィマシンガンを持つムーザ機も再現可能だ
▲アームパンチの伸縮するシリンダー部分を好みで金属色に塗り分けた
次ページ──筆塗り・ダメージ加工詳細
ⓒサンライズ
大森記詩(オオモリキシ)
彫刻家。作品制作と並行しながら、模型誌や映像作品・イベント用造形物の製作に携わる。HP:「kishiomori.com」